笑い飯哲夫のレビュー一覧
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最高!めっちゃ面白くて、例えも多くてめっちゃわかりやすい。法事のたびに聞いてきた般若心経の意味をやっと知ることができた。「ーーない」「ーーないことがない」の言い回しが面白くて、全然ないやん。と思いながら読み進めたが、本当に何もなかった。「何もなかったんやから、安らかでおってな」は生きる上で心強い観音様からのメッセージ。そして最後の慈悲の話がとても良かった。慈悲深いほうが面白い、というのは納得の一言。自分も慈悲深くありたい。
———紹介(公式より)———
笑い飯の哲夫、初の著書となる本書は、なんと般若心経本!「笑い」のフィルターを通した、哲夫オリジナル訳の般若心経です。関西学院大学哲学科で西 -
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お笑いに疎い私が、笑い飯哲夫さんを知ったのは、
朝日新聞のpodcastで「笑い飯哲夫の新聞教室」という番組を聴いてから。
正直その語り口はあまり好きではなかった。
ただ、子供たちに安価な塾を開く活動をしているのを知り、好感度は上がった。
でもなんかやっぱりあの語り口はちょっと耳につく。
そんな哲夫さんが本を出したというので、怖いもの見たさで読んでみたのがこの本。
内容はいい。
子供について悩む親の質問に答える形で、子育て、教育論を語っている。
大いに賛同できる内容。
ただ、、文章もどこか鼻につく。
計算づくで、わざとそういう書き方をしているのだろうが、
どうもそのあたりが気になる。
語り口 -
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お笑いコンビの笑い飯の、哲夫さんが書いた「般若心経」の解説本。
タイトルにえてこ(さる)でもわかると書いてあるうえ、芸人さんの著書ということもあり、かなりくだけた感じでおもしろおかしく解説してあって、「般若心経」入門者にとっては、かなりわかりやすく、取っ付きやすい書き方だった。
なぜ、笑い飯哲夫さんが?というと、芸人としては表に出していなかったけど、もともと「般若心経」の写経が好きだったけど、それを相方の西田さんや他の芸人さんからネタとしていじられるようになり、本の出版の話が舞い込んできたらしい。
「般若心経」を超簡単に説明すると、とにかく何も無いってこと。
この世で認識できる全てのもの -
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[作品]
2009年出版。
ヨシモトブックス発行。
ワニブックス発売。
お笑いコンビ“笑い飯”哲夫 著
[内容・感想]
人気漫才コンビ“笑い飯”の哲夫による、般若心経解説本。般若心経の中身については恥ずかしながらまったく知らなかったので、本書は目からうろこだった。そこかしこで笑いをとろうとする部分が弱冠くどいが、内容は全編通して非常にわかりやすく、特に例え話がよかった。
本書が学問的にどれほど信憑性があるのかは疑問だが、素人感覚だと大きく間違った解釈だとは思えなかった。実生活で触れる分には本書の解説、現代語訳でなんら問題はないのではなかろうか。
これまで、法事や葬式など機会でたびたび触 -
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これはあくまで私の思い込みであるが、
『般若心経』の意味を熟知し、写経などを行っている人の心境というのは、
おそらく『無我の境地』まで達しているのではないだろうか?
無心で仏の教えをなぞる。
そこにはもう、意味や悟りなんかを超越し、
とにかく静かなる心持で…。
しかし、その境地に達するには
まず、『般若心経』の意味をしっかりと把握しておかなくてはならない。
(こんなええ気持ちになれるんだから、知っといたほうがなんぼかええよ)
日頃から写経を趣味としているお笑い芸人である『哲夫』
が、わかりやすく説いた本書からはそんな意志が伝わってきた。
軽くメモを。
「諸行無常」(世の中にあるもの