柿内尚文のレビュー一覧
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購入済み
何度も読み返したい
聞いたことがあること、読んだことがあることだけど、難しかったり面倒だったり、自分ができていないことが多く書いてあったように思う。何よりも著者の方の伝え方が上手いために納得感がある。
社会に入って多様な方々とお話しするなかで、伝えることはつねに難しく、これからもずっと悩み続けるのだろうと思う。そんな中でたびたびこの本を見返して、大事なピースを埋もれさせないようにしたい。 -
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1. 人生の時間には限りがある。
限りある時間をどう使うかを一度立ち止まって考える必要がある。「時間を考えるということは、どう生きるかを考えるということ」
2. 人生の時間は4つに分類できる
① 幸福の時間(これを一番増やすべき)
② 投資の時間
③ 役割の時間
④ 浪費の時間
3. 「幸福の時間を増やす」「幸福の時間であることを意識する」これがポイント
幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだ
スペシャルな毎日より、パーフェクトな1日にする
4. 「やらなければいけないこと」を「やりたいこと」に変換する。
やること自体をご褒美にしてしまう。
毎日やっていることに「小さな変化」を加えて -
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著者の考え方は、仕事だけでなく、家庭や友人関係にも応用可能。特に「親近感を育てる」「感情を整える」は、信頼関係を築くうえで非常に効果的。
1. 伝えることの本質• 「伝えた」だけでは不十分。「伝わる」ことが重要。
• 伝わらなければ、存在していないのと同じ。
2. 伝える技術• 相手を主体にして考える。
• 接触頻度を高めることで、伝えやすくなる。
• ファクト(事実)とメンタル(感情)を分けて伝える。
3. 親近感の重要性• 親近感があると、相手は話を受け入れやすくなる。
• 親近感は、相手の話を聞き、距離を縮めることで生まれる。
4. 感情の影響• 怒り・不機嫌・怖さは、伝える力を -
Posted by ブクログ
想像以上にためになった。
私は、考えることが好き。
後から気がついたことだけれど、この本は、思考法の本だった。
そして、先日読んだ『バナナの魅力を100文字で伝えてください』と同じ著者の本だった。それも気がつかないくらい、気軽に読み始めてしまった。どうりで表紙の感じが似ていると思った。
しかも、バナナよりこっちの方が、私は面白かった。
最近、来年のほぼ日手帳を買って、使うのを楽しみにしていたら、ほぼ日の話題がちょいちょい出てきた。セレンディピティ。
さらに、私の最近の趣味が「習慣化」なのだけれど、「習慣化」についても解説していた。セレンディピティ。
「習慣化」の敵は、忘れること、飽きる -
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1.この本を選んだ目的
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タイトルとイラストに惹かれて、つい手に取りました。似たような本は多いのですが、キャッチーなタイトルに気になって読むことにしました。
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2.概要
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本書は「付加価値づくりの教科書」を目指した一冊です。
価値は3つに分類できるとし、特に「付加価値」に注目して解説しています。
1.既存価値:想定内の価値。なくてはならないもの。
2.付加価値:想定外の価値。なくても成立するが、あることで喜びや感動を生むもの。
3.不要価値:あってもうれし -
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さらっと読める。
「伝わる技術」について書かれているだけあって、とても読みやすい。
1番よかったのが
第5章 「伝えるのが面倒な人」への対応策
・「すぐ否定する人」への対応策
・「話が通じない人」への対応策
私の周りに「すぐ否定する人」と「話が通じない人」がいるのだけれど、その解像度が高くて、ものすごく納得できた。
あ、そういうことかと。
「なぜ何でも否定するのか?」
理由はいろいろあるが、否定することで相手を下げて、自分を高める。ある種の自己肯定の行為。
また、否定マウントで相手よりも優位なポジションをとろうとすることもある。
相手が自分より評価されそうなので、負けたくないというコンプ -
Posted by ブクログ
伝えるじゃなくて、伝える。
タイトルが印象的な、名編集者である柿内尚文さんの著書。
「伝える」と「伝わる」は似ているようでいて全然違いますよね。
「伝える」は自分主体。
「伝わる」は相手主体。
相手が理解する、納得する、腹落ちするように考え抜くこと。伝え方が上手い人は、みんなそれを実践している。
この本では「比較の法則」や「フリオチの法則」「ファクトとメンタルの法則」など、多くの"伝わる技術"を紹介しているのですが、僕が特に納得したのが、『「、」(読点)は伝わる強度を上げる』というもの。
・今日から、きれいに、なればいい。(コピーライター・山本尚子)
・不思議、大