小説トリッパー編集部のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
旬の作家陣による30をテーマに書かれた短編集。はっきりいって一気読みすると疲れます(そのくらい熱量高い)。少しずつ楽しむことをオススメします。エログロは余りなかったけど、大人目線の話が多く、中学校以上推奨です。基本は高校以上むけだけど、好きな作家探しに短編は良いので、中学生でも読書欲ある子には勧めたいです。
以下、△好き▲面白かった▼普通
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△青山美智子「ストールは赤」
仕事と成長を見つめ直す30年
△朝井リョウ「三十番目」
過去作を病的なほど浚う男。移動中も倍速で聞きついに超人的な速度にたどり着いて、履修完璧。でも過去になくても…。
▼朝比奈秋「ネオン魚群」
喘息の発作 -
Posted by ブクログ
30にまつわる短編集なので30年をテーマにした作品が多く、40代の私には今までを振り返ったり、これから先を考えたり、共感できるものが多かった。
これだけ作品が並ぶと合うもの合わないものがあるのは当然として、全部がなるほどねぇ、面白いねぇ、という感想でさすがのラインナップ。
九段理江さん『30世紀少女』冒頭かららしさ全開で「これこれ!九段さん読んでる!」って感じが短編でも満喫できた。
佐原ひかりさん、西加奈子さんも切ないけどまだこれからだよねって今までの自分とこれからの自分を折り合いつけようとする感覚が自分や友達のことのよう。
鈴木結生さんのエッセイ風創作?は1ページ目から興味をそそられてオチ -
Posted by ブクログ
面白かったです。
20をテーマに、20人の作家さんが短編を書かれた短編集。読んだことのある作家さんも初読みの作家さんもいました。
阿部和重「Across The Border」、伊坂幸太郎「if」、恩田陸「黒い春」、川上弘美「20」、木皿泉「20光年先の神様」、藤井太洋「ヴァンテアン」が好きでした。
恩田さんの物語はゾッとするのですが、何年か先にはこんな会話しているんじゃないかという妙なリアリティーがあります。
初読みの藤井さんのお話も、DNAで作られるアミノ酸の21個目を作ったバイオハッカーのお話で、これは長編で読みたい!となりました。
お話には好みがありましたが、文章や文体はさすがの読みや