笑い飯哲夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
お笑いコンビの笑い飯の、哲夫さんが書いた「般若心経」の解説本。
タイトルにえてこ(さる)でもわかると書いてあるうえ、芸人さんの著書ということもあり、かなりくだけた感じでおもしろおかしく解説してあって、「般若心経」入門者にとっては、かなりわかりやすく、取っ付きやすい書き方だった。
なぜ、笑い飯哲夫さんが?というと、芸人としては表に出していなかったけど、もともと「般若心経」の写経が好きだったけど、それを相方の西田さんや他の芸人さんからネタとしていじられるようになり、本の出版の話が舞い込んできたらしい。
「般若心経」を超簡単に説明すると、とにかく何も無いってこと。
この世で認識できる全てのもの、五感として感じる全てのもの、脳内に広がるイメージ、自分の意思、蓄えられる知識、とにかく何もかも全てが何も無い「空」であるということを説明している。
そして、結局は何も無いということを悟り、この世の中がどうなっているのかがわかり、煩悩から解放されということです。
また、なんで仏壇やご先祖様に向かって「般若心経」を唱えるのかと言うと、結局は何も無い、死ぬという現象も無い、死んでないというより生まれてもない、今「般若心経」を唱えている自分も、周りで聞いている人たちも、ご先祖様も、みんな一緒、何も無いんだから、安心していてねという気持ちを込めているから。
「般若心経」について、かなりおもしろおかしく書いてあったことで、内容の理解もできたし、さらに知りたいという興味ももてた。
人によっては、有り難い教えをふざけて解説して、けしからん!と怒り出す人もいそうだけど、そんな器の小さい話をしてたら「空」ではない。
結局、世の中にあるものは、ただの現象であって、何も無いのだから。 -
Posted by ブクログ
[作品]
2009年出版。
ヨシモトブックス発行。
ワニブックス発売。
お笑いコンビ“笑い飯”哲夫 著
[内容・感想]
人気漫才コンビ“笑い飯”の哲夫による、般若心経解説本。般若心経の中身については恥ずかしながらまったく知らなかったので、本書は目からうろこだった。そこかしこで笑いをとろうとする部分が弱冠くどいが、内容は全編通して非常にわかりやすく、特に例え話がよかった。
本書が学問的にどれほど信憑性があるのかは疑問だが、素人感覚だと大きく間違った解釈だとは思えなかった。実生活で触れる分には本書の解説、現代語訳でなんら問題はないのではなかろうか。
これまで、法事や葬式など機会でたびたび触れることはあったが中身も知らずに唱えていたが今後はちゃんと内容を噛み締めながらとなえられそうでうれしい。 -
Posted by ブクログ
これはあくまで私の思い込みであるが、
『般若心経』の意味を熟知し、写経などを行っている人の心境というのは、
おそらく『無我の境地』まで達しているのではないだろうか?
無心で仏の教えをなぞる。
そこにはもう、意味や悟りなんかを超越し、
とにかく静かなる心持で…。
しかし、その境地に達するには
まず、『般若心経』の意味をしっかりと把握しておかなくてはならない。
(こんなええ気持ちになれるんだから、知っといたほうがなんぼかええよ)
日頃から写経を趣味としているお笑い芸人である『哲夫』
が、わかりやすく説いた本書からはそんな意志が伝わってきた。
軽くメモを。
「諸行無常」(世の中にあるものは全て変わり行く)
「諸法無我」(全て変わり行くから結局は何もないのだ)
「涅槃静寂」(その真理を悟ったら、いい境地に達する。)
これが三大大事なヤツだ、そうだ。(笑
それと、
人生は苦しい事ばかり、老いや死や病気、嫉妬、…などなどいろいろ。
そんなんばかりやったら、生まれてくるのも「苦」やないか、と、発見したのが
「一切皆苦」(いっさいかいく)
これを含めて4大大事なやつ、だそう。
これだけだと、
生きてる意味全否定ですな。
せっかく生まれてきたのに…
ここで、その意味を生み出そうとするか?
(そっちの方面だと哲学か。)
さて『般若心径』ではこれを、どう説くか?
案外、自分で考えてみるのも楽しいかも知れませんね。 -
Posted by ブクログ
「般若心経」
262文字で書かれた大乗仏教の空・般若思想を説いた教典の一つ。
この世に見える現象や僕らが考える事も全て実体がなく「無い」。見えている世界から心の世界まで全く無い。とにかく何もないんだ。
般若心境に初めて触れた自分に取っては入りやすかった。とはいえ無駄な説明が多くてちょっとめんどくさい部分も有った。
でも著者の哲夫曰く、堅苦しすぎるのもダメだし、ふざけすぎるのもダメ。「中道」が一番良い。というふうに仏教の考えを引用してこの本を説明していたので、まぁ納得した。扱うテーマが般若心境という凄く固いテーマなので芸人が書くのは合ってるなと思った。
仏教に関してもっと調べよう、本読もうと思った。