森岡督行のレビュー一覧

  • 銀座で一番小さな書店

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    実在する本屋の店主の方が書いた作品
    実際にこの本とインスタグラムをみて森岡書店のことを初めて知った
    途中でつづっている、髪の毛やショートケーキの話し始めおもしろかった

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    2024年10月23日
  • 荒野の古本屋

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    最高の読書体験だった...!

    読書と散歩、そして古い建物が好き......。冒頭のモラトリアム期の著者に共感の嵐で、ぐいぐい読み始めました。
    「坑夫」というワードが道を開くポイントになっているのも面白い。こじつけかもしれなくても、それにまつわる出来事や偶然の出会いに運や縁を感じて逃さず、次に繋げる行動力に脱帽。
    いつも自分の感じたこと、考えたことをシンプルに大胆に行動に移していて、まるで小説のような展開に次はどうなるのだろうと読んでいてワクワクしました。
    今まで勝手に著者に対してお堅い人なのかな...という印象を持っていたのですが、文章からとてもユーモアのある明るい人柄が滲み出ていて、印象が

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    2023年03月04日
  • 銀座で一番小さな書店

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    本屋さんにぷらっと行って棚を眺めていて、前に確か新聞?だったかに載っていた「一冊の本を売るだけ」の書店、という記事を思い出して買った一冊。

    この書店を開くいきさつが書いてあるのかな、と思っていたけど、もちろん書いてあったけど、それよりも店主である著者の方の体験や出会いを、ご自身の好きなモノやコトをベースにいろいろ書かれていて、意外な感じだったけどとても面白かった。知らないことも多かったし、わずかだけれど自分の知っている銀座も感じて楽しかった。
    読んでいる最中に東銀座に居たのに立ち寄る時間がなかったのが残念だった。
    次回ぜひ行ってみたい。

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    2025年05月23日
  • 800日間銀座一周

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    これを読んだら、どうしたって、銀ブラしたくなる。
    変わらずというすごさと、例えそこが、変わってしまっていても、人々の記憶と記録が残る街。

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    2023年01月19日
  • 荒野の古本屋

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    茅場町で古本屋を開き、今は銀座で週に1冊だけ同じ本を売るという面白い売り方をしている森岡書店を経営している森岡督行さん。

    その森岡さんが、神保町の古本屋で修行し、自分の店を開業し、軌道に載せるまでの行動や思考が描かれている。

    特にプラハとパリに買い付けに行った場面は、不安と緊張と安堵が伝わってきて、読み応えがある。

    ひょんなことから古書店にギャラリーを開くことになり、そこから写真家の平野太呂と繋がり、POOLという傑作を展示することになる。

    好きなことを仕事にする。
    古本屋を開業し運営していく様子に、きっと勇気をもらえる人も多いはず。

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    2021年07月09日
  • 荒野の古本屋

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    著者が森岡書店を独立開業するまでの話。とにかくギリギリな状況での著者の幸運を引き寄せる力?に驚かされた。嘘みたいな本当の話が沢山書かれていて面白い。でも運命に向かっている時って、確かにこういう信じられないような展開ってあるよなあ、、と思う。
    書店は昔訪問したらお洒落で敷居が高い印象だったけど、本書を読んで、著者の気取らない語り口に親近感が湧いた。

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    2021年06月11日
  • 800日間銀座一周

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    銀座には馴染みが無いので、エッセイに書かれているお店や通りに関してはピンと来ないけど、著者が銀座を好きで楽しんでいる様子が存分に伝わって来る。

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    2025年11月30日
  • 銀座で一番小さな書店

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    タイトルに惹かれて購入。
    「一冊の本だけを売る店」の構想からオープン、コロナ禍の話など、読みやすい文章で書かれている。
    アイデアを形にして世に出す難しさ、楽しさの両方が筆者の文書の端々から感じられた。

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    2025年11月30日
  • 銀座で一番小さな書店

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    この方の人となりがあってこそのこの書店なのだと思わされる程、著者の真っ直ぐで人に愛される気質がわかる一冊だった。お店も伺ったが、1分もあれば展示物含めて見終わってしまう程小さい店内で、とても真摯に接客いただいた。
    書店経営の苦労ももちろんあるのだろうが、このままどんどん仕事の幅を広げていきそうな可能性を感じた。表紙のイラストも素敵。

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    2025年09月16日
  • 800日間銀座一周

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    銀座の今と昔に関してのコラム。銀座に行った事ない人がガイドブック的に読むというより銀座を知る人がさらに深く知りたくて読むちょっと通好みな銀座案内。という訳で私のように詳しくない方はGoogleマップで地名や建物を検索しながら読むのがおすすめ!

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    2022年09月15日
  • 800日間銀座一周

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    あんぱんを買い、一杯の酒を飲み、一着のスーツを作る。「一冊の本を売る」コンセプトで人気の森岡書店代表が銀座の街を現在から過去、そして未来へと旅を・・・。資生堂150周年、ウェブ「花椿」にて大好評連載の文庫化。

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    2022年05月11日
  • 荒野の古本屋

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    ・森岡督行「荒野の古本屋」(小学館文庫)を読んで、いや読みながら思つてゐたことは、この森岡さんは幸せな人だといふことである。酒井順子の「解説」に、「開業や起業というと、幅広い好奇心を持った野心的な人が踏み切る印象がありますが、 森岡さんの場合は、好きなこと、興味あることだけに没入していった結果として、おのずと独自のやり方を発見しています。」 (235〜236頁)とある。具体的には、古本屋を始めると次にギャラリー、スタジオと手を広げていく。最初からさうしようと思つたわけではなく、結果としてさうなつていつた。それは確かに「興味あることだけに没入していった結果として」そこにできたことであらうと思ふ。

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    2021年02月21日
  • 荒野の古本屋

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     定職に就かずに散歩と読書三昧の日々を過ごしていた若者が、あることを奇縁に神保町の老舗古書店一誠堂書店で勤務することになり、古書との関わりを持つ。数年後、茅場町にある建物・スペースに出会い、ここで古本屋をやりたいと一念発起、古本屋「森岡書店」を開業する、その道行きを描いたもの。
     
     他人からは、やることが決まらずブラブラしているように見えたであろう著者が、一誠堂書店での修業時代を経て、自分のやりたいことをしようと独立開業。プラハやパリでの写真集買付けのバイタリティに感心したし、ギャラリーやスタジオ、対外宣伝誌の古書目録刊行と、既成概念に囚われずに新たな書店の在り方を目指す行き方が、新鮮に感じ

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    2021年01月18日
  • 荒野の古本屋

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    森岡督行『荒野の古本屋』小学館文庫。

    牧歌的な古き善き時代の香りが漂う自伝的な作品。珍しい『一冊の本だけしか売らない書店』である森岡書店を開店させるに至った過程が綴られる。

    昭和の若者が描いたエッセイを読むかのようだった。しかし、これが本当にベストセラーなのかという感じだった。著者独自の考え方を押し付けられるばかりで、今一つ『一冊の本だけしか売らない書店』のコンセプトや必要性が全く伝わって来ないのだ。

    著者は大学卒業後に本と散歩に明け暮れたモラトリアム時代から、神保町の老舗古書店・一誠堂書店での修業時代を経て、森岡書店を開業する。

    本体価格560円
    ★★★

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    2021年01月10日