紀里谷和明のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
他人と「比べる」ことでしか物事の価値を測れないような視点を、知らず知らず持たされてしまった。
「今の自分にはつねに何かが足りなくて、違う自分にならなければいけないと信じ込むのは、自分があまりにかわいそうではありませんか?」
自分自身を「わざわざ嫌う必要はない」
結果的にその〈子どもの心〉を見つめることが、じつは〈大人の心〉の世界で、「勝つ」ための唯一の方法。
「ねば」「べき」という言葉は、まさに「雑音」です。
「そう思っただけ」と「そう思って動いて確かめてみた」の間には、その理解度に、何倍もの開きがある。
「やりたいと思ってしまったこと」が何かを突き詰め、ただそれを行動に移す。迷ったらまた問いかけて、行動する……。人生って、ただ単純にその連続でいい。
世界のどこかに宝探しに行くわけではない。今ここにいる自分の中にあるはずの答えを見つければいい。
自由というのは、「自分が自分に正直でいられる状態」 -
Posted by ブクログ
・外的要因でなく、最終的に本当は何がほしいのか?ここを考える必要がある。
→好奇心に従ってやりたいことをする
→常に学び続ける
→自分を活かして無理ない形で仕事を続ける
→夢中、進歩、主体性、好奇心、シンプルの価値観を満たす
・「ねば」「べき」は社会からの雑音でしかないし、そこに応える必要はない。
・絶対にyes以外はno
・「食っていけない」を分解すると、1ヶ月に8万円あれば十分生きていけることがわかった。
・当事者がどう思うかが大事で、物事に良いも悪いもない。
・仕事ができてもできなくても、本質的な人の価値は変わらない。だから何者かになる必要なんて全くない。
・「こんなふうなことをしたい」といった想いが先で、想いを達成するために頭を使う。心で感じて頭で実行していく。
◎ページ
25,43,56,325 -
Posted by ブクログ
▼2026年8月追記
ふと、3年前に書いたこの感想を読み返した。
驚いたのは、当時から自分が気になっていたことは、あまり変わっていないこと。
「今の自分には何かが足りない」
「違う自分にならなければいけない」
そんな不足感からどう離れて、自分自身を生きるのか。
2026年になった今も、形を変えながら同じことを考えている。
ただ、当時と少し違うのは、
「あんなに頑張ったんだからと、自分で自分を許してあげられる余地が生じてくる」
という言葉を、以前よりも実感を持って受け取れるようになったこと。
以前は、「今の自分で十分」と思うことは、成長や向上心を手放すことのようにも感じていた。
でも今は少し違う。
「今の自分で十分。でも、もっと面白そうだからやってみたい」
そんなふうに、満たされたところから動いてもいいのだと思えるようになった。
「これで十分」は終着点ではない。
満たされたところから、次へ遊びに行くための出発地点。
3年前に心に残った言葉に、今の自分が少し追いつけたような気がして、嬉しくなった。
------------------------------------------------------------------
▼2023年4月20日投稿
・この本は手に取って良かった、普段の自分の迷いが見透かされているような感覚と、これからの行動に影響しそうな本でした。
■memo
・「果たしてほんとうにわたしたちは、そんなにダメな人間なのでしょうか?今の自分には常に何か足りなくて、違う自分にならなければいけないと信じ込むのは、自分があまりにもかわいそうではありませんか?」
・「やりたいと思ってしまったこと」が何かを突き詰め、ただそれを行動に移す、迷ったらまた問いかけて、行動する…。人生って、ただ単純にその連続でいいんだ」
・「結果がでても出なくても関係ない」と心から言えるようになるまでには、死に物狂いで力を尽くすしかない。そうすることで初めて、あんなに頑張ったんだからと、自分で自分を許してあげられる余地が生じてくる」
・「あなたはこの世界を、それほど信じなくていい。つまり、自分以外のものに振り回されないでほしい。この世界を作り出しているのはあなた自身なのです。」 -
Posted by ブクログ
ネタバレ1.お金が欲しい→モテたい→羨ましがられたい→バカにされたくない
⇒子供の頃は、「お母さんに喜んでほしい」「あのお菓子が食べたい」という
欲しいものがはっきり見えていたが、大人になるにつれて見えなくなる
※「他人と比べることでしか物事に価値を測れなくなっている」
(例)クッキーを2つに割ると大きい方と小さい方ができる
甘いものが苦手だから小さい方が欲しいという人もいる、物事に良いも悪いもない
2.自分のやりたいことは何なのか?見極めることが大事
・自分の人生の方針を世間の目を気にして決めたり
他人の期待に応えるために貸したり、そんなことのために使ってはいけない
・今の自分には常に何か足りなくて
違う自分にならなければいけないと信じ込むのは、自分が可哀想ではないか?
⇒人生への答えは誰も出してはくれない
答えは既に自分の中にある、あとはそれを本気で実現するだけ
3.大人の心と子どもの心
大人の心→人の目を気にして、優位に立って入れば安心だと考える心
子どもの心→人の目を気にせず、やりたいことをやってしまう心
⇒大人の心がないと、野生の獣になってしまうが
子どもの心から目をそらし続ける限り、どれだけ有名になっても心の安心はない
4.夢を叶える、夢を追う、夢破れる
夢を持つことが当たり前で素敵だという風潮があるが夢は持たなくてもよい
「このままではいけない」「今の自分ではない何かにならねば」という焦り
⇒これはただの幻
5.荒野の真ん中に一人で立ってみて何を思うか?
(例)カレーが食べたいと思ったら食べに行く、滝が見たいなら見に行く
「そう思っただけ」と「動いて確かめてみた」では理解度に何倍も開きがある -
Posted by ブクログ
全体としてのテーマはいかにして自分の本心と向き合うかという話。
個人的に印象に残る部分のまとめ。
・計算や合理性だけで考える大人の心だけでなく、その奥に隠れている子どもの心の声も聞き取り。自分が本当にしたいと思っていることを言葉にするのは難しいが、周りの雑音ができるだけ少ない環境でそれを丁寧に掬い出すことで、少しずつ見えてくる。
・何をするにも、最初の一歩が一番怖い。
それは想像、想定が生み出しているもの。
実際に行動してみれば、何に怯えていたのだろうと思うことが多い。
その想像が生み出した恐怖を乗り越える唯一の方法は肉体を使って、実際にそれをやってみること。
・自分がしてみたいことについて頭の中で想定してるだけでは、それが本心なのかは永遠にはっきりしない。
実際に行動に移して確かめてはじめて、その思いが本物かどうかがわかる。
・求める結果を出そうと死に物狂いで努力したうえであれば、仮にその結果に届かなかったとしても、その過程での充実感を十分に得ることができる。人生はその積み重ねによって豊かにっていく。