【感想・ネタバレ】教養としての臨床心理学85のレビュー

あらすじ

臨床心理学の「原理」「基礎理論」「心理的アセスメント」「カウンセリング」「心理療法」「精神疾患」「5領域の心理学」の各分野から85の重要タームを厳選して掲載。大学4年間で学ぶ臨床心理学をこの一冊でおさらいできます。

DSMやICDの最新版の診断書に準拠して制作されている本書を通して、臨床心理学の基礎理論から、カウンセリングやアセスメントの技法、さらには心理療法や精神疾患に関する知見を深めてください。


解説では各タームの学術的な定義を説明し、ワンポイントレッスンでは、その関連知識を解説しています。

【目次】
Chap.1 原理 ~臨床心理学の歴史と発展をたどる~
Chap.2 基礎理論 ~さまざまな理論の背景を押さえる~
Chap.3 心理的アセスメント ~クライエントを包括的に理解する~
Chap.4 カウンセリング ~クライエントに寄り添い共感する~
Chap.5 心理療法 ~心理的問題の解決法を学ぶ~
Chap.6 精神疾患 ~こころの病の原因や対処を知る~
Chap.7 5領域の心理学 ~生活に根ざした分野の心理支援に携わる~

すでに心理臨床の現場で活躍するカウンセラーをはじめとする心理職の方はもちろんのこと、公認心理師・臨床心理士を目指す受験生や、産業カウンセラーやキャリアコンサルタントなどの各種心理資格の取得を目指す方が、臨床心理学の知識をおさらいする上で必読の一冊です。

既刊本『教養としての心理学101』の姉妹編となります。
より基礎的な心理学の知識を学びたい場合は、『教養としての心理学101』もあわせて読んでみてください。

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Posted by ブクログ

本書は本当に入門程度の臨床心理学の本は読んで、次のステップへという人にお勧めできると思います。重要なテクニカルタームを通じて、臨床心理学の広い範囲をカバーしてくれているので助かります。信頼できる先生が監修されており、実際に内容的にもしっかりしていると感じました。
公認心理師や臨床心理士の指定大学院受験から資格勉強まで使えそうです。
あと、心理学を専門に学びたい人だけではなく、タイトル通り教養としてこうした分野を知りたいという人にもいいですね。いきなり専門書を読むのはツライですし。

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2025年01月22日

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