【感想・ネタバレ】えてこでもわかる 笑い飯哲夫・訳 般若心経のレビュー

あらすじ

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電子書籍配信開始を記念しまして2020年6月24日まで無料公開!!(※2020年6月25日からは通常価格となります。)

M-1グランプリへ毎年出場を果たし決勝の常連と言われ、ついに2010王者となった笑い飯。

笑い飯の哲夫、初の著書となる本書は、なんと般若心経本!
「笑い」のフィルターを通した、哲夫オリジナル訳の般若心経です。

関西学院大学哲学科で西洋哲学を学んだものの、物足りさを感じた哲夫がひかれたのが、般若心経。
趣味は写経という哲夫が説く般若心経は、「慈悲」のこころと笑いの真髄を結びつけた画期的な一冊です。

「えてこ(サル)でもわかる」、わかりやすさとおもしろさを兼ね備えた本書は、お笑いファンも、仏教初心者も、必読の書となっております。

【笑い飯・哲夫 コメント】
電子の力によって、印刷された書籍が電話機で読めるようになるなんて、関西デジタルフォンを使っている時には想像もしませんでした。
こういうご時世ですし、ぜひリードブックスしてください。


【著者プロフィール】
哲夫 (てつお)
1974年、奈良県桜井市出身。吉本興業所属。
関西学院大学文学部哲学科卒業後、2000年に西田幸治とお笑いコンビ「笑い飯」を結成。
大学では、ソクラテスをはじめとする西洋哲学の巨人たちについて学びながら、独学で般若心経について研究を始める。


発行:ヨシモトブックス
発売:ワニブックス

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

般若心経は何を伝えているものか分かった。
要は、何も実態がない。ゆえに、無いと等しい。無いものに悩む必要はない。
おしっこが出て、おー気持ちいいという心の状態であれば最強。

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2025年08月25日

Posted by ブクログ

最高!めっちゃ面白くて、例えも多くてめっちゃわかりやすい。法事のたびに聞いてきた般若心経の意味をやっと知ることができた。「ーーない」「ーーないことがない」の言い回しが面白くて、全然ないやん。と思いながら読み進めたが、本当に何もなかった。「何もなかったんやから、安らかでおってな」は生きる上で心強い観音様からのメッセージ。そして最後の慈悲の話がとても良かった。慈悲深いほうが面白い、というのは納得の一言。自分も慈悲深くありたい。

———紹介(公式より)———

笑い飯の哲夫、初の著書となる本書は、なんと般若心経本!「笑い」のフィルターを通した、哲夫オリジナル訳の般若心経です。関西学院大学哲学科で西洋哲学を学んだものの、物足りさを感じた哲夫がひかれたのが、般若心経。

趣味は写経という哲夫が説く般若心経は、「慈悲」のこころと笑いの真髄を結びつけた画期的な一冊です。「えてこ(サル)でもわかる」、わかりやすさとおもしろさを兼ね備えた本書は、お笑いファンも、仏教初心者も、必読の書となっております。

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2024年02月09日

Posted by ブクログ

読書日数 4日

漫才師の筆者が届ける「般若心経」の訳と解説本。前回読んだ「ブッタも笑う仏教のはなし」がかなり自分の中ではツボだったので、勢いで読んでみた。


昔から馴染みのある「般若心経」をこんなに面倒向かって考えるということがなかったので、いい機会をいただいた。

「結局は、何もない。全部自分でもあり、全てがみんな繋がっている。だから頑張るんだ!」ということをこんなに淡々と言っていたんだということがよくわかる本だった。

また、こういった系列の本を読みたくさせる、良い1冊だと思う。

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2016年07月17日

Posted by ブクログ

えてこ並みの頭脳のオイラにも最高にわかりやすかった。意味の難しいよくわからない部分をあっさり飛ばすのも飽きず読めるのでいい!

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2014年03月16日

Posted by ブクログ

M-1グランプリへ毎年出場を果たしながら、無冠の帝王として君臨する、陰の実力者、笑い飯。笑い飯の哲夫、初の著書となる本書は、なんと般若心経本!「笑い」のフィルターを通した、哲夫オリジナル訳の般若心経です。関西学院大学哲学科で西洋哲学を学んだものの、物足りさを感じた哲夫がひかれたのが、般若心経。趣味は写経という哲夫が説く般若心経は、「慈悲」のこころと笑いの真髄を結びつけた画期的な一冊です。「えてこ(サル)でもわかる」、わかりやすさとおもしろさを兼ね備えた本書は、お笑いファンも、仏教初心者も、必読の書となっております。

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2014年07月19日

Posted by ブクログ

芸人さんの本はつい手にとってしまうわたし。たいていは裏切られるのだけれど。。。
これはかなりいけました。ちゃんと哲夫節で書かれてて、ちゃんと般若心経も分かる。笑えるし為になる。もちろん般若心経の意味なんて全く知らない私だから、この解釈があってるのかどうかも分からないけど、哲夫の独断だとしてもおもしろくて為になると思います。
ほんまに良く分かるように書かれてます。すごい才能!この人がドラッカー訳したらもしドラより売れるんちゃう??

