クーリエ・ジャポン編集チームのレビュー一覧

  • オードリー・タン 自由への手紙

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    冒頭の「本書を手にした日本のみなさんへ」だけでも、素晴らしい!

    オードリー・タンさんの視座の高さ、感覚の自由さに同世代として、恥ずかしくなるほどでした。
    インタビュー記事が発刊されたのは2020年と既に5年前。しかし、いまだに日本やアメリカ、欧州諸国でも選挙のたびに、世代や国籍の対立を煽ることで支持を訴える政治家が多く感じます。

    そんな中、様々な既存の概念から自由になれるよと柔らかい口調で希望の道筋を示してくれるインタビュー記事でした。

    p.129『危機が訪れると、繰り返し、二者択一の価値観(ゼロサムゲーム)が顔を出しますが、台湾では左でも右でもない場所に行かなければなりません。
    この「

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    2025年08月21日
  • オードリー・タン 自由への手紙

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    自由を得るためにはとにかく学び続け、アップデートするしかないと考える。現状維持は後退といわれるが、国民が主役の民主主義においては国民自ら学んで脳をアップデートしなければ、民主主義がいつか病気になってしまう。

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    2025年06月22日
  • オードリー・タン 自由への手紙

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    クレバーとは、こういうことなのか!と思う…
    小難しかったりくどかったりしない。
     適材適所な台湾が羨ましいです。

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    2023年11月15日
  • オードリー・タン 自由への手紙

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    言葉ではダイバーシティ&インクルージョンと言っている自分がいるが、表面的なんだと感じている。

    短期的な解決に向かおうとする。
    これは、自分の視点になりがちということだろう。

    何の為 ここが大切

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    2022年09月24日
  • オードリー・タン 自由への手紙

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    マスクを公平に配分する仕組みを作った人、オードリー・タンさん。そのときに存在を知って興味を持ち、その後『サピエンス全史』などの著者ユヴァル・ノア・ハラリさんとの対談の公開映像(英語でしたが日本語字幕付き)を見てすっかり好きになりました。ご自身で書いたものではなくインタビューをまとめられたものではありますが、著作を読むのは初めてでした。けしてページ数が多いわけでもなく、難解な言葉を使っているわけでもない(IT用語やなじみのない外来語については巻末に解説集が付いていて助かりました)のですが、問題やものごとの表面的なことだけでなく本質的なことが重層的に語られているので、さらっと読んでしまうと何も残ら

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    2022年06月12日
  • オードリー・タン 自由への手紙

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    日常に活かせる大事な観点をいくつも得られた。まず、怒り(p. 27)という自然な感情を無視しないこと、それにより顕在化した問題を扱うことが、ネガティブ・フリーダムからの解放に向けた一歩になるということ。また、「リーダーに必要なのは透明性と説明責任能力」(p. 127)にも深く頷いた。私たちは「これをしているのはなぜなのか」を説明してもらうことで、理解が深まり、安心して相手に協力できる、のだけれど、現実にはここを端折っちゃう人があまりにも多い。社会の荒波に揉まれ、心が疲れたときに読みたい本。

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    2025年11月16日
  • オードリー・タン 自由への手紙

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    本書を手にした日本のみなさんへーオードリー・タン

    Chapter1 格差から自由になる
    Chapter2 ジェンダーから自由になる
    Chapter3 デフォルトから自由になる
    Chapter4 仕事から自由になる

    インタビューを終えて クーリエ・ジャポン編集チーム
    知っていそうで今さら聞けない用語集

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    2025年02月27日
  • オードリー・タン 自由への手紙

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    「誰からの正しさからも自由であれ」と語る、オードリー・タン。親や家庭、学校、社会――私たちを形作る枠組みが時に「正しさ」を押し付ける。それは一つの価値観に過ぎない。多様性が尊重される時代、自分自身の「正しさ」を信じ、共に共鳴し合える世界を築きたい。個々の価値観は異なっても、互いに認め合うことが調和を生む。「自由への手紙」はそんな生き方への招待状だ。多様性こそが豊かさの源であり、未来への道標となる。自分らしく、しかし他者もまた自由であることを忘れずにありたい。

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    2024年12月03日
  • オードリー・タン 自由への手紙

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    知らないことがいっぱいで面白い
    台湾原住民とオーストラリアのアボリジニって繋がってるんだ
    思考的には色々近いのだけど、強制のない世界には強制は残るんだろうなぁと最近思う。強制する人を強制はできないし。
    強制のないも一つの正しさでしかなくて、多様性は何でもありじゃないと誰かの声がかき消される
    AIやロボットに取って代わられることを危惧する人の本質は、先にご自身が話されていたとおり、自分の居場所が確保されてないと感じるから怖いだけの話なんじゃないか。実際がどうかって話じゃなく。
    多分自分の居場所の確保は全員に切り離せない共通の価値観で、いろんな話に置き換えられる気がする
    でも同じ場所に思い入れのあ

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    2024年01月20日
  • オードリー・タン 自由への手紙

