岩本浩治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
セブンイレブンが好きだ。どの地域のどの店舗を訪れても大きくは変わらない安心感。それでいてその立地に必然性がある品揃えにカスタマイズされているので、痒いところに手が届く。特にここ数年の食品のクオリティの高さには目を見張るものがある。
この書籍では、我々が享受する「当たり前」が確立されている裏側での血と汗と涙の物語が語られる。
まずもって、ここで描かれる戦場のような有様は、バブル期〜バブル崩壊期の熱狂の渦にあったものだという点は差し引いて考えなければいけない。
いや、それを考えたとしても激務、非常、理不尽。しかしビジネスとしては合理的。人間にビジネスは早すぎるのだ・・・ -
Posted by ブクログ
21/6/9 85
商品と対峙する>「どの商品がうれる?」の世界から、「なぜ売れる?」「いつ売れる?」「どうやったらもっと売れる?」の世界へ入っていった。
OFCで店はこんなに変わる>必ず店の主体者(オーナーか店長)がいる
人間性で勝負しようなんて”絶対に”考えないこと。店は、人間味のあるFCなんて求めてないから。店が求めているのは、具体的な話ができて、数字を変えられるFCだから。性格で勝負するタイプのFCは伸びないから」
セブンイレブンは平均値を使わない>平均値に意味なしと考える
自分で仕入れて自分で売る>これが商売の基本であり、この体制が理想であるとセブンイレブンは言う>同時に「 -
Posted by ブクログ
【読者】 小売業に携わる社会人、コンビニバイトの学生など
【目的】 セブン-イレブンの単品管理についてその概念と実践方法を伝授する
【一押】 仮説と検証(一般に言われるPDCAサイクル)の大切さが単品管理の解説を通じて理解できる
【概要】 本書はセブン-イレブン特有の売りのスキルである単品管理を解説し、実践につなげるためのノウハウ本である。コンビニエンスストアチェーンの走りであり、現在も日本一のシェアを誇るセブン-イレブン。その成長の根幹となっているのが単品管理である。単品管理を技術的な側面から言い表すと、次のようになる。機会損失の削減、価値訴求、商品改廃を具体的な狙いとして、商品を「取