松崎一葉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
確かにクラッシャー上司はおります。ただ、最近では部下にもおりますので、大変です。
迂闊な言葉や態度も捉え方次第ではハラスメントになりますから充分注意しなければならないです。
★発売即重版!
★8刷1.9万部突破!
「俺はね、(部下を)5人潰して役員になったんだよ」。
大手某社に精神科産業医である著者が招かれた際、その会社の常務が言い放った言葉である。このように部下を精神的に潰しながらどんどん出世していく人たちのことを、精神科医の牛島定信氏と彼の教え子である著者は「クラッシャー上司」と名付けた。
彼らには「自分は善である」という確信があり、他人への共感性は決定的に欠如している。精神的に未熟な「デキるやつ」なのだ。
本書では著者が豊富な経験に基づいてクラッシャー上司の具体例を紹介。ネチネチ論理的に責める男、部下が憔悴しきっていることに気づかない鈍感男、家庭まで壊してしまう男……。さらに部下の心を攻撃する本当の理由や、「我が身可愛さで公に尽くさないことは恥である」とする日本人に特徴的な精神構造など、クラッシャー上司を生み出す要因を分析。そして最終章で、会社と部下にとっての最善の対策を提案する。
――本書には「クラッシャー上司」を流行語にしないための本質的なアイディアが詰まっている。(斎藤環[精神科医]) -
Posted by ブクログ
人をクラッシュさせうるかそうでないかの2択だと、私は前者に当てはまるような気がしたので…読んでみた。
もし分類するならば私はクラッシャーAかなぁ。まぁ自己評価上は、Aよりももっと軽度ではありそうだが(と、信じたい)。そしてたしかに、私もあまり子ども時代に褒められた記憶は、ない。部活に勉強にと、わりと忙しい生活の中で通っていたピアノの発表会でうまく弾けず、観に来ていた母が小1時間程度、ぶつぶつと悪態を呪文のように唱えていた記憶がまざまざと蘇る。
わりとこの本で取り上げられるクラッシャー像は、ロジカルで仕事はデキる人が多い印象だったが…個人的には、非ロジカル上司から非常にストレスを与えられるケースが多いので、その上司の例も欲しかった感はある。十人中九人は「その意見よくわからんし、間違ってる気がする」と言いそうなノーロジックの独自案を正しいと信じ込み、それをゴリ押ししてくる上司、ですな。このタイプの人って大抵、1度言ったことも覚えておらず、上司の指示で動いた後に「私はそんなこと言ってない」と違うこと言い出すんだよな。偉いのかなんだか知らないが、まず己の過ちを認めるところから、幼稚園児から立ち返って出直して欲しいと思うことがしばしば、ですなぁ。てかシンプルに、頭悪っ、て思っちゃうんだよな。で、なんでそんな年上の頭弱い人に、部下の私が工数使ってうまく対応しないとだめなんだよ、と思っちゃうんだよな。ま、悪口はいったんここで置いといて。
クラッシャー人物の例示やそのバックグラウンドに踏み込んだ分析は、ふむふむなるほどと思ったが、クラッシャーに対する解決策が、果たして本当にできるのかなぁ、という疑問は湧いたかな。ストレスを受けやすい真面目な人って、著書が書くこの一見姑息にも見えるずる賢い技にも自責の念を感じてしまってストレスを感じるような。これがすんなりするのが難しいから、被害を受けるような気もするんだよなぁ。クラッシャーをするような上司からすらも嫌われたくない、だから頑張る、でメンブレする、的な循環になっているような気もする。そういう意味では、よく聞く「嫌われる勇気」なるものを備える必要もある気がする。私の場合、夜8時頃になったら「じゃ、ジム行くんで」と言ってMTGから堂々と抜けてたり、説教ちくな話をする先輩のリモートMTG中は画面オフしてご飯食べてたり、「その会話、セクハラまがいで非常に気持ち悪いんですが」と上司に直接言ってたり、わりと被害をうけにくい、著書の言う「レジリエンスの高い人物」のような気はする。が、しかし、それが災いして自分がクラッシャー因子を持ちやすい、ような気もする。
突拍子もなくいきなり持論を提するが、どの人間も睡眠食事運動を人生の最優先として生きてれば、加害者にも被害者にもならないんじゃいんすかね。強い体と心って、まじで大事、だと思います(まっじでまとまってない感想文になったな。ま、いいか)。 -
Posted by ブクログ
●読んで得たもの
滅私奉公の考え方が古いということ。
ジョブ型の雇用体制も必要であること。
●感想
本書の内容から、戦後の復興で頑張ってきたやり方は現代では通用しないと読み取れる。
通用しないというそのような変化が起きた要因は何か。
近年の変化として、人口の増加から減少への転向、働き方改革という考え方の出現、など様々な変化を挙げることができるが、何がそうさせるようになったのか要因の本質、そしてなぜ変化の時期が今なのか、突き詰めていくと誰も気付いていない何かが見えてくるのでないだろうか。
そこを追求しなければ、多くの本で書かれている相反する内容のうち、何が正しいのか理解できないと考える。 -
Posted by ブクログ
「俺はね、(部下を)5人潰して役員になったんだよ」。大手某社に精神科産業医である著者が招かれた際、その会社の常務が言い放った言葉である。このように部下を精神的に潰しながらどんどん出世していく人たちのことを、精神科医の牛島定信氏と彼の教え子である著者は「クラッシャー上司」と名付けた。彼らには「自分は善である」という確信があり、他人への共感性は決定的に欠如している。精神的に未熟な「デキるやつ」なのだ。
本書では著者が豊富な経験に基づいてクラッシャー上司の具体例を紹介。ネチネチ論理的に責める男、部下が憔悴しきっていることに気づかない鈍感男、家庭まで壊してしまう男……。さらに部下の心を攻撃する本当の理由や、「我が身可愛さで公に尽くさないことは恥である」とする日本人に特徴的な精神構造など、クラッシャー上司を生み出す要因を分析。そして最終章で、会社と部下にとっての最善の対策を提案する。
共感性の欠如。確かに言える。 -
Posted by ブクログ
本人は「正義はわれにあり」「あなたのだめだから」と強烈な使命感をもって過剰にがんばるが、客観的に見るとそれははげしく部下に高い品質や強烈な指導をしすぎてるだけにすぎない。そういう上司をクラッシャー上司と命名。豊富な実例のなかで紹介。読むにつれて、これあるある、とか自分にもおもいあたるところが、、と背筋が寒くなる箇所も多数。
後半の「なぜ死ぬまで働かせる会社が存在するのか?なぜそこまでする上司の存在が許されてるのか?」これはおもいといだ。
仕事ができる、できないという分類を会社ではしがちだが、もうひとつ、人間的に成熟してる、未成熟という分類を提示。危険なのは、仕事ができて未成熟なタイプの上司(や部下)。仕事はできるが他人との関係性がうまくつくれなかったり、相手の気持ちへの共感性が欠如してるケースがおおくクラッシャー上司になったり未熟性うつになる。
未熟さは時として会社のみならず家庭すら崩壊させていくケースもあり、仕事ができる未熟な人よりも仕事のできない成熟した人のほうがよりよい生き方だ。
なぜクラッシャーを放置するのか?は日本企業全体が過労死などでゆれるいまこそ問われる問いだ。働き方改革で新しい制度をいれるのもやるべきだが、いまそこにいるクラッシャー上司への対処をまずやらねば、問題の先送りになるであろう。