デイヴィッド・ローベンハイマーのレビュー一覧

  • 食欲人

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    人間のタンパク質を摂取したいという欲求は強力で、満たされない場合に、脂肪や炭水化物の過剰摂取に走ってしまう。
    商品価格は、タンパク質が多いほど高額(健康的なものも安くない気がする)になる。
    健康的な身体やスタイルが、豊かさの象徴になりつつあると。また、不健康な人は医療費がかかって余計に格差が広がっていくのではないかなと。

    あとは、研究者の方々の根気強さには脱帽です。

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    2025年11月19日
  • 食欲人

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    面白かった。読むべき。
    後半、加工食品や食品メーカーへの警鐘強めなメッセージになっている点はご愛嬌。

    ざっくりとこれ読んで知れる事は2つ。
    1. 人間以外はどうやって必要な栄養素を選別して適切な食べ物を食べているのか?
    2. 虫や動物は必要な栄養量に従って食料を摂取できるのに、なぜ人だけは食べ過ぎるのか?

    一時期クワガタを飼育ブリードしていたので特に1.は興味深かった。
    クワガタの場合、どれだけ大きな個体を羽化させるか?がとても重要な要素になっており、そのために幼虫時期に食べさせるエサは何が良いのかはとても大きな関心事です。
    この本で述べられているタンパク質量による食料摂取量調整は結構重要

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    2025年07月16日
  • 食欲人

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    生物の食欲の正体は「タンパク質への欲求を満たすためだった」という、なかなか衝撃的な内容。単純化していえば、タンパク質を必要な量だけ摂取してしまえば満足できるのだとか。ただし高タンパク・低炭水化物の食事だと長生きはしづらいなど、最初から最後まで興味深いです。Audible で聴きましたが、おそらく後からもう一度聴き直すと思います。

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    2025年05月13日
  • 食欲人

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    ネタバレ

    論文の正当性をしっかり自分の目で確認する必要はあるが、とても有益だった

    ・タンパク質は大事
    ・年齢によって、また目的によってもタンパク質の摂取量を変化させる必要がある
    ・低タンパク質/高炭水化物は長寿
    ・高タンパク質/低炭水化物は低寿命の代わりに生殖能力が高くなる
    ・比率が大事
    ・超加工物は避けた方がいい、つまるところお菓子やジュースの摂取をなるべく避けた方がいい

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    2024年12月22日
  • 食欲人

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    タンパク質の摂取基準量に達していないと、その他の食品からタンパク質を補おうとして余計なカロリー摂取量が増える

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    2024年12月03日
  • 食欲人

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    食に関心あるタイムなので読んでみた。
    自分自身ご飯食べる量が増えてきて、当然体重も増えているからキツイ内容だった。キツイというか、ぐさっと刺さる。
    読んでいて思ったのは、今後はタンパク質をもっと意識して食事をしなきゃいけないということだった。パンを山ほど買って食べたり定食屋でご飯大盛りにしたり。
    できるところから少しずつ学んだことを実践していきたい。超加工食品は極力食べない。と誓う。
    良質なタンパク質、炭水化物、脂質ってたとえばどんなだろう。気になることが増えてきた。
    なんとなく食べ過ぎちゃう、お腹周りが気になる人に読んでほしい1冊。

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    2024年11月27日
  • 食欲人

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    昆虫から始まり科学的に食欲を解説しているので非常に面白い。
    現代においてなぜ肥満が増えているのかも納得のいく理由だった。
    タンパク質の適切な摂取がとても大事だと感じた。

    タンパク質を適切に取ることで自分の食欲のコントロールもしやすくなることを学んだ。

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    2024年06月21日
  • 食欲人

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    日本語のタイトルは絶対に変えた方が良いと思いますが、内容は非常に興味深いものでした。海外の学者の方々の35年に亘る研究成果ですが、分かりやすく面白く読むことができました。我々生き物の食がこの様な原理に支配されているとは全く思いもよらず、今まで健康のためとか、老化を防ぐとか、ダイエットとか言っていたことは何だったのだろうとガックリしました。 これからは食欲を信じて、不健康なカロリー増加につながらない様な低タンパク質食を摂っていこうと思いますが、いったい何をどのくらい食べたら良いのでしょう。分からなくなってしまいました。今日のお昼に食べようと思っていたカレーパンはやっぱりダメでしょうか?プロテイン

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    2024年06月22日
  • 食欲人

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    ネタバレ

    生物は自分に必要な栄養をどうやって判断し摂取しているのか。
    考えてもみなかった謎だったけれど、とても面白かったです。
    そして、どうして人間は自分の食欲を制御できずに肥満になっていくのかについて、なるほどなぁ〜と。

    様々な研究があり、いろんな考えた方がある。
    一概に食品添加物や超加工食品がすべて悪いとはいえないし、この便利な世界を今更放棄することもできないけれど、あきらかに人工的な食事に頼るのではなく、健康に生きられるにはどんな食べ物を選べばよいのかを考えるきっかけになりました。
    と、言いつつアイスクリームもポテチもチョコだって食べちゃいますけどね。でも、体に良いか悪いかという線引きが自分の中

