ふろくのレビュー一覧

  • 居酒屋のんの 今夜のおすすめ

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    ネタバレ

    居酒屋のような飲食店が舞台だと店主とお客さんのやり取りがメインになってくるように思うが、この話のメインはお客さん同士。
    美味しい料理と居心地のいい場所を提供する店主はサブキャラクター。
    メインはジャンルは違えどクリエイター同士なお客さん二人の微笑ましいような、羨ましいような、でもどこかもどかしい交流。

    作中のイラストレーターとしての描写も、そしてもう一つのクリエイターとしての描写も自分としてはリアリティ溢れるもので、絶妙な質感があった。
    「活字にも、温度があるんですよ」とは作中の言葉。
    それを最初から最後までひしひしと感じた作品だった。
    クリエイターにとって『冬灯』となる、道標となるお話だな

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    2025年11月27日
  • 八月の魔女

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    ネタバレ

    結と慧、セツ、詩乃ちゃん、いちかちゃん、安西さん等など、出てくるキャラクターたちが皆優しく温かくて幸せになれる物語でした。普通の人間として生きていくか、魔女として生きていくか、進路に悩む結の葛藤がよく描かれていたと思います。人々の愛に触れて成長していく結の過程を応援しながら読むことができて良かったです。素敵な物語をありがとうございました。

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    2025年04月04日
  • 西荻窪ブックカフェの恋の魔女 迷子の子羊と猫と、時々ワンプレート

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    ネタバレ

    料理の描写がとても細かくて想像しやすかった。
    所々あれ?と思う点が散りばめられていて最後に線になる感じですごく面白かった

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    2024年04月01日
  • 僕らの夜明けにさよならを

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    展開が意外だった。
    なくしてから気がつくものがあるとわかる作品。
    恋愛ものはすぐ人主人公かその想い人殺すから同じなのかな?って思ったら違った!
    面白かった

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    2021年06月26日
  • 僕らの夜明けにさよならを

    購入済み

    沖田円さんらしい作品でした。

    ありきたりといえばありきたりなストーリーだけど、
    沖田円さんらしいあたたかい感動的なストーリーでした。
    沖田円さんは風景の描写や、人物の表情の表現が独特であたたかくて、でもなぜかリアルに想像がつく、そんな素敵な表現をできる方なので、ありきたりなストーリーも、他とは違ってみえてくるし、あたたかくなります。
    素敵な作品でした

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    2021年01月09日
  • 居酒屋のんの 今夜のおすすめ

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    ネタバレ

    新米イラストレーターの漣。
    同期の個展の帰り道に、居酒屋「のんの」に入る。
    店主の春芳、常連の嶺と出会う。
    仕事の悩み、生き方を相談しながら、
    イラストレーターとして成長する物語。

    料理も美味しそうだったけど、
    漣、春芳、嶺の関係性だったり、
    漣の悩みを真剣に聞いてくれて、
    アドバイスをする2人が凄く良かった!
    さらっと読めて、ホッコリする場所だった♪

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    2025年10月19日
  • 僕らの夜明けにさよならを

    購入済み

    迷うよね

    良くあるタイプの作品だけど、沖田円さんらしい仕上がりで安定した内容。
    呼び方を迷うかとも思うけど、どちらかと言うと作品に出てきた呼び名よりは「送り人」に近いかとも思う。
    作品自体は安定して読める、らしい作品。
    上手い。

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    2020年12月18日
  • 僕らの夜明けにさよならを

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    これはまさに『死神にはなむけを』だねえ。
    最後の一章を読み終えて、そうか、これはキュウの物語だったんだなと気づく。(気づくの遅い)

    わたしが書物を読むのを好むのは、学びを得られることはもとより『考える』きっかけを得られることなのですが、この作品はまさに考える時間を与えてくれるものです。
    答えを与えることより、考察の機会を与えることの方がずっと難しいとおもうので、円さん流石だなぁとしみじみ。

    彼女よりだいぶ年くってるわたしが言うのはおかしいことは百も承知の上でいうが、
    わたしが10代のときに沖田円の作品を読みたかったなぁ。

    今のティーンが羨ましすぎて吐きそうだわ(言い方

    青葉がこの先どう

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    2020年11月29日
  • 僕らの夜明けにさよならを

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    ネタバレ

    日野青葉
    酔っぱらった若者が背中にぶつかり、体調不良が重なったことから道路に飛び出し、走ってきたトラックと衝突。即死だったはずが不具合により魂は体と完全に切り離されることなく、繋がっている状態。

    宮沢恭弥
    青葉の幼馴染み。昔から度々余計なお世話を焼く。

    キュウ
    青葉が死んだあと導くはずだった者。

    木下伊久雄

    内川望夢

    佐村玲南

    篠田璃乃

    光島渚

    光島岬
    渚の妹。高村岬と名前が変わっている。

    高村侑也

    宮沢十治
    恭弥のおじいちゃん。

    弓弦
    恭弥の十歳年上の兄。


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    2025年01月24日
  • 西荻窪ブックカフェの恋の魔女 迷子の子羊と猫と、時々ワンプレート

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    こんなブックカフェが近所に欲しい…
    なんて贅沢な空間
    そしてそこで月子ちゃんとはなちゃんの悩み相談を聞き耳立てて遠くからそっと聞いていたい

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    2024年07月27日
  • 西荻窪ブックカフェの恋の魔女 迷子の子羊と猫と、時々ワンプレート

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    ブックカフェという魅力的な言葉に惹かれ、やっと読み始めたのに、あっという間に挫折しそうになったのには困った。
    話の内容も登場人物もそれ程嫌ではないのに、私にはとても読みにくい文章だった。
    なんとか話を進めてわかったことは、第一話はいろいろな真相を隠し、妙な含みがあるから、不自然だったり違和感などに目がいってしまったのかもしれない。
    あと、「魔女でしょ、魔女じゃない」という件の繰り返しも、イライラが募るばかりだったし、多分えんどう豆が鬱陶しかったのだと思う。
    第二話からは、真相がチラチラ見えてきたので、少しずつ興味を取り戻せてよかった。
    特に鬱陶しい思いもしなかったし。
    ただ「女の子達」という呼

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    2024年05月08日
  • 西荻窪ブックカフェの恋の魔女 迷子の子羊と猫と、時々ワンプレート

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    ネタバレ

    粗筋の印象から、ブックカフェの店主である月子が必要な嘘を吐きながら、お客さんの恋の悩みをスマートに解決していく話と思っていたら全然違った。
    ポップなキャラノベだと思っていたら、もっと泥くさいというか、生々しい話だった。
    月子は決して恋の悩みをスマートに解決できる万能な魔女ではなく、お客さんと一緒にうんうん悩むタイプ。
    そもそも彼女の「嘘」には、とてつもなく重いものが含まれていた。
    そのことが、最後の話に活かされることになるという。
    それがまた重いんだよなあ。
    彼女の友人もまたダイバーシティを叫ばれるようになってからは珍しくない立場のお方、恋の悩みを持ってくる人たちの悩みも逐一重い。
    あまり悩ま

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    2024年03月20日