もつおのレビュー一覧

  • 高校生の娘が精神科病院に入りバラバラになった家族が再び出発するまで【電子限定フルカラー版】

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    まさに摂食障害の娘をもつ母として、この本の中のお母さんの気持ちがひしひしと胸に迫り、涙が止まらない。
    本人も大変だけど、家族も大変。
    お母さんがもつおさんを入院させるまでの葛藤は、もうヒリヒリするくらい。

    これを家族自身が書くのではなく、当事者であるもつおさんが家族の大変さに気づいて書いた、ということがすごいな、と思った。自分のせいで家族を巻き込んでしまったっていう思いがどうしたってあったでしょうに、聞くのも書くのもしんどかっただろうな、と思う。

    でも、お母さんが言っているように、「あの時の経験は家族にとって必要なことだった」のだと思う。
    私にとっても多分、必要なことなんだと思って、なんと

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    2025年10月13日
  • 高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで

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    当事者の気持ちがマンガを通してよくわかった。
    私には摂食障害を発症して半年になる娘がいて、彼女の気持ちを少しでもわかりたくて読んだ。娘とは症状が違うし、強迫性障害はないし、気持ちもみんな一緒ではないだろうけど、娘の気持ちを推し量るにとても役立った。

    もつおさん、これ書くの、辛かっただろうな…
    何より、もつおさんが好きなことを見つけて、病気を受け入れ、回復されている姿が励みになります。
    私も娘に寄り添っていきたいな。

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    2025年10月13日
  • あの頃世界のすべてだった学校と自分への呪いにさよならするまで

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    高校時代の鋭敏な気持ちを思い出す作品。グループって自分の息ができる場所だよねー。1人でいられる子は強い。

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    2025年08月17日
  • 高校生の娘が精神科病院に入りバラバラになった家族が再び出発するまで【電子限定フルカラー版】

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    前作の家族視点
    お父さんが開業医ということで最初から理系を選択するのが当たり前ということだったが姉は医者になるのを求められていなかったのかな。
    家族の期待って難しいよねー。子供に期待しないでおこうとは思っても最低限ここぐらいはという思いが家庭によって違うんだろう

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    2025年08月17日
  • 高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで

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    ネタバレ

    強迫性障害と摂食障害を持った女子高生のコミックエッセイ。
    「触らないと悪いことが起こる」頭の中の神様が命令をしてくる。
    突然聞こえてきたその声は、無視すればするほどエスカレートしていく。
    おかしいことだと自覚はあるが、言う通りにしないと気がすまない…。
    自分の中にも似たような神様がいるので、感情移入してしまい読んでいくのがしんどかった。
    だけど主人公が好きな大学に行き、だんだん症状が良くなっていく姿を見て勇気をもらえた。
    こんなくだらなことばかり気にしてばかばかしいと自己嫌悪せず、主人公のように症状と向き合い、好きなことに生きがいを見つけていきたい。

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    2024年11月18日
  • 高校生の娘が精神科病院に入りバラバラになった家族が再び出発するまで【電子限定フルカラー版】

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    摂食障害という本人にも家族にもとても辛い状況を漫画で表すことで気持ちが和らぎます。実際には深刻で重い家庭の空気だったかと思います。
    私は摂食障害の娘を持つ父親です。苦しむ娘を見て辛い毎日ですがこの漫画を見ると少しだけ緊張感を緩めてくれます。

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    2024年03月03日
  • 精神科病棟の青春 あるいは高校時代の特別な1年間について

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    ネタバレ

    入院か在宅かの違いはあれど、同じ摂食障害の治療を受ける患者として、自分に重なるところがたくさんあった。読みやすく、一気に読んでしまった。私も、主治医はいつ治るか教えてくれないし、最初は精神科への偏見だらけだったし、母と私の現状を受け入れてくれた親友以外とは関わりを絶ちたくなったこともあるし、共感の嵐。他の入院患者さんも苦しみと闘っていると気づいた場面や、ミハルさんが「自分は」どう思うかを口にできた場面はとても勇気をもらった。泣いていた。出会えて良かった。紹介してくれた、関心を寄せてくれた母に感謝。この本を出してくれたもつおさんにも感謝。

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    2024年01月04日
  • 高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで

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    気持ちの整理ができました

    Yahooニュースの記事から読んだのですが、かわいらしい絵柄と、心の奥を突き刺すような内容で、すぐに購読しました。現在、50代ですが、思春期の頃に経験した生きづらさを思い起こされ、共感しました。著者のように自覚はなかったけど、摂食障害と強迫性障害が自分にもあったのだと思いました。最終話で、主人公のもつおちゃんが自分の中の「神様」と訣別したことで、自分の中にあったモヤモヤした気持ちも同時に昇華されたと思います。

    #癒やされる #タメになる #深い

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    2023年09月09日
  • 高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで

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     心が壊れていくのって、何かしらの大きな事件とか事故とかに遭ったというトラウマみたいなものだけがきっかけになるわけじゃなくて、この本にもあるような日常の小さな認知の歪みや不安の積み重ねからも起きると分かった。むしろ、そっちの方がリアルだとも思った。

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    2023年04月10日
  • 高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで

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    かわいい絵のタッチと優しい言葉で実体験が綴られていて、少し重い内容ですがスラスラと読めました。
    誰もがちょっとしたきっかけで心の調子を崩してしまう世の中だと思うので、ありのままの体験をこのようにまとめてくださってありがたいですし、それに触れることができてよかったです。

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    2021年09月28日
  • 高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで

    購入済み

    ありがとう

    下息子が中学に入り、不登校になってしまいました。今でいうワーママで、下息子を産んだ年齢もそれなりに高く、母体のせいで何かが足らない状態でこの世に産み落としてしまい、もしかしてちゃんと大人にならないのではないかと不安な日々を過ごしています。もつおさんの作品を読んで、もしかして下息子も、親があるべきだと思っているのとは別の人としての才能があり、今の生活に彼の素質が活かせる機会が無く、心身を消耗仕切っているのかもと確信することができました。下息子がこれ以上心身を壊さないですむ世界が見つかるように母親として見守りたいです。もつおさんも心身の健康を保ちつつ、ますますご活躍できることをお祈りしてます。

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    2021年07月30日
  • 高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで

    ネタバレ

    ギャオギャオ!

