橘蓮二のレビュー一覧

  • 演芸写真家

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    なんて粋な写真ばかりなのだろう。
    “静と動”という言葉がピッタリな格好良い場面ばかり。
    芸人さん達の息づかいが伝わってくる。

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    2025年07月24日
  • 演芸写真家

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    味のある懐かしい顔々が、表情豊かに各ページから飛び出してくる。自分の体と小さな道具だけで、落語の物語の世界を生き生きと表現する力は偉大だと思う。時間を忘れて聴き入ってしまう。寄席などでは流れで見てしまいがちになるが、この本ではその時ならではの静止写真が楽しめて、とてもうれしかった。

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    2025年08月03日
  • 落語の凄さ

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    ネタバレ

    演芸写真家を拝読してから橘さんの存在を知る。
    そしたら、こんなに素敵な本を出版されていて、すぐに購入。
    大好きな師匠ばかりとの対談だったので、声の脳内再生が余裕だった。
    橘さんは「落語の凄さとは、落語の世界に通底する優しさである。」とあとがきで書かれていた。
    自分は、その優しさに触れたくて、落語を聞きに行っているのかなと感じた。
    これからも先入観をもたずに落語を楽しみたいなと思わせてくれた一冊。

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    2025年08月02日
  • 落語の凄さ

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    贔屓にしている落語家がいる。その人が常々口にしているのと同じ考えが描かれていると知り読んでみた。
    演芸写真家の橘氏と昇太、一之輔、鶴瓶、宮治、志の輔の5人との対談。
    対談本って安易で退屈なものが多いが、この本は読みやすくて内容が濃い。

    昇太
    p41
    落語ファンが落語を楽しむ秘訣は? の答えとして
    *昇太:余計な知識を入れないことかな。僕も落語ファンだったときに、だんだん笑えなくなってくるんですよ、僕がね。笑わなくなったんですよ。なぜかと言うとね、「今日はこの人なんのネタやるのかな?」とか「このねたですか」とかね。あるいは、「このネタ、誰から習ったのかな?」とか。
    橘:批評家っぽくなってくるん

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    2024年08月21日
  • 演芸場で会いましょう 本日の高座 その弐

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    写真と噺家。落語は良い!

    三遊亭歌武蔵師匠、柳家喬太郎師匠、柳亭小痴楽師匠、立川吉笑、春風亭与いち、どれもが好きだなぁ!

    その一瞬の煌めき、表情、どれをとっても橘蓮二氏のファインダーから伝わってきて大変見応えがあった!

    橘蓮二氏、ありがとう!

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    2023年11月11日
  • 落語の凄さ

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    昔は古典落語ファンが多く、古典落語こそが落語の本道だと思われてたそう。高座で一番うけていても、新作というだけで異質に見られていた状況で、「やりたいことも評価されることも、両方やればいいんですよ。」と新作落語をやり続けた昇太師匠。今では笑点の司会者ですもんね。
    宮治師匠のことは、笑点メンバーに選ばれたことで初めて知り、アマプラで観てみて、この人すっごく落語が好きなんだろうなぁという印象でした。枝雀師匠の高座を見て、「何百人というお客さんが、たった一人のおじさんが喋っているのを聴いて、信じられないくらいひっくりかえって笑ってる。こんな人になってみたい」と落語家になったという宮治師匠の落語を生で聴い

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    2022年10月16日
  • 落語の凄さ

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    落語の奥深さが少し分かった気がする。
    やっぱり、鶴瓶はすごいよなあ。
    BIG3とか言われるけど、
    この人を忘れちゃいかんですね。

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    2024年03月27日
  • 喬太郎のいる場所 柳家喬太郎写真集

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    個人的に推している落語家柳家喬太郎師匠の写真集という非常にニッチな本。
    とはいえ関係者インタビューが豊富なゆえに師匠のあらゆる側面を知ることが出来てファンとしては楽しめます。

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    2023年10月29日
  • 演芸場で会いましょう 本日の高座 その弐

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    落語の本ではあるが、写真集と言った方が適切だろう。筆者が撮影した写真がほぼ全てのページを埋めつくしており、その中に特定の落語家に対して筆者の分析が短く書かれている。落語家にインタビューをしているというわけでなく、特に目新しい情報はなかった。

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    2023年08月17日
  • 落語の凄さ

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    対談形式で読みやすいというのもあるけれど、一気に読み切った。

    落語家と落語家の写真を撮り続けてる写真家のお話だけれども、要は落語という容れ物の中の人間のことを書いている。

    人選の妙もあり、容れ物の中で様々な活動と葛藤をしてきた人たちの話は飽くことない。さらっと読める人生白書だ。

    橘蓮二氏の話の引き出し方も良い。写真で一言、じゃないけれども印象的な一枚を持ってきて饒舌に舌を湿らすのも大したもの。

    落語という背景をある程度知ってるからすんなり話に没入出来てるのかも、しれないけどね。

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    2022年10月12日