秋場大輔のレビュー一覧

  • 決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月

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    めちゃんこ面白かった。勧めてくれた友人、ありがとう。

    元々ニュースでいざこざがあったのは知っていたが、こんな裏側だったとは。

    最初から瀬戸さんに肩入れしすぎている印象もあった。
    正直、潮田さんの昔からの取引先には手厚くしたいとか、どうしてもこの会社は手元に残したいとか、プロパーならではの気持ちもわかる。
    ただ、この規模の会社では無理だよなぁ…とも。

    株主提案で勝てた、ことに胸熱。あと、信託銀行の仕組みもようやくわかった。仕事の面でも勉強になったぞ。

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    2023年01月17日
  • 決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月

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    大人の喧嘩。といえば、ひとことで終わるかもしれないと思った。正しいことをする、という信念で邁進することのかっこよさを感じた。

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    2022年12月22日
  • 決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月

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    読みものとして面白かった。
    勝者の歴史だから当たり前だけど、ところどころ引っかかる。多分わざと引っかかるように著者が書いてる。
    マスコミに内部情報をリークしたり、法的手段を取ったり。やってることは正当性あるんだろうけどモヤモヤする。こうなる前になんとかならんのか。

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    2022年12月18日
  • 決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月

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    いつもと違うジャンルの本を読んでみたい人におすすめ。

    株式投資を始めたので、ちょっと勉強してみようと読み始めた。この本のテーマは、日本のコーポレートガバナンスを正したいというリクシルCEO瀬戸氏vs思うがままに会社を動かしたい創業者オーナー潮田氏の闘い。

    正直、2018年当時のリクシルのニュースに全く関心がなかったのでとっつきにくい所が多かった。

    間違ったガバナンスを正すには、誰もがあきらめ投げ出してしまう煩雑な障壁があり、あきらめの悪い男瀬戸氏がどうやって乗り越え闘っていったのか。良くも悪くも、日本の世の中の仕組みを垣間見た。

    株主総会とは、会社の経営とは、大きくなればなるほど正義の

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    2022年12月04日
  • 決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月

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    おもしろかった。創業者がシンガポール移住で会社移したいって会社、他にも聞いたことあるので、そこはどうなるんだろうなあ。

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    2022年10月15日
  • 決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月

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    日本社会で「正しいことをする」のがいかに難しいかがよくわかる。瀬戸氏がここまで自分を貫くことができたのは、すでに起業に成功し、「お金」「余裕」があったからだ。それほど、莫大なお金を費やさないと「正しいことをする」ことは日本では不可能なのだと思い知らされる。大きな組織に有利になるように「会社法」や「株主総会」の仕組みは煩雑になっているから、前CEOとはいえ、一個人が組織ぐるみに対抗するのは「金銭的なハードル」が高い。かくして世の中には「泣き寝入り」が横行することとなる。

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    2022年10月08日
  • 決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月

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    人間同士の欲と意思のぶつかり合い。生々しく、ドラマ以上にドラマチック、最後に意志は勝つ。
    面白く勉強になりました。

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    2022年09月29日
  • 決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月

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    経営者として招聘してくれた創業者の方針と対立する経営を進めるのは、それが会社にとって正しいと思っていたとしても、神経が削れて辛いよなあと思う。活躍する経営者は、合理的な判断はもちろんだけど、強い精神力も持ってないとダメで、それは色んな修羅場を経て養われることもあるだろうけど、周りの目が気にならないような心構えを生まれつき持ち合わせてたりするのかもなと思ったりする。
    一般的には、法人にとって正しい判断をすることが大事だし、上場会社は株主や債権者に説明責任を負ってるので、やっぱり創業者の想いが優先され過ぎるのはダメなんだろうなあ。基本は一族経営の会社って、その一族の想いに賛同する人たちが集まればい

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    2022年09月23日
  • 決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月

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    読むのにちょっと時間がかかったけど、
    面白かった

    半沢直樹みたいにドラマ化してもらいたいわ

    ただ、
    半沢直樹はフィクションだけど、
    こっちはドキュメントだからね。

    潮田派のクズっぷりはどこまで本当なのかな?

    瀬戸派の視点なので、そこはちょっと注意しないと
    いけないとなと思った。

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    2022年09月11日
  • 決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月

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    【まとめ】
    1 霹靂
    2018年10月27日、LIXILグループ社長兼CEOの瀬戸欣哉は仕事でローマに訪れていた。朝食を終えた頃、突然スマートフォンが鳴った。電話の主はLIXILグループ取締役会議長の潮田洋一郎だった。
    「瀬戸さん、急な話だけれど指名委員会の総意で、あなたには辞めてもらうことになりました。交代の発表は4日後の10月31日です。後は私と(社外取締役の)山梨(広一)さんがやりますから」
    まさに青天の霹靂だった。

    2018年10月時点の取締役の構成をみると、総勢12人のうちトステム出身者は潮田を含めて4人、対するINAX出身者は創業家出身の伊奈啓一郎と、INAX最後の社長だった川本

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    2025年03月20日
  • ヤメ銀 銀行を飛び出すバンカー

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    週刊文春で連載されていた企画を再構成して新書化。様々な事情で銀行を離れた元・銀行員達のその後を追ったルポ。

    度々出てくる、銀行員は「我慢すれば定年まで面倒みてもらえる」「名刺ひとつで誰にでも会える」というフレーズが印象に残る。かつてほどでなくとも、銀行員は社会的地位も高めで安泰な職業なようだ。しかしその地位に甘んじず、あるいは不満を持って銀行を飛び出した元バンカー達の活躍ぶりが面白い。

    元から地頭の良い人達による成功体験ではある。しかし持てるノウハウを活かして成功に結びつけたり、充実した仕事に巡り会えるかどうかは結局その人の気の持ちようだろう。バンカー達に限らず、視野を広げてチャレンジして

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    2024年07月12日
  • 決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月

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    会社は誰のものか。ガバナンスとは何かを考えさせられる本。事実は小説より奇なりと思える、スリリングさがある。Do the right things の瀬田と、ワンマン経営の潮田氏と。
    従業員を守ることが一つの答えだとして、瀬田氏を正解としたのが、本書の導き出したかった解ではないか。

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    2023年10月09日
  • 決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月

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    小説の仕立て上、勧善懲悪の構成になっているが、悪側のやっていることが姑息すぎて、少し驚く。
    周りには、それらを見抜き、対応する力が必要ということかな。
    一方、一介のサラリーマンの立場にとっては別世界の話で、その登場人物にはなれないな、と感じました。

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    2023年01月14日
  • ライフシフト 10の成功例に学ぶ第2の人生

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    出てくる人が割とすごい経歴の人ばかりで、残念ながらあまり身近な印象を持てなかった。

    「私だけの勲章」はゼロから自分で切り開いたものとは言えまい。会社という組織が与えた肩書きや機会の中で奮闘した結果、手にした経験というケースの方が多い気がする。しかし、会社を卒業すれば、機会を与えてくれる他人はいない。自分で作るしかない。

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    2021年07月01日