【感想・ネタバレ】居酒屋のんの 今夜のおすすめのレビュー

あらすじ

新米イラストレーターの漣は、同期の個展の帰り道、居酒屋「のんの」に入った。いつの間にかついた同期との差を埋めるため、何かを変えなくちゃ! そんな焦りから抜け出すためだったが、そこには地酒と新潟県粟島の郷土料理、常連さんの笑顔があって・・・・・・。正解のイラストに迷ったり、気持ちがわからなくて悩んだり、一歩を踏み出すのが怖かったりしても、居酒屋「のんの」のおすすめで今夜も乾杯。優しく見守り安心感を与えてくれる常連客の嶺さんの隣が、いつしか世界で一番居心地のいい場所になっていく――。今日が美味しく終われば、明日もきっと大丈夫。「こんなお店に行きたい」が詰まった絶品郷土グルメ小説!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

居酒屋のような飲食店が舞台だと店主とお客さんのやり取りがメインになってくるように思うが、この話のメインはお客さん同士。
美味しい料理と居心地のいい場所を提供する店主はサブキャラクター。
メインはジャンルは違えどクリエイター同士なお客さん二人の微笑ましいような、羨ましいような、でもどこかもどかしい交流

作中のイラストレーターとしての描写も、そしてもう一つのクリエイターとしての描写も自分としてはリアリティ溢れるもので、絶妙な質感があった。
「活字にも、温度があるんですよ」とは作中の言葉。
それを最初から最後までひしひしと感じた作品だった。
クリエイターにとって『冬灯』となる、道標となるお話だなあと。
そこにほっこりできる料理も添えられる。
たまらなかった。

この『冬灯』いい話なのですよ。
実際にちゃんと読んでみたいなあ。

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2025年11月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新米イラストレーターの漣。
同期の個展の帰り道に、居酒屋「のんの」に入る。
店主の春芳、常連の嶺と出会う。
仕事の悩み、生き方を相談しながら、
イラストレーターとして成長する物語。

料理も美味しそうだったけど、
漣、春芳、嶺の関係性だったり、
漣の悩みを真剣に聞いてくれて、
アドバイスをする2人が凄く良かった!
さらっと読めて、ホッコリする場所だった♪

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2025年10月19日

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