カワタアキナのレビュー一覧

  • ぼくは刑事です

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    ネタバレ

    帯に「警察小説でもミステリーでもありません」とあるし、小野寺さんの作品だし、バリバリ刑事のお話ではないんだろうなとは思っていたけれど、思っていた以上に恋愛話がメインだった。

    会話がけっこう多いので、ページ数の割にすぐ読み終わる。

    律は、いい人だと思う。
    こういう誠実な人に刑事として国を守ってもらえるのは安心。
    ただ、海音ちゃんを引きとるのは賛成しかねた。

    「大人になってからはもう、本当に付き合いたい人とだけ」、友人として「付き合えばいい。」という律の考えには大賛成!

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    2025年12月07日
  • ぼくは刑事です

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    ネタバレ

    小野寺さんの作品の中で最も刺さらなかった。
    なんて言うか、律が女々しいし、登場人物も、何かな、って。元カノの元カレのストーカー事件とか。
    そこ、律が出る幕じゃないから。普通に他の警察行けよって思ったし、警察内で職場不倫て・・犯罪を取り締まる人らがやる?
    そして、相手がシンママ&犯罪者娘で結婚反対する上司。結局、結婚できないってなり、相手亡くなるし。
    で、娘だけ引き取るって。何だかなぁ

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    2025年12月04日
  • ぼくは刑事です

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    小野寺さんの作品を読んでいるとよく思うこと
    (まだその件を続けるんかーい)

    その5
    しょーもない会話文が多いこと

    しょーもないと書けば失礼ですが、とにかく作中に会話が多い
    だけど、それが小野寺さんの作品の最大の特徴なのでしょう
    (そりゃ、そーだろう)
    テンポ良く書かれていて読みやすい作風なのです
    だから何冊も読んでしまうのかも

    正直、読む前からそのパターンはわかっているのになぜか読んでしまう…

    まんまと小野寺マジックに嵌っているひとりなのです


    その6
    は、また今度ということで…

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    2025年11月28日
  • ぼくは刑事です

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    若い刑事の日常の物語。
    ほぼ、刑事であることは関係なく、女性にもてそうな優男の日常独白みたいな感じでした。

    延々と過去の女性遍歴が綴られたり、親族の紹介などもあってだからなに?と首を傾げつつ読み進め。感動するほどでもないががっかりしたわけでもなく、ああ、そうなんですね、という読後感。
    もっといらない箇所(あくまで私にとって)をはしょってもらってもよかったな、水増し感のあるボリュームだったなと思いました。

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    2025年11月20日
  • ぼくは刑事です

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    刑事ものではあるが、普通の刑事ものではない。
    刑事を仕事としている普通の男性の、その普通の男性目線での刑事もの。

    いわゆる事件、警察が取り上げるような事件も起きる。でも、刑事である男性が眺めるレベルでしか事件は語られない。
    むしろ男性にとって時間が起きるのは私生活。
    その私生活を淡々と過ごし、葛藤する。
    そして、その私生活には、警察官という職業が制約をかけてくる。
    真面目で素直な男性の姿が淡々と描かれる物語だった。

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    2025年11月07日
  • ぼくは刑事です

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    ネタバレ

    淡々と切なかった。
    海のはじまりとかぶつてるなぁと。
    実の娘ではないけど元恋人の娘。海も被ってる。
    警察官の身辺調査のことは親戚に似たような話しがあって聞いていた。今回の父親の傷害による実刑はアウトなんだ。厳しい。一度でも犯罪歴があれば✕か。芸能人なんて何回でも覚せい剤とかで逮捕されてもまた復活してくるけどね〜。
    最後は大丈夫だったんだよね?海音ちゃんのために無事でいてよ!