    これを読んでとてもとても言いたくなったことだけ。

    すごく追い詰められた主人公が
    命の危機くらいまで体重を減らして
    とうとう入院するのですが。。。

    入院先で
    おそらくこれは認知行動療法だな、
    と思われる治療を受けています。
    (私は拝啓アスペルガー先生などを読んでます)
    それを見て

    エェーー!!!
    ちょっと!?
    入院する前にもできたんじゃないの??
    こんなに作者が追い詰められるまで
    なんでそれ出さなかった?
    出せなかった?
    しんどいギリギリまで体験させることが大事だった?

    よ、よくわかんないよ…!!!


    と、思いました。
    日本の精神科治療っ

    #泣ける #タメになる #深い

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    2021年05月06日
  • 高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで

    購入済み

    神様がいる人の辛さ

    エッセイ漫画が好きで読んでいるのですが、個人的には一番刺さりました。
    私も過去に作者の方のように強迫観念に囚われていた事があります。もちろん誰にも言えず、言いたくなかったので、作者さんが誰にも自分の中の神様の存在をいえなかった事に大変共感しました。そんな、神様がいた頃のこの体験を漫画にするのはとても勇気がいったと思います。形にしてくれた事に心から感謝します。
    かわいいイラストでもリアルな心情や過程が描かれていますので、強迫観念や摂食に問題を抱えていたり、影響を受けそうな方は慎重に読まれる事をオススメします。
    私自身も気をつけながら読みました。
    その上で、「自分と同じ人がいたんだ」「きっ

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    2021年02月28日
  • 高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで

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    変な宗教にハマった話かと思ったら、ひょんなことからメンタル不調→拒食症になってしまった女性の話。復活できてよかったが、どんな人にもあり得るって言うのがよくわかる話だった。辛かっただろうなぁ。

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    2025年11月27日
  • あの頃世界のすべてだった学校と自分への呪いにさよならするまで

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    ネタバレ

    自分の中学生のころも同じクラスの違うグループでこういうギスギスした感じあったなぁ…と見てて胸が痛くなった。
    それでやった方は全く覚えてないんだよね。

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    2025年10月16日
  • 高校生の娘が精神科病院に入りバラバラになった家族が再び出発するまで【電子限定フルカラー版】

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    『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』と併せて読んだ。

    こちらはもつおさんのご家族の当時の状況について、お母様から聞きながら書かれたもの。
    前作である『高校生のわたしが〜』を読んでいなくても、もつおさんに起きていた事の流れが分かるようになっている。

    お母様がよく病気に向き合って、葛藤していた事が分かったのがいちばんよかった。
    前作でも気にかけてくれていたのはお母様だったと分かっていたけど、思っていた以上に調べたり本を読んだりしていたのだなと分かった。
    もつおさんが入院する時の、「私たち家族は今まで一度もあんな声かけをしてこなかった」「ごめん ごめんね…」とい

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    2025年08月24日
  • 精神科病棟の青春 あるいは高校時代の特別な1年間について

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    あまりに壮絶で泣いた場面もあった。
    視野の広さや思いやりって大切だな、と思うけど、それを知ってほしい人はこの本は読まないのだろう。読んでほしいなあ。

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    2024年12月31日
  • 精神科病棟の青春 あるいは高校時代の特別な1年間について

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    心の病というものは、他人を思いやりすぎたり、他人のことを考えすぎてなることが多いと思う。きっと優しい人がなる病気で、誰にでも精神科に入院する可能性はある。しかし、精神科=怖い みたいな偏見が世の中にはあるけど、患者の背景とかを想像してみるとそんなことはないのだと思った。
    また本の中で、変わり映えしない毎日を送ってるかのようで少しずつ変わっているという言葉が刺さり、ひたりひとり病気と向かい合って頑張っているのだと感じた。
    私は、4月から精神科に看護師として入職するためにこの本を読んだが、本当に読んで良かった。患者さんをしっかりとみて助けられるよう頑張っていこうと前向きになれた。絵も可愛くてb

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    2024年10月01日
  • 精神科病棟の青春 あるいは高校時代の特別な1年間について

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    普通ってなんだろう
    生きてるからする反応
    他人との違い
    それをおちょくるって、
    どういう神経してるんだろう

    けど、それを悩む 嫌がる私たちは
    確かに今を生きてる

    偏見ではなく、それを受容できる病棟は
    語弊を恐れず言うならパラダイスじゃないだろうか、、、
    語彙がなくて、すみません

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    2024年09月08日
  • 精神科病棟の青春 あるいは高校時代の特別な1年間について

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    摂食障害というのは、精神科で扱う病のなかでも、最も死に近い病の一つだと、以前なにかで読んだことがある。
    ほんわかした絵のコミックエッセイだけど、本人も家族もたいへんだっただろうなぁ。
    精神科病棟の人たちは変わっているけど、外の世界の人たちの方がずっと残酷なところがあったりして、病棟の中は安心できる場所でもあるというのが心に残った。

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    2024年04月24日