小佐野景浩のレビュー一覧

  • 至高の三冠王者 三沢光晴<電子特別版>

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    三沢の若手時代には、佐藤昭雄が全日のブッカーだった
    佐藤の功績は多くあるが
    そのひとつに、適材適所の若手育成を施したことが挙げられる
    集客力に伸びしろのない若手…のちのターザン後藤だけど
    これをつかまえて「お前はスターの器ではない」とハッキリ突きつけた
    非情に見えるがそうやって
    バイプレーヤーの重要性に目覚めさせていったのだ
    佐藤が全日を去った後は
    たぶん、渕や馬場元子がこの役割を引き継いだのだと思う

    佐藤から薫陶を受けた三沢じしんの思想は
    それと微妙に異なっていた
    「がんばれば夢はかなう」式のロマン主義によって
    非情さを覆い隠すようなところがあり
    小橋建太の存在でこれを補強した
    もともと三

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    2022年03月29日
  • 至高の三冠王者 三沢光晴<電子特別版>

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    若手時代・タイガーマスクの苦悩など前半は読み応えがあるも、後半は試合内容とか詳細に書かれても全く読む気がしなかった。しかもノア時代はほぼ触れない尻切れトンボ。期待してただけにガッカリ。

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    2024年05月21日
  • 昭和プロレスを語ろう!

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    ネタバレ

    ブックレビューはしばらくプロレス本
    が続くかもしれません(^^;)。品川駅構内の本屋にフラッ
    と立ち寄った時に見つけた新書。小佐野影浩とはご存じ
    週刊ゴングの元編集長の小佐野さんで、二宮清純とは気
    合いの入ったスポーツライターとして有名な二宮さん。
    そんな2人が、昭和プロレスをネタに対談。こりゃあお
    もしろそう!ということで。

    ・・・いや、2人ともちょっと肩の力が抜けすぎかも(^^;)。
    時代は力道山時代からリアルな昭和の終わりまでを網羅
    しているのだが、特に目新しい真実も無ければ暴露も無
    い、下手すればちょっと残念な内容。ただ、そんな2人の
    リズムが妙に心地よく、知っている話でも気分良く読

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    2021年02月07日
  • 昭和プロレスを語ろう!

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    全編が著者二人の対談集。昭和プロレスの様々なシーンに触れられており、情景に想いを馳せることは出来ますが、同時にもっと深く知りたいなという気持ちで読み終わりました。

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    2021年01月01日
  • 永遠の最強王者 ジャンボ鶴田<電子特別版>

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    鶴田はやっぱりすげえ。
    それにつきる。
    全日と新日の方向性の違いは色々あって、それはプロレスというものの多様性であったわけで、全日からすれば「王道」であったわけだが、結果的に、日本人が求めていたのはそれではなかった。
    鶴田だって、ガーッと盛り上がったのは、否定していたものが表に出て来てからだった。

    鶴田は怪物だった。

    怪物故に、悪役になってからが本当の華だったと思う。

    ハンセンと同じだ。強すぎるから、それに挑むものがドラマを作る。

    んで。

    結果として、死者も含む怪我人を大量に出したのは全日だ。

    鶴田が、もし、新日に入っていたらどうなってたろうかね。
    ないとは思うが。

    本としては、

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    2020年12月06日