伊藤遊のレビュー一覧
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つくも神って、どんな神様なの?古道具に魂が宿っていて、そういうお化けのことを昔の人はつくも神と呼んだそうな〜へ〜。土蔵の中にしまわれている、しょうき様、根付、煙管、臼、風呂敷達が、つくも神になって、現代の子供達と交流する場面が、ワクワクする。Posted by ブクログ
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「暗夜鬼譚」に「宴の松原」が出てきたのを切っ掛けに、以前「えんの松原」を読んで面白かったのを思い出した。
同作家の本が読みたくなり購入。
児童文学としては良書。ただ、話が中途半端な気がする。
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伊藤遊さんで作者買いでした。挿絵が岡本順さんでますます嬉しい♪
狛犬のバディものなんて、発想が奇抜すぎてさすがです。
ただ狛犬だけに、かなり動きが制限されてしまう(なにせ石なので…)のが、お話のつくりとして不利だった気がします。
作者の伊藤遊さんは『鬼の橋』や『えんの松原』でとても濃厚で面白い平安物...続きを読むPosted by ブクログ -
両親と、中学になって『不良』になった兄と暮らす主人公。
最近、近所でボヤ騒ぎが起き始めた。
妙なものに遭遇したら?
それが『知り合い』だったら?
そんな不思議な状態の横で、古いマンション問題と
兄の不良の問題と、自分の友人間での立ち位置と。
女の子は面倒、と思わなくもないです。
幅を利かせていれ...続きを読むPosted by ブクログ -
んーん。残念だった。ファンタジーじゃなかったかあ。
おちゃらけ部分もなんとなく受け入れ難かったし、主人公を好きになれなかったし。
すれ違う感じ、あの頃のどうしようもない感じがリアルで嫌なのかもしれない。あの頃にトラウマがあるので。
ミナコとヨシカワが爽やかで好き。Posted by ブクログ -
H.26.12.始め
小さな頃遊んだモノたちが、あるボヤをきっかけにつくも神となって現れた。そのモノたちは何を言いたいのか。幼い頃の思い出が蘇ると同時に、今の悩みもほどけていく。Posted by ブクログ -
僕の名前がタイトルってんでちょっとプラス評価。
まあそれを差し引いても児童文学として結構優れているのではないかな。最後のオチは「なんじゃそりゃ?」だけど、続編やスピンオフ作品も作れそうな感じで、たっぷり内容がつまっている印象。Posted by ブクログ -
書店の平積で、なんとなく気になりました。
伊藤遊さんの「となりの蔵のつくも神」です。
元は児童書らしいです。読みやすく分かりやすい、ファンタジー小説。
「物には10年で愛着が付き、100年で魂が付く」と言われます。そんな言葉を思い出させる、やさしい物語。
さすがに大人が読むには、刺激がたり...続きを読むPosted by ブクログ -
元が児童書なので、語り口や雰囲気が穏やかな作品です。
主人公の小学生のほのかちゃんがとあるきっかけからつくも神達と関わっていくお話。
登場するつくも神達が微笑ましくて、顔が綻んでしまいますね。一方で、小学生の目線で感じる友人達との関わりあいの難しさや、グレてしまった兄や母との僅かに影の射した関係等が...続きを読むPosted by ブクログ -
もとは児童書なのでしょう。(きっと)
小学5年生、ほのかの日常におきる出来事の話。
近頃グレぎみのお兄ちゃんも何とかしたいし、同じマンションの住人でちょっと意地の悪い井上さんとは上手に付き合わなきゃならないし、学校のなかよし5人グループも女の子のことだからちょっと面倒。
そして、となりの大原さんの...続きを読むPosted by ブクログ -
うーん、なかなか良かったけど、もう一声欲しかったかも。雄一くんと龍平くんは、どーなったのかとかね。語られなかったけど、なんとなく分かるけどさ。
⭐の数を減らしてるのは、つくもたちのことが納得いかないからかな。え、あのままなの!?っていう。続編とか出て、直ってくれたらいいんだけどなぁ。さみしいじゃない...続きを読むPosted by ブクログ