中村朱美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
奪い合えば足らず、分け合えば余るの精神で経営をすることで、従業員を満たしながら経営を行う事が出来る一つのパターンだと思う。
その前提には、顧客の要望に十二分に応える原材料を使用し、十二分にサービス出来る空間、時間を確保し商品とサービスを提供する。実にシンプルだけれど、顧客に寄り添い適切な価格で商品を提供する、絶妙なバランスをとり続けることで、分け合えば余るを実現している。
全ての事業にこのパターンと同じモデルを導入ることはできないが、何が必要で、何が不要であるかを明確にする。その時に基本とするのは、従業員の幸せ、それと大きく関係する事業の継続性である。
いくつもの判断、決断がされるが、こ -
Posted by ブクログ
ネタバレ話題になっていたため読んでみました。
飲食店で1日100食という制約を設けて営業
メリットが生まれ、早く帰れる、フードロスがゼロ化、経営が簡単、どんな人も即戦力となる、売上至情主義からの解放。
飲食業界はブラックと言われている
長い時間営業等
その逆をやっており、素晴らしい発想と思い切りの良さ
会社とは人の集まり。一人では出来ないことをするために会社がある。少ない人数、短い営業時間だからより従業員のチームワークが大切になる。
コロナ禍で従業員の給料を減らさず、役員報酬を削る点は金融機関の職員としてどうなのかなと思ったが、より人を大切にしていることがわかる。