デロイトトーマツグループのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレデロイトによる人口に頼らない経済成長の考え方、価値循環をテーマとした本。
メモ
・人数を伸ばすことに限界がある中、頻度や価格を上げることにより価値を向上させることを図るという発想
・新たな需要を生み出す四つの機会
グローバル成長との連動
海外のカネやヒトの取り込み
インバウンドのアウトバウンド化
課題先進国のソリューション輸出
リアル空間の活用、再発見
世界有数の海洋資源の開拓
国土面積3分の2を占める森林活用
広がる宇宙空間に関連する多様なビジネス展開
仮想空間の拡大
新しい経済の広がり
新しいコミュニティの広がり
新しい労働の -
Posted by ブクログ
海外に目を向けるのではなく、人口が減少し、経済が停滞している日本でも、成長・需要創出の機会は十分にあると、ポジティブに訴えている提案書。
失われた30年を取り戻すことができるかも、と希望を持つことができた。
未来に対する不安から投資が抑制された結果、失われた30年という停滞期が続いた。
以下、4つのリソースを循環させ、4つの機会を成長の原動力とし、相互に掛け合わせることで新たな需要を創出することで、人口減少下でも成長に繋げることができる。
▪︎経済活動を構成する4つのリソース
人、モノ、データ、カネ
▪︎新たな市場になり得る4つの機会
グローバル成長との連動、リアル空間の活用・再発 -
Posted by ブクログ
経営のトレンドを把握するために購入。激化する経営環境、すなわち両極化する時代において、デジタル・テクノロジーを手段として徹底的に活用し、持続的な成長を目指す。そうしたヒントを提示してくれる本。個人的にはP43〜44のパーパスについての説明が印象に残った。
▼備忘(P43〜44の抜粋)
従来示されてきた大義は、予測される変化に対して、あくまで「私(自社)はこうしたい」「私(自社)はこうありたい」という一人称の方向性や状態を示すものにとどまる傾向が強かった。これに対してパーパスは、ステークホルダーや社会全体といった第三者視点から自社の果たす役割を俯瞰しつつ、「自社が社会にどのように働きかけ、どの