【感想・ネタバレ】ヤメ銀 銀行を飛び出すバンカーのレビュー

あらすじ

経営に必要なことはすべて銀行で学んだ!

長らくエリート会社員の象徴でありながら、
同時に「規制金利→金融自由化→バブル→バブル崩壊→金融再編→
フィンテック登場」と、めまぐるしく荒波に晒されてきた日本のバンカーたち。
時代の変化に適応し、変異して、銀行を飛び出した「ヤメ銀」たちに聞いた
「銀行でこそ学び得た経営の教訓」。
「週刊文春」での同名連載時の取材をもとに再構成。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

銀行に勤めて二十年弱になりますが、金融業界の歴史、各時代におけるバンカーの生き様を改めて学ぶことができました。
金融業界は良い意味で成熟しており、新しいことにチャレンジできる機会は少なく感じますが、良いところは残しつつ、少しずつでも組織と自分を変えていきたいと思うバンカーにおすすめします。

0
2025年01月03日

Posted by ブクログ

何となく題名が気になって本屋で手に取った1冊。著者かほぼ同年代で、自分の業界をジャーナリストの立場から捉えているので、自分自身の銀行員時代の歴史を辿るようで面白く読むことが出来た。

0
2024年05月27日

Posted by ブクログ

週刊文春で連載されていた企画を再構成して新書化。様々な事情で銀行を離れた元・銀行員達のその後を追ったルポ。

度々出てくる、銀行員は「我慢すれば定年まで面倒みてもらえる」「名刺ひとつで誰にでも会える」というフレーズが印象に残る。かつてほどでなくとも、銀行員は社会的地位も高めで安泰な職業なようだ。しかしその地位に甘んじず、あるいは不満を持って銀行を飛び出した元バンカー達の活躍ぶりが面白い。

元から地頭の良い人達による成功体験ではある。しかし持てるノウハウを活かして成功に結びつけたり、充実した仕事に巡り会えるかどうかは結局その人の気の持ちようだろう。バンカー達に限らず、視野を広げてチャレンジしていく人達の気概を見習いたい。

0
2024年07月12日

「ビジネス・経済」ランキング