庭田杏珠のレビュー一覧

  • AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争

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    間もなく戦後80年になろうとしている。太平洋戦争前の日本といえば軍国主義が街中に色濃く溢れ、軍艦や戦闘機をはじめとする武器の開発製造に国のあらゆる先端技術が注がれていた。その様な中で、人々の生活全ては戦争に大きく左右され、貧しさに耐えながら、そして、家族を兵士にとられた家ではその無事を祈りながら日々生活を送っていた。写真技術は19世紀には早くも登場していたものの、一般的な家庭へのカメラの普及はまだまだの時代であり、裕福な家庭や報道を職業にする一部の人間しかカメラなどは持てない時代であった。その様な中でも当時撮影された白黒の写真が現在まで各家庭に大切に保管され、特に戦争中の従軍カメラマンの撮影し

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    2024年05月04日
  • AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争

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    白黒の写真がカラーになると途端に現実として感じられるのはどういう心の動きなのかうまく説明できない。でも確かにその変化が映し出された人々が自分と同じ感情を持った人なのだということがより直接的に心の中に届く。それは人だけでなく景色や日差しの空気感もそう。戦前の沖縄の晴れた空の空気がとてもきれいで印象深い。同じ青空は戦中戦後の写真にも、原爆のキノコ雲が立ち上る写真にも写っているけど。
    テクノロジーが人の心を動かす好例。

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    2022年08月27日
  • AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争

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    白黒写真を現代の技術を使用し、関係者の記憶を活用しカラー化したという本。より一層リアルさが伝わり、写真の時代に入り込んで感じたり、考える事ができた。
    それにしても、都市という都市がくまなく徹底的に無差別に破壊された事は人命や文化の喪失他、全ての面で残念。
    読者には色んな文献や映画とセットで見てもらえたら、一層良いと思います。

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    2022年02月13日
  • AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争

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    カラー写真の威力を見せつけられた一冊。AIさん方の尽力でカラー化されたものという。ぼくはモノクロ写真やセピアの写真も味があって好きだけど、戦争の写真をカラーにすると、こんなにもリアルに蘇ってくるものかと感嘆した。

    大型戦艦が炎上して沈み、日本各所に空襲があり、ヒロシマとナガサキに原爆が落とされるといった惨劇たる写真もさることながら、壮絶な戦時下に生活している人々の表情が豊かであることに(特攻隊員たちまでもが!!)、胸を締め付けられるような苦しさと同時に、一瞬の安堵を感じた。この本の写真に写っている人々は、私の祖父や祖母以上の年代の人々だが、戦火をくぐりぬけ、先人たちはたしかに生きてきたし、か

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    2021年09月04日
  • AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争

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    戦前から戦後の貴重な白黒写真。最新のAI技術と、当事者への取材や資料をもとに人の手で彩色。カラー化されることにより、当時の事をイメージしやすくなりました。できる限り再現しよう取りくまれています。「過去の色彩の記憶をたどる旅」
    たまたまNHKで見た松本隆さんの「君は天然色」の歌詞「想い出はモノクローム 色を点けてくれ
    この歌詞が生まれた松本さんの回想が、ちょうどこの本とリンクしました。
    地道な事業を引き続き記録として、残していただけたらなと。

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    2021年08月16日
  • AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争

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    渡邊先生がニューラルネットワークでカラー化した写真をtwitterにアップしていたのは見ていたので、本書はそれをまとめただけのものと思っていたのですが、この本は更に、当事者のヒアリングを元に色を補正するところまで実施していました。その最後の手処理が大変なのでしょうが、それによってさらにリアルさが増しているように思いました。

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    2021年04月08日
  • AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争

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    カラーで見るとあの時代を過ごされた方々の凄まじい経験が少しでも分けてもらえるような気がします。
    松山空襲の写真を見てよくウチの親父さんは生きていたもんだと今更ながら思います。

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    2021年03月12日
  • AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争

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    第二次世界大戦の戦前・戦後1941年~1946年くらいまでに撮影された白黒写真をAIの技術と当事者への取材・資料をもとに彩色しカラー化したものが掲載された一冊(355枚とかなりのボリューム)。カラーになるとモノクロだと見えてこなかった景色がリアルに見えてくる、戦争敗北後の1946年の銀座でタバコを買いに大勢の人が行列しているのが一番印象に残ったかな(笑顔の人がちらほらいたという点で)。収録されている写真の中には、映画「この世界の片隅に」「火垂るの墓」に関連する写真もある。

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    2021年03月02日
  • AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争

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    ネタバレ

    情報デザインとデジタルアーカイブによる「記憶の継承」について研究されている渡邊教授と、広島出身で平和活動に取り組まれてきた庭田さんが共同で取り組む「記憶の解凍」プロジェクトの成果物のカラー写真が掲載されています。

    被爆前の広島の写真をはじめ、戦前・戦中・戦後の広島、沖縄、国内の写真約350枚がびっしり掲載されています。

    方法は、AIで自動的に色付けしたものを、地元の人や専門家との対話やその他資料、SNSで寄せられた情報を基に補整、修正する作業を経てできる限りの「再現」を試みたものだそうです。

    オンライン・アプリでも最新のものが公開されているみたいです。

    それ以外にも、様々なデジタルアー

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    2025年11月26日
  • AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争

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    ネタバレ

    すばらしい企画。
    本書(2020)と、「この世界の片隅に」(こうの史代原作2007-2009、片渕須直監督でアニメーション映画化2016,2019)、ピーター・ジャクソン監督「彼らは生きていた(ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド)」(2018)が響き合って。



    【『この世界の片隅に』片渕須直監督 推薦!】
    戦前から戦後の貴重な白黒写真約350枚を最新のAI技術と、当事者への取材や資料をもとに人の手で彩色。カラー化により当時の暮らしがふたたび息づく――。

    ■著者からのメッセージ
    本書には、「カラー化された」戦前から戦後にかけての写真が収録されています。当時の写真は、もっぱらモノクロで

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    2024年11月05日
  • AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争

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    AI をカラー化した写真集。 白黒写真で見ると過去の風景としてしか見えない写真が、カラー化することで現実味を帯びてくるのだから不思議な感じがした。 戦争の写真は特にリアルで特攻機爆発の瞬間などは現実感を感じる。出撃前の若いパイロットが笑顔で写真に写っているのには、何とも悲しい気分になった。 自分の命を国に捧げる。 本来は逆だと思うけれど、この時代はそういう考えはなかったのかもしれない。

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    2021年08月05日