渡辺弥生のレビュー一覧

  • 教養としての臨床心理学85

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    本書は本当に入門程度の臨床心理学の本は読んで、次のステップへという人にお勧めできると思います。重要なテクニカルタームを通じて、臨床心理学の広い範囲をカバーしてくれているので助かります。信頼できる先生が監修されており、実際に内容的にもしっかりしていると感じました。
    公認心理師や臨床心理士の指定大学院受験から資格勉強まで使えそうです。
    あと、心理学を専門に学びたい人だけではなく、タイトル通り教養としてこうした分野を知りたいという人にもいいですね。いきなり専門書を読むのはツライですし。

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    2025年01月22日
  • 子どもの「10歳の壁」とは何か?~乗りこえるための発達心理学~

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    10歳前後の子どもの変化について書いてある。
    割と、まとまってると思う。
    本で紹介がされいてたので、そっちをよんでみのも
    ありかも。

    ①友達関係の変化
    ギャンググループ
    同じ遊びが好き!みたいな外面的な行動で一体感を味わい、グループになる。おおよそ10歳くらいまで。
    チャムグループ
    趣味や興味がきっかけで、仲良くなる。お互いの類似性を言葉で確かめ合い、仲良くなる。10歳くらいから
    ピアグループ
    お互いの価値観について話したり共有したりできる。生き方なども話せる。違いも受け入れる。

    ⭐︎ギャンググループしか知らなかった。これを読んでいて、小さい時、割と仲がよかった友達が小学校高学年の時、ファ

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    2022年02月23日
  • 子どもの「10歳の壁」とは何か?~乗りこえるための発達心理学~

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    以前は思春期と言えば、中学生位の年頃の子供たちだったが、今や高学年どころか、小学4年生の荒れが多く見られるようになってきた。そんなお年頃、「9歳、10歳の壁」とはどんなものなのか、私たち大人がしっかりと把握し、適切に対応したり指導、支援したりすることで、子供たちの成長の支えになればいいなと思って本書を読んだ。

    大人の安易な評価や励ましは、逆に子供の不信感を募らせることになる。子供自身が、これはちょっと不得手だなと思っていることに「すごいね、できてるよ」と安易に声かけをしても、調子に乗るというよりは、逆に声をかけたことに対して、「いい加減な人だ」といった不信感を持つと言うわけだ。

    自尊心は8

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    2021年05月23日
  • 「うるさい!」「やめなさい!」と怒鳴る前に 人前での叱り方・言い聞かせ方

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    私は親に「お前は何をやってもダメ」「何度言ってもわからない」そう言われながら育ちました。
    また、叩かれたり、蹴られたりと当たり前に育ちました。

    本書に書かれているとおり、自信のない子に育ちました。

    比べられることでやる気をなくす。
    三姉妹の末っ子ですから、上と比べられる。
    おねえちゃんは一回でできたのに。

    褒められた記憶はあまりありません。
    謝るのも本書のとおり「おやん奢機嫌取り」で、なんで怒られてたかは全く覚えてませんが、「親は私の話を聞いてくれない」ことだけは覚えています。

    「何度言ってもちゃんとしない!」と怒られるのは今でもあります。
    また、ソーシャルスキルについても、私は「教え

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    2017年12月08日
  • 子どもの「10歳の壁」とは何か?~乗りこえるための発達心理学~

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    ネタバレ

    「10歳の壁」としているけど
    9、10歳とは人間にとってどんな変化が
    あるのか、ということをまとめている本

    小学校に入ると大人のように喋られる子もいるので
    錯覚してしまいがちだが彼、彼女たちはまだまだ
    精神的に発達中。「自己意識の変化」(第3章)
    「認知の変化」(第4章)「感情の変化」(第5章)
    「友達関係の変化」(第6章)「道徳性の変化」
    (第7章)に書かれているように様々な変化を遂げる。

    その変化を大人がどのようにサポートしていくかが
    最後に書かれている。

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    2017年02月13日
  • 子どもの「10歳の壁」とは何か?~乗りこえるための発達心理学~

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    小学生を対象にした塾で働いているので、とても興味深く読めました。

    小学生というのは個人差が本当に大きいので、9,10才というのはあくまで「目安」に過ぎませんが、たしかにこの頃に大きな変化があるように感じます。一言で言えば、大人の基礎ができる、という感じでしょうか。

    この時期までの早期教育が大切だ、という考え方は好きではありませんが、この時期の成長をどう支え、その成長を促進させるか、などの興味は尽きません。

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    2012年08月19日
  • ウチの子、最近、手に負えない!

