甲本一のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
現世では不遇であったが、異世界に転生すると、自分の持っていた能力がハマって大活躍できた…というような異世界転生モノを本屋やアマプラでよく見かける今日このごろである。
本作は、魔法世界において、魔法が使えない主人公が筋力で持って数々の魔法使いの難敵を倒していくというストーリーであり、本質的には異世界転生モノと通ずるものがあるように思えた。
私が子どもの頃の漫画と言えば、勝利・友情・努力がキーワードだった。
しかしながら、本作や異世界モノの主人公たちは勝利・友情はまだしも、その世界における、通常の努力とは異なる方法で得られた能力で無双する。
おっさんである私は、最初はそこに新鮮味を覚えつつも、本作においてはただただ強い主人公が魔法使いを圧倒するという繰り返しに徐々に退屈になりながら読み進めていた。一応主人公は努力っぽいことはしているのだが、それが描かれることなく、なんか知らん間にさらに強くなっていて、さらに強い敵をも圧倒していく。
繰り返しになるが、最後まで読んでみて、結論としては退屈な作品だったという評価である。しかし、これが今の若い人たちに読まれており、アニメ化までされている、ということは彼ら彼女らの心に来るものがあるのであろう。
まったく鬱屈とした世の中であり、努力しても結果にはむすびつかないというような、ドライな、冷めたものの見方も、現代の、特に若い人たちには散見される。
従来的な価値観で支配された世界を、まったく別のパワーで変えていく。変えていきたい。そんな願いをかなえる作品に憧れを感じる。
複雑な世の中である。ゴールへの道筋は一つの矢印ではない。
現代人の、ドライな、冷めた、ものの見方の裏には、そういう、現代の閉塞感をなんとかしたいという欲望や、従来的な価値観、幸福への道筋の疑問があるのではないか。そうした心情に応えるのがこういう作品なのではないか。
…
…というような、まとまりもなく、取り留めもなく書いてきたが、そろそろまとめるとしよう。
おっさんにはいまひとつ響かなかった本作であるが、本作のような作品が多くあり、また、ウケている背景について考えるひとつの切っ掛けにはなりました。
息抜きにはいい本だと思います。現代人は何かと忙しい。深く考えさせたり、気持ちを激しく揺さぶるのではなく、力でゴリゴリ押していく、読みやすい作品であることも、現代人ウケする一要素なのでしょう。 -
ネタバレ 無料版購入済み
力技
う~んいいのかなこんなんで、という無理やり感で魔法無しなのに通っていってしまうのがすごい。ハリ〇タ風味なのが私的には好きなので、そうでなければこの絵柄だとパスしていた。ギャグ合わないと思ってたのも何となく慣れでくせになってきたような・・。なんだかわからないうちに読まされてます。
-
Posted by ブクログ
途中からキャラや設定がドンドン出てきて少しずつ着いていけなくなっていっちゃったけど、読みやすい漫画だったので最後まで読み続けることができたのはよかったです!やっぱりマッシュが活躍するシーンはグッとくるし、マッシュの仲間たちが頑張るシーンは胸が熱くなりました。お疲れ様でした!
(1巻)
魔法の世界で魔法が使えない主人公─というところまではベタな設定かと思いきや筋肉、とにかく物理で攻撃。シュールで面白い。バトルシーンはちゃんとかっこいいし、主要キャラクター達も皆クセはありますが個性豊かで何だかんだ愛せるポイントがあるのが良いです。今後も読みます。 -
Posted by ブクログ
マカロンとの戦いに決着をつけたマッシュ。だが、休む間もなくイノセント・ゼロが学園に襲撃をかけて来た。狙いはまさかのマッシュ、マッシュを守るために校長ウォールバーグが動く。
マッシュを狙っての襲撃でマッシュの出生の秘密が明らかになるが、現実逃避で寝ようとするのも頷けるほどには重かった。だが、マッシュはベースはマイペース、ショックを受けはするが自分の考えを持ち、口での抗議は地味に呟き、拳で自分の思いを相手にぶち込む。敵であっても話を聞こうとする姿勢はあるが、話が長い、意味不明、思いやりがない場合は話の途中でもグーパンするのもよくやったっと褒めてあげたくなる。今回、ウォールバーグ校長も本気で戦うが、それを助けるマッシュは今の所敵無しだ。少し、マッシュピンチ状態も見たいと思ってしまう。