紀里谷和明のレビュー一覧
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他人と「比べる」ことでしか物事の価値を測れないような視点を、知らず知らず持たされてしまった。
「今の自分にはつねに何かが足りなくて、違う自分にならなければいけないと信じ込むのは、自分があまりにかわいそうではありませんか?」
自分自身を「わざわざ嫌う必要はない」
結果的にその〈子どもの心〉を見つめることが、じつは〈大人の心〉の世界で、「勝つ」ための唯一の方法。
「ねば」「べき」という言葉は、まさに「雑音」です。
「そう思っただけ」と「そう思って動いて確かめてみた」の間には、その理解度に、何倍もの開きがある。
「やりたいと思ってしまったこと」が何かを突き詰め、ただそれを行動に移す。迷ったらまた問い -
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・外的要因でなく、最終的に本当は何がほしいのか?ここを考える必要がある。
→好奇心に従ってやりたいことをする
→常に学び続ける
→自分を活かして無理ない形で仕事を続ける
→夢中、進歩、主体性、好奇心、シンプルの価値観を満たす
・「ねば」「べき」は社会からの雑音でしかないし、そこに応える必要はない。
・絶対にyes以外はno
・「食っていけない」を分解すると、1ヶ月に8万円あれば十分生きていけることがわかった。
・当事者がどう思うかが大事で、物事に良いも悪いもない。
・仕事ができてもできなくても、本質的な人の価値は変わらない。だから何者かになる必要なんて全くない。
・「こんなふうなこ -
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この本は手に取って良かった、普段の自分の迷いが見透かされているような感覚と、これからの行動に影響しそうな本でした。
▼memo------------------------------------------------------------
・「果たしてほんとうにわたしたちは、そんなにダメな人間なのでしょうか?今の自分には常に何か足りなくて、違う自分にならなければいけないと信じ込むのは、自分があまりにもかわいそうではありませんか?」
・「やりたいと思ってしまったこと」が何かを突き詰め、ただそれを行動に移す、迷ったらまた問いかけて、行動する…。人生って、ただ単純にその連続でいいんだ」 -
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ネタバレ1.お金が欲しい→モテたい→羨ましがられたい→バカにされたくない
⇒子供の頃は、「お母さんに喜んでほしい」「あのお菓子が食べたい」という
欲しいものがはっきり見えていたが、大人になるにつれて見えなくなる
※「他人と比べることでしか物事に価値を測れなくなっている」
(例)クッキーを2つに割ると大きい方と小さい方ができる
甘いものが苦手だから小さい方が欲しいという人もいる、物事に良いも悪いもない
2.自分のやりたいことは何なのか?見極めることが大事
・自分の人生の方針を世間の目を気にして決めたり
他人の期待に応えるために貸したり、そんなことのために使ってはいけない
・今の自分には常に何か足りなく -
Posted by ブクログ
全体としてのテーマはいかにして自分の本心と向き合うかという話。
個人的に印象に残る部分のまとめ。
・計算や合理性だけで考える大人の心だけでなく、その奥に隠れている子どもの心の声も聞き取り。自分が本当にしたいと思っていることを言葉にするのは難しいが、周りの雑音ができるだけ少ない環境でそれを丁寧に掬い出すことで、少しずつ見えてくる。
・何をするにも、最初の一歩が一番怖い。
それは想像、想定が生み出しているもの。
実際に行動してみれば、何に怯えていたのだろうと思うことが多い。
その想像が生み出した恐怖を乗り越える唯一の方法は肉体を使って、実際にそれをやってみること。
・自分がしてみたいことについて