木下紫乃のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
30-50代の会社員(どちらかと言うと大企業勤務)で、会社や会社員としての日々に違和感を感じている人、現状維持はリスクだと分かっているけれど劇的な変化は苦手、という人にハマりやすい本。
外から見れば、安定した会社、年収も高い、福利厚生も完璧。恵まれてるようにしか見えない環境で、成果をあげて、評価もされてきたのに、ふとしたきっかけで、それと引き変えに失っているものの大きさに気付くことがある。
気付いてしまうと、あと戻りできない。
著者は会社と個人の関係を夫婦になぞらえていて、この例えがとても納得感がある。
気付いてからの行動パターンは、人によってその時の状況が違い過ぎて、一般化する事が難しい。 -
Posted by ブクログ
40手前の既婚男性です。まず、ママの生き方と考え方に惹かれました。キャリアの定義を、「成功も失敗も含めた人生の経験」とすることで、自分のこれまでの人生を肯定できた気がします。そして、「サードプレイス論」。これまでも似たようなことは聞いてきましたが、一番分かりやすかったです。自分自身は、「ライスワーク」に偏り過ぎているので、「ライフワーク」と「ライクワーク」をふやすことを意識すれば、より人生が充実するのではないかと感じました。また、「自分の直感を信じること」-特にこの歳になると、確かに直感が当たることが多くなった気がします。なので、直感的に、「合わない、やりたくない」と思ったことは避ける方が良い
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Posted by ブクログ
日経womanでオススメしてた。
エリートが挫折した時…という感じの登場者が多いけど、発想の転換の仕方は為になる。
人は2つの専門分野を持つといい、さらにその専門分野が離れているほどいい。
65歳以降は年収300万あればいい。
「自分らしくいられる場所」がある人は強い。サードプレイスを作ろう。
会社に自分を合わせるんじゃなくて、自分のやりたいことに仕事合わせていくんだ。
プロボノの可能性
転職してから、今いる場所が安定しているからじゃなく「自分はいつでも動ける」と言う自信が生まれたから、余裕が持てるようになった。
「時間ができたらやる」と言ってる人に時間は一生やってこないよ。時間 -
購入済み
私自身45歳を過ぎたアラフィフの年齢で、これまでの人生を振り返るとこれでよかったのかと時々不安になることがありました。
その中で著者の「自分の選択が正しかったのか考えるのではなく、自分で正解にしていく」という言葉にすっと心が軽くなりました。
他にも数々の名言がどれも心に染み込み、私の人生これでいいんだ、大丈夫!と背中を押してもらった気持ちになりました。
この本を読んでよかったです。