感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2022年09月24日
言葉ではダイバーシティ&インクルージョンと言っている自分がいるが、表面的なんだと感じている。
短期的な解決に向かおうとする。
これは、自分の視点になりがちということだろう。
何の為 ここが大切
Posted by ブクログ 2022年06月12日
マスクを公平に配分する仕組みを作った人、オードリー・タンさん。そのときに存在を知って興味を持ち、その後『サピエンス全史』などの著者ユヴァル・ノア・ハラリさんとの対談の公開映像(英語でしたが日本語字幕付き)を見てすっかり好きになりました。ご自身で書いたものではなくインタビューをまとめられたものではあり...続きを読むますが、著作を読むのは初めてでした。けしてページ数が多いわけでもなく、難解な言葉を使っているわけでもない(IT用語やなじみのない外来語については巻末に解説集が付いていて助かりました)のですが、問題やものごとの表面的なことだけでなく本質的なことが重層的に語られているので、さらっと読んでしまうと何も残らず理解も伴わないような感じで、ゆっくりと噛みしめるようにして読みました。最近「大海原のソングライン」という、台湾から海を渡って各地の島に住み着いた人たちの映画を見たばかりだったので台湾が20を超える言語と文化を持つ先住の民族と、中国から入ってきた漢民族とで構成されていて、ニュージーランドの先住民族のルーツは台湾の人々だという話が出てきたときには、タイミングの妙を感じました。読みながら台湾で実現して進化し続けている仕組みや制度を知るにつけ、どうしても日本の現状を憂いてしまいましたが、憂いているだけではつまらないですよ、と温かく優しく鼓舞してもらったような、そんなような読後感でした。
Posted by ブクログ 2022年01月08日
幼少期から天才少年で現在は台湾のデジタル大臣を務めるオードリータン氏の自由な発想にふれることができる。
知識が豊富で日本の社会情勢や文化背景についてもよく学ばれている。
いろいろな縛りや固定観念にとらわれない発想は我々日本人、政治家が見習うべきで、日々の問題解決のために参考となるだろう。
頭の回転が...続きを読む早いことでインタビューではかなりのスピードと難解な語彙で話したというが、編集、翻訳が上手くとても読みやすい内容。
Posted by ブクログ 2021年12月09日
自由になった!!!
本の中で使われている言葉、ひとつひとつが考えられている印象を受けました。慈悲深い方だなと感じました。
自由には2種類あるというのも、この方の思考の深さがうかがえる。内外でトライ&エラーを繰り返して得たものなんだろうな、なんて思いました。
Posted by ブクログ 2021年11月03日
39.
選挙前日に書店で見つけて開いてみたら
これは読まなければ!
という謎の強い気持ちに駆られて購入
元々クーリエジャポンの特集号で
インタビューを読んでいてとても良かった印象で、
この本もクーリエジャポンのインタビュー形式で
書かれている本だというのに途中で気づいて
さすが!となった
読みや...続きを読むすくて内容も素敵
まさに日本の人に向けた手紙みたいな本
格差、年齢、ジェンダー、デフォルト、仕事、、
そういうものから自由になる希望のような本
Posted by ブクログ 2021年10月03日
めちゃめちゃ良かった。
何事に対しても前向き、ポジティブ。
これは偉人によくあるタイプだが。
そして何より楽しそう。
自分の中の何かがひとつ深まった。
また台湾に対しいても理解が深まった。
Posted by ブクログ 2024年01月20日
知らないことがいっぱいで面白い
台湾原住民とオーストラリアのアボリジニって繋がってるんだ
思考的には色々近いのだけど、強制のない世界には強制は残るんだろうなぁと最近思う。強制する人を強制はできないし。
強制のないも一つの正しさでしかなくて、多様性は何でもありじゃないと誰かの声がかき消される
AIやロ...続きを読むボットに取って代わられることを危惧する人の本質は、先にご自身が話されていたとおり、自分の居場所が確保されてないと感じるから怖いだけの話なんじゃないか。実際がどうかって話じゃなく。
