新たな働き方として、従来の産業革命期の働き方である「赤ワーク(行動モード。強要)」と「青ワーク(思考モード。連携)」の組み合わせと切り替えが必要で、そのうえで伝え方である言葉が重要と説く。本書は「プレーブック」と称し、各場面における赤青の具体的なシチュエーションとフレーズ、期待する効果を描く。
約400ページあり仔細過ぎてややくどさはあるものの、どちらか一方ではなく「赤」「青」交互の必要性はなるほどと思わせる。特に青ワークの責任感を芽生えさせ主体性を育てる大切さはマネジメント経験者は誰もが感じるところであろう。