ローン・フランクのレビュー一覧

  • 闇の脳科学 「完全な人間」をつくる

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    岡田斗司夫のYouTubeでおすすめされていたので読んでみた。

    非常に面白かった。

    脳に電気を流すことで、精神疾患を治療することができる。

    それらの技術は、軍事転用よっては恐怖心を感じないロボット兵士を作れる可能性もあるらしく、アメリカの国防関連のシンクタンクも研究費を大幅にとっているのだとか。


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    2025年01月30日
  • 闇の脳科学 「完全な人間」をつくる

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    くそおもろ
    天才っているんだ
    快感と苦痛は紙一重
    どちらもスイッチひとつで生み出せる
    人間をどんな用途のための道具に造りかえることも可能だし、感情や倫理観はどうにでも変えられる
    形成外科▶︎美容整形
    神経外科▶︎脳深部刺激
    倫理警察うっせーわ
    ロバート・ガルブレイス・ヒース

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    2023年12月10日
  • 闇の脳科学 「完全な人間」をつくる

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    科学(医学)の最先端を戦うと言うことはこう言うことなのかということを少しながら感じ取れた。今の時代なら素晴らしい業績とみなされて然るべきものが、時代の状況によっては酷い扱いを受けるものだと教えてくれる。ヒース博士が実際にはどのような人だったかは結論づけられないだろうが、とてもドラマティックに記述されていて一気に読み進められた。

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    2021年02月28日
  • 闇の脳科学 「完全な人間」をつくる

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    物凄い本だった。本書タイトルとあらすじは「タブー」と「マッド・サイエンティスト」的な所に思い切りフックのあるものになっていますが、本書を完読するとそういった単純さとはかけ離れた内容に驚嘆してしまいます。しかしタイトル・あらすじは本文の片面として確実に含まれており、その反対側の面(これはユヴァル・ノア・ハラリの「ホモ・デウス」まっしぐらの、人類永遠の課題かもしれません。)を熟慮するためには一冊分の内容が必要であるため、本書はこの引っ張りでこそ正しいのだと思います。

    ある人物・ある分野を批判・否定する際に、その否定する理由が主に直感・感情・倫理である場合、完膚なきまでに完全に完璧に100%否定し

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    2020年11月17日
  • 闇の脳科学 「完全な人間」をつくる

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    忘れられた天災、ロバート・ヒース。
    今でいう脳深部刺激療法を50年前に独自に開発して統合失調症を治療していた。

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    2020年12月03日
  • 闇の脳科学 「完全な人間」をつくる

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    ネタバレ

    精神症状における脳深部刺激術の歴史と、その中で消された存在となったヒースの半生をまとめたルポです。題名から胡散臭そうな印象を与えてしまいようですが、真っ当な内容です。脳深部刺激術はパーキンソン病などの治療で現在普通に行われる手術ですが、精神症状の治療のために1950年代から試行錯誤されていて、その歴史が忘れられたものであるは驚きでした。精神症状が脳から生じるという共通認識がない時代にはタブーであったのでしょうか?それぞれの時代の治療を後から批判するのは簡単でしょうが、多くの研究者はその時のベストを尽くしていたと信じています。

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    2020年11月06日
  • 「愛とは何か」を科学する:人が人を愛するとき、脳と心で何が起きているのか?

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    「科学する」というよりは、著者の日記(調べてまとめた科学知識付き)という方が近い。そう思って読めば楽しく読める。翻訳はところどころ直訳風で、どこからどこまでがどの主語にかかっているのかわからず困るときがある。p.131買い主→飼い主?

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    2024年08月26日
  • 闇の脳科学 「完全な人間」をつくる

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    【感想】
    かつて「マッドサイエンティスト」と糾弾され、医学の表舞台から姿を消した医者がいた。その医者の名は『ロバート・ヒース』であり、彼を主人公として本書は展開していく。

    ヒースが施した治療のもっとも有名なものが、同性愛者を異性愛者に矯正するための電気治療である。被験者の脳の快楽中枢に電極をつなぎ、娼婦にお誘いを受けながら同時に脳内に電流を流していく。これまで女性に欲情を抱かなかった患者は娼婦との「セッション」のあいだに初めてオーガズムに達し、実験は大成功に終わった。

    現代の視点からすれば、こうした治療はまさに「闇の脳科学」に見えるだろう。実際、彼が活躍した1950年代当時でも、こうした「

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    2022年01月28日