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    2025年11月05日
  • ぼくは刑事です

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    小野寺史宜さんは好きな作家さんのひとり。
    小野寺さんの作品を読みながらよく思うのが、関東、特に東京の地理がわかるとより物語を身近に感じて、物語に入り込めるだろうなぁ、と。
    実際、私は大阪が舞台の小説で具体的な地名が出てくると、その町の中に身を置いているような錯覚を楽しめるから(笑)

    さて、本作『ほくは刑事です』
    タイトルに「刑事」が付くけれど刑事小説でも、ミステリーでもなく、読み始めたら「あぁ、小野寺節だ…」と。

    刑事であるぼく=律(りつ)の2年間が春・夏・秋・冬と季節ごとに描かれる。
    会話文が多いので、ドラマの場面のようでさらさらと読めた。

    「将来のため」という言葉はよく口にしてきたし

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    2025年11月02日
  • ぼくは刑事です

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    なんでしょう?ほんわかした小野寺劇場?日々時間に追われ、休みもプライベートも無い若手刑事の事件以外の日常生活のお話。
    結婚を考えた彼女と別れた数ヶ月後に事故で亡くなって、その娘を引き取る?現実的にどうだろ?いくらなんでもないかな、、、

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    2025年10月19日
  • ぼくは刑事です

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    ぼくは刑事で訓練はしているのだろうが、刃物を出されたら怖いだろうなー。最後の展開は、ほとんどの人がしない選択だと思う。

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    2025年10月06日
  • ぼくは刑事です

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    主人公の想いや気持ち回想が描かれていて、とても素敵な人なんだなっと思いました。
    私にはやや単調で途中で断念してしまいました。

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    2025年09月30日
  • ぼくは刑事です

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    凄く気になるところで終わった。
    でも、多分小説の後の物語も大丈夫。

    小野寺さんの作品の登場人物は、いつも色々考えてて優しい。だから読むの大好きなんだけど、毎回思うのがいい人すぎるんだよなー。って事。友達にはなれるけど親友とか恋人にはなれそうもない感じ。
    熱をあんまり感じないのかも知れない。
    って毎回思うからこの感想も書いたかもな。

    今回の作品、いつもの作品よりもなんだかあっさりしてたなー、小野寺さんの文章が。

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    2025年09月12日
  • ぼくは刑事です

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    ネタバレ

    刑事である律を中心に、彼女でシングルマザーの澄音やその娘の海音との日常が描かれる。
    刑事が主人公だけど事件の話はまったく出てこず、淡々と、本当に淡々と話が進む。

    刑事も一人の人間だし、それぞれに人生がある。
    そして、事件の犯人にも人生があり、その家族にも人生がある。
    律たちの生活や人生が描かれる中で、ふんわりとそんなことが伝わってくる小説だった。

    唯一話が大きく動いたと感じたシーンは、澄音の父親と海音との3人のシーンと、律が事件の被疑者を捕えようと対峙するシーン。(別に作者はここを見どころとして書いたわけではないと思うが。)
    基本的に受容タイプの律が、明確に意志を現した場面だと思うし、だか

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    2025年08月31日
  • 忘れられたその場所で、

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    決してつまらなかったわけじゃないんだけど、「その描写いる?」という部分も多かったかな。
    主人公?の刑事・浩明の同僚である絵美。シングルマザーの女刑事ってことで結構深堀されてたけどそんなに感情移入できるわけでもないし設定がそこまで物語に活きてなかったような。
    美和目線の話も、大間知家の闇や差別・迫害についての別視点を描いているんだろうけど、、美和の兄とかなんであんなに攻撃的なのか終始意味不明だったw
    「人ならざるものを見てしまう」美和の能力も、そこまで必要だったのかな?という感想。

    【追記】
    読み終えてから知ったんだけどこれ「七重町シリーズ」っていうシリーズものなのか~
    他のシリーズ知っていた

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    2022年06月10日
  • 忘れられたその場所で、

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    いろいろな設定が空回り〜その設定、必要ですか?の連続。
    社会派ミステリー&幻想ホラーね…
    終わり方も唐突な感じ。

    ハンセン病についてはとても勉強になりました…

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    2021年07月20日