野村駿のレビュー一覧

  • 夢と生きる バンドマンの社会学

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    音楽を生活の中心に据えて、練習時間が欲しくて転職したりする人が多いなと感じて読んでみた。
    よく考えると、サッカーや野球などのスポーツ、イラスト制作や執筆なども同じだと思えた。

    やりがい、お金、余暇の考え方ははその時の状況によって変わるし、やりたいことも飽きてしまうこともあるし、続けられるかという不安に苛まれることもある。やりたいことよりも、裁量の大きさなどがやりがいにつながることもあるし。
    ただ、職種と業種のどちらかは興味のあるものがいいと感じる。

    バンドマンから広がってしまったが、働き方などいろいろと考えさせられてしまった。

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    2024年04月25日
  • 夢と生きる バンドマンの社会学

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    仲間と良い音楽を作るため時には過酷なスケジュールとギリギリの生計の中で生きるバンドマンの言葉を収集しライフスタイルを分析した本。バンド活動の最中でどのような葛藤や心境の変化が現れるのか。非常に興味深い研究でした。夢とは何かを考える人におすすめ。

    夢を追うきっかけ、ライフイベント、周囲の声、夢を諦めるタイミング、節目ごとに読む事ができます。

    バンドマンの多くが活動のためフリーターとして生活をする。やがて生活に限界が来るメンバー、結婚のためバンドを離れる話、音楽事務所へ所属を決めたものの生活への不安、自分たちの音楽が作れないという悩み、など知らない話が多く楽しめました。BCリーグなど下部組織の

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    2023年12月27日
  • 夢と生きる バンドマンの社会学

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    テーマに興味があったので読んだが、かなり精密にバンドマンを分析している。しかし、大前提で人間を、それも若者で、かつバンドマンという芸術分野を志す者たちに一貫性はなく、流れの中に常にいるので、推し量れないのでは?と思った。真摯な取材と分析には脱帽。ただ、そういうことじゃねえんだよと思ってしまった。

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    2025年03月18日
  • 夢と生きる バンドマンの社会学

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    私自身がバンド好きであり、バンドマンの生き方、特にバンドで食うことを決意した者と、道半ばで諦めた者のことが気になり、本書を手に取った。

    結論として述べられている、「世間が、若い頃は「夢を追いなさい」と言っているのに、実際に夢を追う若者を世間は支えてくれない」との評は、なるほどと思った。
    若者の人生の選択肢が増えた現代だからこそ、その選択をすることによる将来への影響(リスク)もきちんと理解したうえで選択することが大事であり、大人がこのことを若者にしっかり伝えることが大人の責任であると思った。
    ここでいう選択肢とは、バンドに限らず、音楽、美術、スポーツ、文学もそうだし、それこそブルーカラーやホワ

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    2024年10月19日
  • 夢と生きる バンドマンの社会学

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    若い時にライブハウスによく行っていたが、あの時見ていたバンドのメンバーの顔を思い出し切なくなった

    見る側も、年齢を重ねるごとに見ることを続けていられなくなる あの時は楽しかったし後悔はないけどね

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    2024年04月28日
  • 夢と生きる バンドマンの社会学

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    ロックバンドとは全くの無縁であった社会学者である著者が、若者の”夢追い”という営為を理解するために、ロックバンドで自身の夢を追っている/追っていた数十人にインタビューをしながら記された論文がベースとなった研究書。

    私自身も若干のインターバルはあれど、18歳からもう20年以上、ロックバンドでの活動を続けており、あまりにも対象との距離が近すぎることから、本書の内容を客観的に評するのが率直に難しい。

    それでも、個人的に感銘を受けたのは「なぜバンドは音楽性の違いで解散をするのか?」という点への考察である。

    もちろん、音楽性の違い、というのが単なる表面的なジャーゴンに過ぎず、その実態は千差万別であ

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    2024年02月25日
  • 調査報告 学校の部活動と働き方改革 教師の意識と実態から考える

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    P.40
    本性の検討で明らかになった知見は、次の四点である。
    ①働き方に対する意識については、八割を超える教員が、「仕事が忙しい」と感じる一方で、「仕事にやりがいと感じる」と答えていた。働き方に対する意識の均質性・共通性が指摘できる。
    ②部活動に対する意識については、部活動顧問に対するストレスと楽しさをめぐって、教員集団が大きく三つに分化していた。意識の面での多様性が指摘できる。
    ③誰が部活動にポジティブな意味づけをしているのか、またネガティブな意味づけをしているのかを調査した結果、前者には若手教員と男性教員が、後者には年配教員があてはまることが分かった。教員の置かれている状況によって部活動に

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    2023年06月19日
  • 調査報告 学校の部活動と働き方改革 教師の意識と実態から考える

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    主に部活動を中心とした、働き方改革の資料集です。
    様々な立場に立って、働き方改革を考えなければならないなと感じました。

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    2022年01月30日