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    自分が好んで読んでいる落合陽一さんの本で対談されてのをきっかけでオードリータンさんに興味を持った。
    初めのメッセージのネガティブフリーダム、ポジティブフリーダムという言葉が印象に残った。自分が生活している日本という国は比較的ネガティブフリーダムが溢れていると思えた。ただSNSやテレビを通じて見る日本は不平不満の嵐で、自分たちはあまり自由でない、不遇を受けているというような人たちに溢れている。そのような人たち(自分も含めて)ポジティブフリーダムを実行できるようになれば自由を感じることができるのではないかと思った。
    人に自由を与える。この自由を得たい。

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    2023年08月18日
  • オードリー・タン 自由への手紙

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    オードリーさんの博識、柔軟な思考にいつもながら恐れ入る。ただ氏の突出した能力もさることながら、それを活かせる台湾社会もなるほど、なかなかのもの。日本だったら単に変わり者扱いされるだけで終わりそう。ジェンダーフリー、年齢フリーの世を日本も早く作らないと未来はない。国会のせいばかりでなく、代表者を選んでいるのは自分たちなのだから。

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    2023年03月02日
  • オードリー・タン 自由への手紙

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    IQ180の人が今の世界についてどんなことを考えているのか、感じているのかを知りたくて読んだ。 
    無意識のうちに依存してしまう対象や考え方から少し距離を置いていて、世間一般の人よりも何段か視座が高いと思った。

    以下、印象に残ったフレーズ

    ・p5
    私の電話にできないことは、指でスクロールすることだけ。(中略)指ですぐに操作できるとなると、常にスマホをスクロールしてしまいます。しまいには依存症になってしまうでしょう。

    ・P8
    人は合意に至らないとき、戦争をしまく。「未来の世界平和のために」という理由で戦争を始めますが、そのために「今の平和」を壊すというパラドックスになっています。暴力は恐怖と

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    2022年10月24日
  • オードリー・タン 自由への手紙

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    本編も良いが、あと書きで触れられていた「すごく速い話し方をする亅などのエピソードが非常に印象的だった。きっとすごい人なんだろうな。

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    2022年10月01日
  • オードリー・タン 自由への手紙

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    こんな考えの方が国のトップにいる台湾って凄いな

    友人と話したり、いろいろな経験をする中で、最近自分が無知だなあと感じたこと(生理用品.マスクの貧困)教育は平等に与えられるべきなのか、国家戦略として希望者だけエリートを育てるのか?最低限保障されるべき権利のラインはどこ?言葉で言語化できるということは、世界全体にあり得る関係性なのか?(アプリでの出会い等)人それぞれのhome拠り所とは、
    これらについて考える種になった本でした

    インタビューの翻訳本だからか、自分の知識不足からか、少し意味が分かりにくい部分もあったが、オードリー・タンという人自身のことも、その考えも知ることができてよかった

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    2022年06月19日
  • オードリー・タン 自由への手紙

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    ネタバレ

    自由、縛られないこと、あたりまえを疑うこと、欲しい未来を描いて行動すること。息を吸って吐くように、こういう言葉を社会に対して伝え、自分の行動指針ともしているオードリーさん。これからどういう世の中が求められるのかを軽やかに語ったんだろうなぁと感じた。固まった価値観から自由になることが、より多くの人がよりよく生きることにつながる。人を愛して、生きていこう。人生を楽しもう。

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    2022年04月25日
  • オードリー・タン 自由への手紙

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    オードリー・タン氏から見える世界は優しく明るい。
    まだまだ出来ることはある。
    まだまだ、世界は良くなれる。




    「問題を声に出すだけではなく、広めなければ問題解決にはつながりません」

    「インターネット上で私が多くの時間を過ごすのは返信ボタンのない場所。アップロードやダウンロードはできますが、まとはずれな個人攻撃が起こり得ない場所。」

    「ハッシュタグで見つけるべきは仲間であり、決して敵でないはずです」

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    2022年04月19日
  • オードリー・タン 自由への手紙

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    対談ではなくインタビューをしたものをまとめた本だそうですが、オードリー・タン氏がものすごく頭が良いのが伝わってくる。
    台湾ってすごい。こんなブレーンがいたら、確かにコロナの封じ込めは成功するよね。
    テクノロジーは若い人のためじゃなくて、万人のためにあるのだなと感じた。若くない人は若い人に学べば良い。人生はずっと学んでいくものなのだから。
    そんなメッセージが読んでいて心地いいです。

    オードリー氏の謙虚で穏やかな人柄と頭の回転の速さが終始伝わってくるような本でした。。

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    2022年04月10日
  • オードリー・タン 自由への手紙

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    多様性を体現している天才。差異を認めながら共通項を見つける。簡単じゃないけど、読後カラフルで明るくなれるんだよなー。

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    2022年03月27日
  • オードリー・タン 自由への手紙

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    オードリーさんの誰も取り残さないという思いがとても素晴らしく、マイノリティへの偏見のなさがとても好印象だった。

    中でも、トランスしたことでマイノリティを感じているわけではなく、両方の性別を経験したという捉え方が新しい発想だった。
    そして男女の区別することはバウンダリーを自ら作って理解できないものと遠ざけてしまってもったいないという意見も納得だった。

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    2022年03月26日
  • オードリー・タン 自由への手紙

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    台湾に興味が湧いた
    香港の一国二制度と台湾の戒厳令
    敵ではなく仲間を見つける
    フェルミのパラドックス

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    2025年07月25日