竹端寛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『福祉は誰のため?』を読み進めながら、「理解」「責任」「ケア」「能力主義」について考えた。
第1章では、「他者の合理性を理解する」という考え方が印象に残った。子どもと親の関係では理解と対話が大切なのは分かるが、職場のように共同作業を行う場では、最低限やってもらわないと他人に負荷がかかるため、どこまで理解すべきなのかは難しいと感じた。ゴミ屋敷の事例でも、困っている人が周囲を困らせ、その結果周囲も困っている状態になるなら、「困らされた側」に理解を求めるのは不公平にも思えた。理解は大事だが、現実には制度や第三者が間に入らなければ回らない場面も多いと思う。
特別支援学級やインクルーシブ教育の議論で -
Posted by ブクログ
知人とやっているクローズドの読書会でみんなで読んだもの。竹端さんのブログが元になっており、能力主義やケア、その周辺の話題をテーマごとに編集し直して適宜加筆修正されています。竹端さんと同じように子育ての経験や家族との関わりから能力主義の歪みについて感じるところのある方もいれば、わかってはいるけれどその呪いから抜け出すの難しいよね、という話だったり、そもそも社会の構造として子育てをし始めるまでケアの重要性に気付く余地がないということが問題だよね、など色々みんなで話しました。本の感想が軸になっており読みたい本がけっこう増えたのでがんばって読んでいきたい。特に磯野真穂さんの『他者と生きる』はなるべく優
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Posted by ブクログ
特に、今誰かのケア(ままならぬものき巻き込まれること)に携わっている人に響く本だと思う。
「困った人」ではなく、「困っている人」。
確かにそうだ。ガツンと喰らってしまった。
自分のケアが、この本で著者が言っている「強者の論理の強要」になっていないかと自問自答。
学校教育法の解釈のなかで、障がいを持つ子どもの環境をどう捉えるかなど、ふむふむなる程と考えるさせられる。また、日本人特有の、ある意味では美学と捉えられる「人に迷惑をかけてはならない」という規範が悪影響を及ぼしたものなど。
他者に助けてと言えず、一人で抱え込むことで最悪の結果をもたらせた事件はこれまで多くあったし、今も現在進行中の人もい