【感想・ネタバレ】文豪たちの断謝離 断り、謝り、離れるのレビュー

あらすじ

本書は、文豪ファン、文豪好きの方向けに、12人の文豪が書き残した手紙を「断、謝、離」の3つに分け、文豪たちの本音を紐解きつつ、彼らの断り方、謝り方、別(離)れ方に学ぶという本です。ますます文豪が好きになります!

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Posted by ブクログ

夏目漱石、芥川龍之介、太宰治、坂口安吾、etc…近代文学の文豪たち。友人、恋人、取引先などなどに宛てた手紙の数々。断る、謝る、離れる、目的は諸々。
社会人として勉強になるきっと素晴らしい文章が書かれているに違いないと期待すると、相手の立場なんて考慮しない、自分の想いを伝える直球の手紙ばかりで、いい意味で期待を裏切られた。
チャットなんて無い時代だから短文を何回も交わすわけにもいかず、一通の手紙に凝集された熱情は現代から読むと新鮮。

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2023年05月15日

Posted by ブクログ

実生活が垣間見得るものだけに、こんな人だったのだろうかと想像が膨らんで楽しい。
「断謝離」がテーマということで、金絡みの手紙が多い。「苦労しているのだな」と感じる人と「ろくでなしだ…」と感じる人がいるのが面白かった。
中原中也の手紙が、内容はともかく作品と同じ雰囲気で好きだった。

しかし、文豪ともなると手紙まで世の中に出て大変だなあ。

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2021年07月24日

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