ポール・ジェンキンスのレビュー一覧

  • インヒューマンズ

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    MCUではドラマが派手にコケて、目立たないインヒューマンズ。ぼくも、「インヒューマンズの王様、ブラックボルトは声がでかすぎて話せない」以外のことはよく知らなかったんだけど、これはおもしろかった!

    王位を巡る王宮の陰謀劇を軸に、話は展開していく。ブラックボルトの弟であるマクシマスの策略でロイヤルファミリーが疑心暗鬼になっていくなかで、様々な理由から真意を周りに伝えられず孤立するブラックボルト。「話せない」というブラックボルトの特徴を「王の孤独と責任感」に重ね合わせてキャラクターを深掘りしていくのが斬新だった。こんなの読んだら、ブラックボルトの事が好きになっちゃうな。

    キャラ紹介も丁寧だし、話

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    2018年10月16日
  • インヒューマンズ

    Posted by ブクログ

    宇宙から来たクリー人に遺伝的に改造された人類の子孫、インヒューマンズをメインで描いた作品のうち第2シリーズを邦訳。アイズナー賞を受賞し、ここからインヒューマンズは単独シリーズが続くようになったとのことだが、その評判にたがわぬ面白さであった。
    声を発することができない王、ブラックボルト。もちろん意思疎通は出来るが、その特性を象徴として、王としての責務から話すことのできないことを重ねて、彼の孤独を描く方向に持っていくのは非常に興味ぶかい手法だった。
    ブラックボルト主体なのだけれど、それを描くうえで使うモノローグはたまにしか使わず、主体は周りの反応で描かれてゆく。それはすなわち、読者もブラックボルト

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    2018年07月29日
  • X-MEN ウルヴァリン:オリジン

    Posted by ブクログ

    X-MENの一員、ウルヴァリンのビギンズ話。
    何故ウルヴァリンはローガンと呼ばれるのか?
    何故最近はジョン・ハウレットと呼ばれるのか?
    これを読めば分かります。
    ウルヴァリンから想像される物語を裏切り「ハックルベリー」な物語から始まります。
    そして第一部での驚きのツイスト!これは騙されました。
    悲しすぎる物語なので元気なときにどうぞ。

    ウルヴァリンはウェポンX計画で記憶触られまくってるから、これが本当の背景かはどうでも良くなってます。まだまだ違う話が描けますよ。

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    2011年07月21日
  • X-MEN ウルヴァリン:オリジン

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    基本的にワクワクする展開で飽きないいい作品だった。
    幼少期のローガンという名前のミスリードやみんなが知るウルヴァリンになっていく過程も良かった。

    ただ、少し物足りない感もあったと思う。
    今のローガンに繋がる要素が、もうちょい欲しかった(プロットの内容だとやり過ぎだけど)

    ていうか裏話長すぎ、基本嬉しいものなんだけどあれは流石に長すぎてうんざりした

    #ドロドロ #ドキドキハラハラ #切ない

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    2025年03月17日
  • インヒューマンズ

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    派手な戦闘はなく、政治色が強いので、かなり大人向けの作品だったと思う。
    自国が襲われているのに、何もしないブラックボルトにもどかしさを感じるけど、一応最後には納得いく理由だったと思う。
    国を救うために自国民危険に晒したり、そもそも生まれ持った才能(能力)で階級が決まるとか国家というものの不完全さを皮肉った感じも良かった。

    #ドキドキハラハラ #深い #じれったい

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    2025年02月21日
  • X-MEN ウルヴァリン:オリジン

    Posted by ブクログ

    これも、映画を元にしたコミカライズだと思っていましたが、そうではなくて、こっちが先だったようです。
    そんなんばっかりやな。

    うーん、つまり、ジェームズは、ドックと兄弟だったとか、そういう話なのかな?
    映画でも、そのあたりは、微妙な感じだったような記憶が……。というか、映画では、ジェームズが、サイバートゥースだったっけ?あれ?あんまり記憶がありません。

    まあ、映画とアメコミは、また違う世界の話ではあるので、あんまりこだわっても仕方ないのですけどね。

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    2011年02月06日