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    2025年08月23日
  • 食欲人

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    # 食欲と生物の進化についてゆるく学べる一冊

    ## 面白かったところ

    * 動物の栄養バランスをとるための食欲のメカニズムが面白かった
    * やはり精製食品は悪、賞味期限が書いてない生鮮食品は正

    ## 微妙だったところ

    * 特になし

    ## 感想

    動物の食欲は、PFCバランスを取れるように促すアルゴリズムは、まさに遺伝子の方舟であるように思えた。
    〇〇が食べたい。と具体的に食欲を表明する人間がいて、自分にはその理屈が当時がわからなかったが、人間も同じように、食欲をコントロールするホルモンがあるんだと理解できた。
    人の食欲はテキトーであるように見えて適当である。

    他に面白かったこととして

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    2025年06月27日
  • 食欲人

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    食欲の正体はタンパク質欲を満たすための行動だったと知った。自然に生きている動物は健康的な食事をしていることに驚いた。タンパク質を摂り過ぎると寿命が縮まるが、生命を増やそうとする。健康によくないとわかっている商品もあるが、企業の利益のため規制されにくい。
    知らないことを知れて良かった。

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    2025年05月18日
  • 食欲人

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    虫の話かよ!と思ったら、そこからの広がりが面白かった。
    僕はもともと研究者だっただのけど、研究という意味でも面白かった。
    最後まで読むと自分にどう活かしたら良いかもわかる。
    今日はさつまいもを食べることにする。

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    2025年05月08日
  • 食欲人

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    お腹がいっぱいなのに、何か食べたい。
    そんな時がよくあるが、その理由がわかった。
    タンパク質の必要量を摂取するまで食べ続けてしまうのだ。
    また、超加工食品の恐ろしさを改めて再確認した。
    スナックが食べたくなったら、タンパク質が足りないということ。
    健康でいるために気をつけよう。

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    2025年04月05日
  • 食欲人

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    昆虫~人間まで食に関する膨大な調査を行った、ある学者達の記録。小説ではないのに、ワクワクする展開。

    そういえば、先日プロテインバーを食べたら、速攻で食欲が収まったのを思い出した。なるほど…タンパク質がカギなのか!ダイエットの概念が変わった。

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    2025年03月29日
  • 食欲人

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    原題『Eat Like the Animals』の方が内容を良く表している。「栄養幾何学」の概念を立ち上げたオーストラリアの生物学者2名が30年の研究成果をまとめた本。帯には“圧巻ノンフィクション”とある。正直、経過記述は冗長な感じがしたが、その成果はまさに圧巻だ。

    「タンパク質欲が満たされなければ、動物はそのまま食べ続ける。いったん十分なタンパク質が得られれば、摂食を促していた食欲は止まる(p360)」

    年代によって変化する自分の「タンパク質ターゲット」を意識し、「超加工食品」は極力避けよう。かみさんからは「私が出すもの食べてれば大丈夫」と言われているが。

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    2024年12月28日
  • 食欲人

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    なかなか痩せなくて困ってる人は、これを読むと自分の状況がわかるようになるかもしれない。
    ヒントはタンパク質だ!

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    2024年11月08日
  • 食欲人

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    食欲とは何なのか、食欲をコントロールして健康的な身体を維持するにはどうするべきかについて、昆虫(バッタ・ショウジョウバエなど)やその他動物(イヌ・サルなど)に対する実験を元に考察した本。研究の経緯や手法についても分かりやすく記述されており、知的好奇心を満たす内容であった。

    筆者によると、食欲を支配しているのはタンパク質だという。動物は一定の量のタンパク質を満たすように食事をする。したがって、高タンパク質の食事であれば炭水化物や脂肪が減って摂取カロリーが少なくなる。一方、低タンパク質の食事であれば炭水化物や脂肪を過剰摂取して摂取カロリーが多くなる。ただし、高タンパク質の食事も一長一短である。ハ

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    2024年10月08日
  • 食欲人

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    おもしろかった。人間だけでなく、動物や昆虫などすべての生きものはタンパク質欲が満たされるまで食べることを止めない。ただしタンパク質が必要だからと言って高タンパク低炭水化物の食事を続けると、寿命が短くなってしまうという。低タンパク高炭水化物(質のよいもの)の食事だと寿命が延びるそうだ。

    特に印象的だったのは、食品企業の生き残り戦略だ。企業が作り出す加工食品は食物繊維とタンパク質を削ぎ落し、我々の体に備わる食欲システムのブレーキを解除してしまうように設計されていた。だからいくら食べても必要なタンパク質が満たされず、必要以上に食べ続けてしまう。さらに砂糖などの中毒性のある添加物を加え、パッケージも

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    2024年08月26日
  • 食欲人

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    たべてもたべても食べたくなるのはなんでだろう?と思ってよみはじめた たんぱく質がたりてなかったのかもしれない 目的や年齢によって必要な栄養素が違うと言うこと、言われてみればそうだよなと思った

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    2024年08月14日
  • 食欲人

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    【良かった点】
    ・人間は摂取する栄養をどのようにコントロールしているのか、という問いに多様なデータから丁寧に答えている。事例も多く、数値データの羅列は少なめで比較的理解しやすいのではないか。

    ・研究が泥臭い作業の連続であるというエピソードを挟むことで、各データの重みも熱意も伝わる内容になっていた。


    【微妙な点】
    ・データに対してついている説明文に違和感があり、原文も本当にそうなのか?と思わされる部分が何箇所かあった。バッタはタンパク質欲が支配的という結論に、そこまでこのデータで言えるか?と思って数ページ読み返してしまった。

    ・後半の健康への警鐘が長過ぎる。気持ちは分かるが前半との連続性

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    2024年07月21日