多分自分の居場所の確保は全員に切り離せない共通の価値観で、いろんな話に置き換えられる気がする
でも同じ場所に思い入れのある人たちがいたりするから受け入れる姿勢が結局課題となる
知っていそうで今さら聞けない用語集という書き方はオードリータンさんから程遠い表現だな
ピースの二乗って長寿と繁栄のサインだったんだ
Posted by ブクログ 2023年08月18日
自分が好んで読んでいる落合陽一さんの本で対談されてのをきっかけでオードリータンさんに興味を持った。
初めのメッセージのネガティブフリーダム、ポジティブフリーダムという言葉が印象に残った。自分が生活している日本という国は比較的ネガティブフリーダムが溢れていると思えた。ただSNSやテレビを通じて見る日本...続きを読むは不平不満の嵐で、自分たちはあまり自由でない、不遇を受けているというような人たちに溢れている。そのような人たち(自分も含めて)ポジティブフリーダムを実行できるようになれば自由を感じることができるのではないかと思った。
人に自由を与える。この自由を得たい。
Posted by ブクログ 2023年03月02日
オードリーさんの博識、柔軟な思考にいつもながら恐れ入る。ただ氏の突出した能力もさることながら、それを活かせる台湾社会もなるほど、なかなかのもの。日本だったら単に変わり者扱いされるだけで終わりそう。ジェンダーフリー、年齢フリーの世を日本も早く作らないと未来はない。国会のせいばかりでなく、代表者を選んで...続きを読むいるのは自分たちなのだから。
Posted by ブクログ 2022年10月24日
IQ180の人が今の世界についてどんなことを考えているのか、感じているのかを知りたくて読んだ。
無意識のうちに依存してしまう対象や考え方から少し距離を置いていて、世間一般の人よりも何段か視座が高いと思った。
以下、印象に残ったフレーズ
・p5
私の電話にできないことは、指でスクロールすることだ...続きを読むけ。(中略)指ですぐに操作できるとなると、常にスマホをスクロールしてしまいます。しまいには依存症になってしまうでしょう。
・P8
人は合意に至らないとき、戦争をしまく。「未来の世界平和のために」という理由で戦争を始めますが、そのために「今の平和」を壊すというパラドックスになっています。暴力は恐怖と不安から生まれますが、恐怖から自由にならなければ問題は解決しない。解決策はお互いの文化の理解と外交ではないでしょうか。
・P11
自由とは受け取るものではなく、惜しみなく与えるものです。
・p41
公共サービスとは、最も大変な状況にある人たちの声に耳を傾け、彼らの考えを反映させなければならないという極めてシンプルな一例です。
Posted by ブクログ 2022年06月19日
こんな考えの方が国のトップにいる台湾って凄いな
友人と話したり、いろいろな経験をする中で、最近自分が無知だなあと感じたこと(生理用品.マスクの貧困)教育は平等に与えられるべきなのか、国家戦略として希望者だけエリートを育てるのか?最低限保障されるべき権利のラインはどこ?言葉で言語化できるということは...続きを読む、世界全体にあり得る関係性なのか?(アプリでの出会い等)人それぞれのhome拠り所とは、
これらについて考える種になった本でした
インタビューの翻訳本だからか、自分の知識不足からか、少し意味が分かりにくい部分もあったが、オードリー・タンという人自身のことも、その考えも知ることができてよかった
ソーシャルメディアにより立ち現れる格差
無力感→自分への問いかけ→ソーシャルへ
怒りという「蛍光ペン」
ダイバーシティ(多様性)とプルラリティ(多元性)
インターセクショナリティ(交差性)の視座をもつこと
その人の生き方や社会的期待に働きかけるべき
人生を通して学び続ける
共に学び、共に創造し、共に発想する仲間
メディアコンピテンスを身につけること
台湾の内閣「ジェンダー共同参画委員会」によるジェンダー主流化プロセス
同性婚が合法化されている国、世界のおよそ2割
オランダ/ベルギー/スペイン/ノルウェー/スウェーデン/ブラジル/南アフリカ/オーストラリア/アメリカ/台湾(アジア初で唯一、タイはパートナーシップ法が閣議決定)
語の意味とは、部分的な共通性によって成り立っている
保守主義(コンサバティザム)
無政府主義(アナキズム)
