都会のレビュー一覧
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購入済み
箱の奥の違和感
『箱の男』は、ゆるいタッチのキャラクター造形と、物語が放つ深い不気味さとの“落差”が強烈な読後感を生むミステリーだ。物語の中心にあるのは、リビングに置かれた大きな箱と、その中に入ったまま生活する父親。箱には腕を出すための穴がひとつ開いているだけで、娘はその腕と声だけを頼りに日常を続けていく。この設定だけでも十分に異様だが、作品はその違和感をあえて説明しすぎず、読者の想像力を刺激する形で積み上げていく。
特筆すべきは、キャラクターの柔らかい線と丸みのある表情だ。普通なら安心感を与えるはずの絵柄が、状況の異常さと組み合わさることで、逆に“逃げ場のない不穏さ”を強調している。読者は、娘の視点を通し -
ネタバレ 購入済み
試し読みで読み始めてから続きがどんどん気になって思い切って購入してみました。結末は全く想像出来なかったものでしたが、ちゃんとストーリーがあってとてもおもしろかったです。個人的に、最後の由美子の母親に向けての手紙の内容にとても共感しました。どんな形であれ、心から笑っていられたのは事実であると。序盤の4コマがとても穏やかなゆえに、本当の関係性を知った時はとても驚きました。一番、父親が見ててとても心苦しいです。過去の出来事全部話して、また由美子と再構築出来れば良いなと思いました。元夫で最後幕を閉じましたが、あれは恐らく家族の愛の形は時に狂気的なものになることを示唆していたのでしょうか?あと、個人的に
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Posted by ブクログ
自分もこの主人公と同じ就活氷河期だったのですごく心に刺さるものがありました。
"とにかくどこでもいいから内定が欲しい、誰かに必要とされたい"
当時必死だった自分の弱さが生々しく蘇る。最近も転職活動をしていたこともあって、大学の就活を思い出し、同じように苦しんだ。正直焦っていたからある程度は妥協しないとという気持ちだった。でも本書にも書いてあったが、内定はゴールでもなんでもない。内定もらって入社してもまた違う苦しみが待ってるし、もちろん楽しいことだって待ってるかもしれない。
ただ、私もこの主人公の都会さんと全く同じ状況で、今の環境にいるのは本当に地獄だった。だから転職をす -
購入済み
そういうもんなんだね〜
この本を読んでみたいとレビューを読むのは私のように人生半分終わった人だろうか?それとも今まさに学生真っ只中の人だろうか?私のように、やっぱり集団の中でぽつんとしてしまう人だろうか?集団に難なく溶け込み、なんであいついつもぼっちなんだって思ってる人だろうか?もしボッチで悩んでいて苦しい人が読もうかどうか迷っていたら、ぜひ読んでみてほしい。私が人生の半分でようやく辿り着いた答えが書いてある。