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    手に負えないってほどでは無いけれど、最近怒ってイライラ
    するばかりで、いまいち上手く伝えたいことを伝えられて
    ないなぁと思って手にとった本。

    育児関連の本は結構な数を読んでいたので、新たに読む
    こともないかなぁと思いつつ、読んだら、時期が良かった
    のか、心に響いた。

    最初の部分で『お母さんが、子育てにイライラや不安、
    疲れを感じると、どうしても子どものペースに合わせて
    動くことが難しくなります。』とある。

    そうなんだよ~、余裕がなくなるとついつい当たって
    しまうんだよ~、どうしたらいいんだろうと思いながら、
    読み進めていった。

    理論的でありながら、女性の感情的な

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    2010年10月18日
  • マンガでわかる! 幼児の子育てはじめてBOOK

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    幼児期1歳から5歳についてかかれていて、とても参考になりました。子育ては今も今後も気になるので、それぞれの時期の悩みについて書かれており、時期ごとに読み直したい本です。

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    2025年06月02日
  • 子どもの「10歳の壁」とは何か?~乗りこえるための発達心理学~

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    近年、子どもの学力をめぐって散見する「10歳の壁」という言葉。また教育関係の雑誌や本の中には、「10歳までに決まる頭のいい子」「運動神経は10歳までに」「10歳でつまずかないために」などという文句が躍っている。しかし、この「10歳まで」という言葉には、いったいどんな根拠があるのか。この点を検証した著者は、そもそもこの「壁」とは、障害児教育の分野で言われ始めたことであり、脳科学の世界でも未だはっきりとしたエビデンスが無いことをつきとめる。と同時に、この10歳前後という年齢は、発達心理学の領域では、やはり非常に注目すべき年齢であるとする。このころに子どもにおこる大きな変化を「飛躍の時」として受けと

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    2024年08月23日
  • 大ピンチ!解決クラブ(3) 心の育て方

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    道徳的じゃなく、ポジティブもネガティブも大事な自分の感情だってことを学べるいい本。

    感情は変化するもの、気持ちは複雑なもの、気持ちはコントロールできるもの、そういうことをマンガを使って自分と重ねられるように作られている。

    自分はみんなと違う?
    友達ってなに?
    友達によって態度を変えるってよくないこと?
    どうやって仲良くなればいい?
    友達に無理に合わせてモヤモヤする…
    友達に嘘をついてしまった…

    など子供が実際に感じるトピックスで具体的に解説されている。
    取り上げるエピソードの数が多いのもいい。

    丁寧に作られた本で、安心して子供に読ませられる。

    ――――
    相談されたときにさっと言えるポ

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    2024年07月14日
  • 子どもの「10歳の壁」とは何か?~乗りこえるための発達心理学~

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    子を持つ親として「10歳の壁」という言葉は聞いたことがありましたが、学力の話だと思っていたので、心理学の観点からこの年齢の子どもの感情を知ることができて興味深かったです。

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    2024年06月20日
  • 子どもの「10歳の壁」とは何か?~乗りこえるための発達心理学~

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    ギャングエイジ
    思春期の入口
    表に出さない心が芽生えてくる時期
    子どもに対しても、
    そういう時期なんだなと
    他人の視点
    親より友情

    社会性と道徳性を育むように支援する
    気持ちを伝える練習もしていきたい

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    2024年03月10日
  • 子どもの「10歳の壁」とは何か?~乗りこえるための発達心理学~