「保守的アナキスト」老子の教え
これからはプログラミング言語が英語に匹敵する共通語になる?JavaScript/スクラッチ/Python
自主性や相互関係、共有の価値観を大切にすること→AIを補助機能として使える
Posted by ブクログ 2022年04月25日
自由、縛られないこと、あたりまえを疑うこと、欲しい未来を描いて行動すること。息を吸って吐くように、こういう言葉を社会に対して伝え、自分の行動指針ともしているオードリーさん。これからどういう世の中が求められるのかを軽やかに語ったんだろうなぁと感じた。固まった価値観から自由になることが、より多くの人がよ...続きを読むりよく生きることにつながる。人を愛して、生きていこう。人生を楽しもう。
Posted by ブクログ 2022年04月19日
オードリー・タン氏から見える世界は優しく明るい。
まだまだ出来ることはある。
まだまだ、世界は良くなれる。
「問題を声に出すだけではなく、広めなければ問題解決にはつながりません」
「インターネット上で私が多くの時間を過ごすのは返信ボタンのない場所。アップロードやダウンロードはできますが、ま...続きを読むとはずれな個人攻撃が起こり得ない場所。」
「ハッシュタグで見つけるべきは仲間であり、決して敵でないはずです」
Posted by ブクログ 2022年04月10日
対談ではなくインタビューをしたものをまとめた本だそうですが、オードリー・タン氏がものすごく頭が良いのが伝わってくる。
台湾ってすごい。こんなブレーンがいたら、確かにコロナの封じ込めは成功するよね。
テクノロジーは若い人のためじゃなくて、万人のためにあるのだなと感じた。若くない人は若い人に学べば良い。...続きを読む人生はずっと学んでいくものなのだから。
そんなメッセージが読んでいて心地いいです。
オードリー氏の謙虚で穏やかな人柄と頭の回転の速さが終始伝わってくるような本でした。。
Posted by ブクログ 2022年03月26日
オードリーさんの誰も取り残さないという思いがとても素晴らしく、マイノリティへの偏見のなさがとても好印象だった。
中でも、トランスしたことでマイノリティを感じているわけではなく、両方の性別を経験したという捉え方が新しい発想だった。
そして男女の区別することはバウンダリーを自ら作って理解できないものと...続きを読む遠ざけてしまってもったいないという意見も納得だった。
Posted by ブクログ 2022年02月24日
なかなか興味深い経歴をもつ台湾デジタル大臣のオードリータンさん。
この本を読んでいると、台湾という国にとても親しみを感じ、興味がもてるし、台湾が日本よりすすんでいるかがわかる。
彼女が日本の政治を取り纏めてくれたらどれだけ日本が変わるかな…。
Posted by ブクログ 2022年02月06日
扱われている題材が多岐にわたるので、感想をまとめるのが難しいのですが、この本から受けたメッセージは以下2点かなぁ、と思いました。
・既存の価値観にとらわれないこと
・相手がどのようなひとであれ、異なる意見を尊重し、許容すること
書かれているほぼ全ての内容に共感でき、世の中の人達が皆このように考え...続きを読むてくれれば良いのに、と心の底から思います。
しかしながら、自分の自由のために手段を選ばず他人を傷つける人・国が、この世界には少なからずいるわけです。オードリー・タン氏がその動きに対してどのようなアクションを取っていくのかが、言葉は良くないかもですが非常に興味深く感じた読後でした。
Posted by ブクログ 2022年01月22日
作者の本は初めて読んだ。前から気になっていたのでやっと作者の本が読めてよかった。IT大臣だけど文化にも造詣が深くてすごいと思った。勉強を続けることや、みんなで協力すること、多様性、柔軟な価値観、スキルセットは特定のスキルよりも人間的な価値観におくこと、安全地帯を自分に持つことが他者への思いやりを生む...続きを読むことなど、ハッとすることや再確認することがたくさんありとても勉強になった。幅広い社会課題やコロナにも言及していて、ジェンダーや台湾の国の仕組みについても学べてよかった。
Posted by ブクログ 2021年11月29日
自由度が高い、お互いを尊重しあえる、誰にとっても暮らしやすい社会ではないか?
