サルバ・エスピンのレビュー一覧

  • デッドプール Vol.8:オール・グッド・シングス

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    デッドプール第3シリーズ最終巻。「家族」をテーマにしたこのシリーズで起きた様々な事件を経て感じたことを活かし、デッドプールが自分についての理解を深めていく流れは非常にきれいにハマっている。最終話付近の敵はそれほど盛り上がる相手ではないものの、しっかり前の要素を使っている上にデッドプールのイカれた傭兵らしい活躍を見せるのに適した相手で良かった。
    クロスオーバーに巻き込まれてとんでもない結末を迎えはするのは残念だが、そこはマーベルコミックスの常だ。今後のシリーズでこの第3シリーズで熱かった要素が上手く使われると良いなぁ、と期待しつつ読み終える。
    なお、サブキャラを深める話やインフィニティ・ガントレ

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    2017年12月31日
  • デッドプール VS. カーネイジ

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    お馴染みデッドプールが凶悪殺人鬼にしてモンスターのカーネイジと戦う、というタイトルの通りのシンプルな二人の戦いを描く作品。

    強力な再生能力持ちかつ二人ともためらわない性格があることから、苦手な人にはきつめの描写も多いのだが、そこはデッドプール。体がどんな状態になっていてもコミカルな発言を忘れないので、作品全体の雰囲気としては割と軽くなっているのでバランスはとれているのではないだろうか。

    それでいて、ストーリー的にも「狂気」をキーワードにしっかり二人のやり取りをつなげていて、どんな結末にするのか楽しみながら読めたのがすごいところ。カーネイジと行動をともにする女性の存在も合わせて、実に面白い落

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    2016年08月11日
  • デッドプール VS. カーネイジ

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    ネタバレ

    この2人の戦闘だからめちゃくちゃだろうなと思ったら、案の定ひどいことになった。デップー、カーネイジに精神的ダメージを与えるためにかなりひどい手を使ったなあ。カーネイジに恋人的な人がいるのが意外。

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    2021年08月26日
  • ウルヴァリン:シーズンワン

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    ウルヴァリンのカナダ時代の話がうまくまとまっている一冊。野生の中で育って人間性を失っていた様から、ハルクと戦った伝説的なエピソード、カナダ政府の作戦行動とよく用いられる要素をハドソン夫妻との交流させながら綺麗にまとめ上げている印象。新鮮さはないもののわかりやすいのでウルヴァリンを理解したければこの一冊を読んでも良い。
    シーズンワンシリーズの例にもれず、最後に関係のないウルヴァリンの話が試し読みで載っている。これがジーン・グレイ学園の校長としての話なのでまた全然時代感が違っていてちょっと困惑。宣伝するにしても他になかったのだろうか。ないんだろうな。

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    2017年08月12日
  • デッドプール:バック・イン・ブラック

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    ヴェノム誕生の経緯にはデッドプールが関わっていた!?なんて刺激的な一冊。
    『デッドプール』らしいふざけたノリで軽いアクションを楽しみつつも、スパイダーマンの切ない感じを散りばめて巧妙につなげられていて、読んでいて非常に楽しかった。
    惜しむらくはヴェノム誕生の経緯が最近の邦訳では読めないこと。実際に読んでみないとその絡め方の妙は味わいつくせないなぁと。
    パワーパックが出てくる作品、というだけでもレアなのでぜひ。

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    2017年07月09日