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    肌感としての10歳を、各種データから定義、適切なサポート方法を示してくれる本。

    ■視覚障害で教育現場で言われる 9歳の壁
    BICS(話し言葉中心の生活言語)を横に充実(高度化)させていく中で、CARP(書き言葉中心の学習言語)への伸び(高次化)が期待できる←高次化させることができのが9歳頃
    ■「自分」の意識が発達する
    ■推理小説を楽しめるのは9.10歳頃から(○は☓のことを△だと思ってる、というような推論が可能になる年齢)
    ■具体的操作(7〜11歳)と、形式的操作(抽象的なことがわかるようになる)。小さいときは具体的な事象を実際に観察させることが大事
    ■思春期は、一時的に自己中心性が強くなる

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    2023年04月23日
  • 11歳の身の上相談 悩むわが子に元気と力を与える本

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    心理学教授による思春期の子育て本。
    悩み別の回答が充実していて、実際に子どもが11歳になる頃に悩んだときは読み返したいと思った。

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    2022年08月31日
  • 子どもの「10歳の壁」とは何か?~乗りこえるための発達心理学~

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    ワーママはるさんの推奨本。幼児期から連続的に成長している、と捉えていたが、10歳前後には、認知や感情などが成長する飛躍期であると知った。親との関係だけでなく友人関係から学ぶことも増えるため、従来の親子の関わりでは、計り知れない心のうち、頭のうちの成長や葛藤があるのだろうと、娘を見るときの親の姿勢として、意識をしておきたい。

    道徳性が未熟なのか、社会性が未熟なのか、これらが混在することもあるだろうから、課題や育む支援の特定は難しいだろうが、自分の経験として、相手を傷つけてしまったストーリーを語り、その時相手はどんな気持ちだったかを想像するワークや、ロールプレイで相手の気持ちを察するワークなど、

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    2021年08月29日
  • 感情の正体 ──発達心理学で気持ちをマネジメントする

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    ネタバレ

    発達心理学の観点から感情について述べた本。臨床心理学や教育心理学の所見も取り入れられており、新書としては非常に網羅的。
    著者の子供への思いやりや教育問題への思いも伝わってくる良書。

    序盤の感情の定義に関しては「いろいろあるんだなあ」といった感じでやや退屈。
    中盤の感情の発達や問題行動の部分は、関心があるときに該当箇所を読むと非常に参考になると思う。なかなか感情の側面から発達や問題行動をとらえることはなかったため新鮮だった。

    特に印象に残ったのは6章の場所アイデンティティと感情である。環境の感情に与える影響は大きく、工夫のし甲斐のある領域だと希望を感じさせた。

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    2020年01月23日
  • 子どもの「10歳の壁」とは何か?~乗りこえるための発達心理学~

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    子どもを持つ親には、やはり気になる世代です。
    どこまで、支えてあげて突き放すか難しい時期であることがよくわかる。

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    2019年06月12日
  • 子どもの「10歳の壁」とは何か?~乗りこえるための発達心理学~

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    冷静に10歳とはどんな歳なのかいろんな観点で書いてくれている。冷静すぎて面白みは無いものの、前提としてなんとなくは頭に入ってるべきもの。

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    2013年04月15日
  • 子どもの「10歳の壁」とは何か?~乗りこえるための発達心理学~

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    子どもの認知発達の段階、そこにおける9歳、10歳の子どもたちのことについて、とてもわかりやすく書かれてあります。子どもに関わる人たち全員に呼んでほしい良書です。科学的知見も端的にまとめられています。

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    2012年11月21日
  • 子どもの「10歳の壁」とは何か?~乗りこえるための発達心理学~

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    10歳ころの子どもの変化を、発達心理学の視点から紹介されている一冊。

    自己認識、思考力、感情認識、友人関係、道徳性について、丁寧に説明されていて、私にとってはとても中身の濃い本でした。

    この本での学びを活かして、飛躍の時期の子どもたちをしっかりサポートしていこうと思います。

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    2012年05月06日