神木隆之介のレビュー一覧

  • ふたり、この夜と息をして
    痛い、、、苦しい、、、なぜか分からないけど涙が出そうになったなぁ
    そこまで激重な話ではないけど何かが心にズーンと残ってる感じがする 虚無感、というかなんだろう

    考えはまとまらないけど自分ってなにがあるんだろうなにを持っているんだろうと問い直すきっかけになりそう

    優しさとか優しい人ってどうい...続きを読む
  • ふたり、この夜と息をして
    優しさによって誰かの心が変えることができる人は素敵だなと思った。誰もが優しい心は持ち合わせているとは思うけど、深い悩みを抱えている人の気持ちを変えることができる人は本当に強く自分も何かを乗り越えてきた人なのだと感じた。私もただ優しくするだけでなく、相手がどうして欲しいのか、どうすれば気持ちを前向きに...続きを読む
  • ふたり、この夜と息をして

    羨望

    こういう小説が読みたかった。
    デビュー作でこれが書けた北原さんの才能を羨ましく思う
  • ふたり、この夜と息をして
    読み心地のいい本でした。

    優しい人が近くにいると、自分も優しい人になれる。
    本当にその通りだな、と思った。
  • ふたり、この夜と息をして
    「どれだけ深く繋がっても、どうしようもなく分かち合えないものっていうのは、誰もが持っているものだよ。伝えられないことがあったとしても、私が私の友達を好きだと思う気持ちには、嘘はないわけだしね」

    人の優しさに何度も胸がつまった作品。すごく、すごく良かった。突き刺す表現も心地良い表現も心に残るものが多...続きを読む
  • ふたり、この夜と息をして
    夕作の心情にとても共感できて、すごく感情移入できました。特に槙野に対する不安がとてもよく伝わりました。
  • みやぎから、
    3月のはじめ頃、いきなり本屋さんの全面にこの本が出てきて、ずっと気になっていてやっと読めました。東北のいま、これからのこと、写真や会話を通して巡ることが出来ました。
    2人だからできる発信の仕方、発信力…本当にすごいと思います。
    私は神木さんと同い年なのですが、同世代の方との対談て、「残ったものとして...続きを読む
  • ふたり、この夜と息をして
    切なさもありながら心が暖まる作品でした。
    誰にも言えない悩みを抱きながら生きている者同士が少しずつでも前を向くことができたのが本当に良かった。
    高校生、というのが物語に入り込めた一つの要因でもあった気がします。
  • ふたり、この夜と息をして
    すごく好きな話でした。



    生まれつきの顔の痣のせいで、色んな所で傷ついて、人間関係にトラウマを感じるようになった主人公が、
    優しい人たちに出会って、本来持ち合わせてる優しさであったり、新たな勇気や心を開いていく話でした。

    この主人公も、ヒロインも、出会う友達も、誠実よね。
    ものすごく言葉を大切...続きを読む
  • ふたり、この夜と息をして
    優しい人たちが多くてとても温かい。
    友人や仲間の大切さを感じ、新しい何かを得たような気分になりました。
    苦しいとき、辛いとき、私も頑張ろうかなと思える作品だと思います。
  • ふたり、この夜と息をして
    高校の時に戻りたいと思う。
    でも、あの頃はこんなに繊細な心の動きに気が付かなかったよな。

    って事は、戻っても無意味かな
    悲しいね
  • ふたり、この夜と息をして
    高校生が喫煙て…と思うところはあれど、この物語には必要だった
    子どもの頃の記憶や見た目が人格形成に影響するのは多々あること、臆病になる気持ちわかる
    躓いたときに誰が側にいるかはとても重要で、夕作も槇野ももちろん遠藤たちも、みんなが出会えてよかったな
    夕作のおばあちゃんや野原先生、無理強いせず穏やかに...続きを読む
  • ふたり、この夜と息をして
     第9回ポプラ社小説新人賞特別賞を受賞したデビュー作。読書好きの友人から、おすすめされて読みました。
     
     男子高校生の夕作まことは、顔にある痣をコンプレックスに思っている。彼は、両親と離れて祖母と暮らしており、祖母から化粧で痣を隠すための方法を教えてもらった。
     夕作は、自分の秘密が露見することを...続きを読む
  • ふたり、この夜と息をして
    最後の方にぽろっとした。
    顔に痣がある男子高校生が主人公の物語。
    優しい気持ちになったなぁ。
    友情にも感動した。
    どんどん読み進んだ。読みやすい!

    野原先生の言葉が意外と鍵
  • みやぎから、
    旅行記のような、写真集のような、ガイドブックのような。
    震災復興は1つのテーマだけど、それだけじゃない。写真の人たちが笑顔なのが印象的。
    サステナブルな漁業の話が一番興味深かった。
  • ふたり、この夜と息をして
    大きなことは起こらないが、優しい気持ちになれる。
    淡々と進む中で暖かさを感じられる。
    一味違った青春のお話。
  • ふたり、この夜と息をして
    装丁に惹かれるように手にとった一冊
    さぁ読もうとページをめくり、
    装丁の写真 神木隆之介 
    で、手が止まりました。ん?あの神木隆之介?毎朝観てる神木隆之介?写真?写真撮影もするの??
    調べてみたら、あの神木君でした。多才だなぁ。
  • ふたり、この夜と息をして
    主人公含めた5人の高校生がみんな優しい。優しい人の周りには優しい人がいるというのは、その通りだと思った。自分のことを好きと思えなくても、優しい人たちに出会えた自分のことは何だか否定できない気持ちに共感した。
    保健の先生の人生の先輩としての達観した優しさには、私自身も救われた。
  • ふたり、この夜と息をして
    心の動きの描写が細やかで、女性作家の作品かと思った。
    何となく、出てくる人は皆優しい。詩を読んでいるような後味が印象に残った。
  • ふたり、この夜と息をして
    秘密を頑なに隠そうとする2人が、挫けそうになりながら、躊躇いながらも、自身のそれと向き合い、さらけ出し、受け止めて行こうとする姿に思わず「頑張れ!」と声に出して見守っていました。
    その後の景色に私まで、歓喜の涙が出そうでした。