高見澤秀のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
タイトルの通り、有名な文豪たちの憂鬱語録。ただここに出てくる文豪はいわゆるクズ的な人たちばかり。憂鬱と言うよりクズじゃないかと思うこと多々あり。
でもご本人は真剣だろうから笑っていいのかわからないがやっぱり笑ってしまった。先に謝っておきます。ごめんなさい。やっぱり太宰さんはキングオブ卑下だな。「ちかごろの僕の生活には、悲劇さえない」だの「故郷の者は、ひとりも私の作品を読まぬ」だの有名な「生まれて、すみません」などここまで自分を卑下してしまうとそれはそれで無敵な気がするが。コロナ禍でうつになりかけている人には余計に毒になるかも知れないがわりとこういう人もいた、有名な文豪でもクズはいるという良薬?