TAKOLEGSのレビュー一覧
-
ネタバレ 無料版購入済み
まず絵がとても好みで、現代よりは少しレトロな時代の雰囲気が好き。
そして地図に乗らない魔の山?一夜にして滅んだ山の中腹にある街、これから何が始まるのかと(作中の小説家さんじゃないけど)ワクワクしました。
美味しい食事を出してくれる宿の女将さんも物語の味に。ファンタジーだと思い込んで読んでいたけど聞くところによるとこれ以降実はSFだという、ちょっと方向がイメージと違ったけど1巻は星5です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレなんと意外と面白かった✨
内容はよくある怪談話なんだけど、そこに霊が見えるアシスタント・「コマ」こと二葉。霊感はないけれど、ある時期から怪夢を視る語り部・百物語レイジ。
これらが合わさったら面白かった!
途中、蒼乃ランプくんの五月蠅さには密かに辟易するけど(笑)、あの盲信的な愛が彼の魅力なのかなー。
あとは喫茶「まちびと」のマスター、万世さんもカッコいい✨
あとは、ここ好き!
この2人の関係性見て!(笑)
----
「……俺のアシスタントとしてまだ働く気があるなら、いくらでも連れていってやる。ただし、今回は今まで以上にこき使うからな」
「も、もちろん! 精一杯働きます!」
「それと -
Posted by ブクログ
ネタバレ「殺された」ことで死んでいながら「屍人」として活動できるように被害者。
人間に戻るには、自分を殺した犯人を怒りをもって糾弾すること。
同じく屍人ながら、屍人になった人物を救うべく、ぐちぐち文句を言いながらも活躍する探偵と、その助手の物語。
屍人のルールが細かくて面白かったし、3件の殺人事件それぞれの特色が違い、特に3件目の話は屍人のルールを逆手に取った話だったので、事件としては本当に面白かった。
一方で、屍人が人間に戻るさまが思いのほかぬるっとしていて、糾弾というほどのカタルシスがなかったなというのが正直な印象。
個人的にはもう少し振り切って欲しかった。
特に1話目は糾弾してたっけ?という感 -
Posted by ブクログ
ネタバレ霊を直接は見られないのに、夢となってその霊に関わるあれこれを見てしまうというのは何とも生き辛そうな能力で。
しかも彼の場合、二葉と同じく後天的にそういう体質になってしまったタイプ。
二葉は姉が神隠しにあって以降、霊の見える体質になってしまったが、つまりレイジの場合も……?
そう気付くのは割と終盤になってからである。
レイジの快眠のため、霊に纏わる謎を解明していく二人。
犯人とも言えるキャラに天罰が下る結末もあれば、感動的な話もあり、オカルトネタながらオチは様々。
ただそうでなければいいのにと思っていたことに限って、最悪の展開になることもあり。
現実は非情である。
二葉の姉の件は特にミステリ