何からどんなふうに自由になればいいのか、実にわかりやすい。
世界中の不自由なシステムを変えていったら、今より美しい地球になるはず。
Posted by ブクログ 2021年11月23日
子供の頃から抱いていた自由に対する漠然とした疑問が、解決した。
「個人として何かから自由になること」が、今まで抱いていた自由の概念。
本当の自由とは、自分だけでなく他の人も解放し、自由にしてあげること。
自分が変えたいと思っていることを、変えられる人。
変化を起こせる人。
自分もそうなりたいと思えた...続きを読む、それを教えてくれた本かな。
Posted by ブクログ 2021年09月04日
台湾デジタル担当政務委員であるオードリータンさんのインタビューをまとめた本。彼女に関する本はこれで3つめだが、何度読んでもすごい人だと思う。IQ以上にEQが極めて高いのだろう、一つ一つの考え、コメントが柔らかい。日本にもこの様な方が国家を運営してくれることを切に願う。
Posted by ブクログ 2023年03月19日
台湾についてもっと深く知ってみたいと思って読んでみたのですが、この本だけだとモヤッとしていてもっと周辺知識を知ってから要再読だなと思った。
オードリーさんが理想としていてある程度実現されてきた台湾社会のあり方みたいなことが述べられている。それをちゃんと理解するためには、オードリーさんがなんでこれらの...続きを読む考えを持つようになったかを含めた詳しい生い立ちとか、オードリーさんが現れるまでの台湾の歴史や課題などの背景、誰がどんな考えでオードリーさんを抜擢したのか、抜擢されたあとの具体的な取り組み、とかを知る必要があると思った。
それらを勉強したあとにもう一回読んでみようと思う。
Posted by ブクログ 2023年01月14日
現実は常にアップデートされる。
いずれにせよ、生涯にわたって大切なのは、学び続けようと言う思いを学ぶこと。具体的に何を学べば良いのかと言うのは、時代とともに常に変わってくる。
その時、その時でアップデートされるため、常に
Posted by ブクログ 2023年01月01日
オードリー・タン関連ようやく読んだ。
しゃべるスピードがめっちゃ速いんだって。
ヴィトゲンシュタインと老子。33でビジネスをやめて政治(世界をよくするため)へ。
こういう方が「善を為す」ことにしてくれて本当によかった。悪いことしようとしたらいくらでもできるものね。
Posted by ブクログ 2022年06月12日
コロナ対策関連のニュースで色々と名前が出てきた台湾のオードリー・タンのデジタルインタビュー本。
「自由に」がテーマとなってインタビューが進んでいっている。何においても先を見据えている思考は最先端というイメージが常に浮かんでくる。
正直わからないことも多くあり、様々なことを考えるには知識が足りない...続きを読むことが悔しいのでまだまだインプット作業は続きます。。。
Posted by ブクログ 2022年02月25日
クロスカルチュアルからトランスカルチュアルへ。一人一人がマイノリティ。
円滑なマスクの入手、多言語の中の英語。二重国籍もあり。台湾はいわば理想郷かもしれない。
台湾に行った時、多くのホームレスの人や障がいのある人が通りに座り込んでいるのも見かけた。福祉の充実はどうなんだろう、と感じたけど、彼はこ...続きを読むれからの台湾をもっと変えてくれるはず。
Posted by ブクログ 2021年11月28日
面白く、前向きな気持ちになれる本だったが、なんとなく共感が薄かった。
とらわれた固定観念から自由になることは、著者をはじめ喜ばしく良いことであるという人と、一方でそうでもない人もいると思う。変化を受け入れよ、考え方をアップデートせよ、その方が未来が明るくなるよ、、、頭では分かるのだけど、疲れてしまう...続きを読む。現実は厳しい。