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2012年02月11日

Posted by ブクログ

般若心経の概要を知るにはよい本
ただ、あとからお釈迦様の言葉ではなく、中国人が作ったらしいことがわかって若干残念
最近改訂版が出たらしいので、思い出したように本書再読。般若心経を暗記したくなる本。

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2017年07月17日

Posted by ブクログ

めっちゃ面白かった!!最後のスクーター姿のお坊さんとむかえるクライマックスは心に残りました。こんな笑いの中で「般若心経」が学べてよかった。俺も写経しようかな。

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2011年07月26日

Posted by ブクログ

般若心経入門書、簡単で、難しい。
そもそも、仏教の真理に辿り着く事が難しいので、難しくて当然。繰り返して読みたい。

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2025年06月09日

Posted by ブクログ

お笑い芸人の笑い飯・哲夫さんが般若心経をわかりやすく解説してくれます。
なかなか手が出しづらいジャンルも、こういう形なら入りやすいなぁと。
この世に存在しているものは一つもなくて、全てが一つの繋がりなんだという感じ。
だから、悪いことしたら自分に返ってきますよーってね。
面白かったです。

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2021年04月03日

Posted by ブクログ

自分は世界の一部であり、世界は自分の一部。すべては繋がっていてなにひとつ自分の所有物ではなく、すべてはみんなの所有物。そしたら与えることもなんら嫌なことではない、それで慈悲の心が生まれる。
自分=他人、であり、他人に与えることは自分に与えることでもある

なんでも中道がいい。ちょうどいい具合がよくて、中道はセンスの塊。

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2019年01月02日

Posted by ブクログ

お笑いコンビの笑い飯の、哲夫さんが書いた「般若心経」の解説本。

タイトルにえてこ(さる)でもわかると書いてあるうえ、芸人さんの著書ということもあり、かなりくだけた感じでおもしろおかしく解説してあって、「般若心経」入門者にとっては、かなりわかりやすく、取っ付きやすい書き方だった。

なぜ、笑い飯哲夫さんが?というと、芸人としては表に出していなかったけど、もともと「般若心経」の写経が好きだったけど、それを相方の西田さんや他の芸人さんからネタとしていじられるようになり、本の出版の話が舞い込んできたらしい。

「般若心経」を超簡単に説明すると、とにかく何も無いってこと。
この世で認識できる全てのもの、五感として感じる全てのもの、脳内に広がるイメージ、自分の意思、蓄えられる知識、とにかく何もかも全てが何も無い「空」であるということを説明している。

そして、結局は何も無いということを悟り、この世の中がどうなっているのかがわかり、煩悩から解放されということです。

また、なんで仏壇やご先祖様に向かって「般若心経」を唱えるのかと言うと、結局は何も無い、死ぬという現象も無い、死んでないというより生まれてもない、今「般若心経」を唱えている自分も、周りで聞いている人たちも、ご先祖様も、みんな一緒、何も無いんだから、安心していてねという気持ちを込めているから。

「般若心経」について、かなりおもしろおかしく書いてあったことで、内容の理解もできたし、さらに知りたいという興味ももてた。
人によっては、有り難い教えをふざけて解説して、けしからん!と怒り出す人もいそうだけど、そんな器の小さい話をしてたら「空」ではない。
結局、世の中にあるものは、ただの現象であって、何も無いのだから。

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2016年08月19日

Posted by ブクログ

めっちゃわかりやすい。
そして笑える。
般若心経ってそういうこと言ってるんか、なかなかいいなと思ってしまった。
写経してみたい。

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2016年04月27日

Posted by ブクログ

[作品]
2009年出版。
ヨシモトブックス発行。
ワニブックス発売。

お笑いコンビ“笑い飯”哲夫 著

[内容・感想]
人気漫才コンビ“笑い飯”の哲夫による、般若心経解説本。般若心経の中身については恥ずかしながらまったく知らなかったので、本書は目からうろこだった。そこかしこで笑いをとろうとする部分が弱冠くどいが、内容は全編通して非常にわかりやすく、特に例え話がよかった。

本書が学問的にどれほど信憑性があるのかは疑問だが、素人感覚だと大きく間違った解釈だとは思えなかった。実生活で触れる分には本書の解説、現代語訳でなんら問題はないのではなかろうか。

これまで、法事や葬式など機会でたびたび触れることはあったが中身も知らずに唱えていたが今後はちゃんと内容を噛み締めながらとなえられそうでうれしい。 

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2013年06月22日

Posted by ブクログ

お笑い芸人笑い飯哲夫による般若心経の訳本。
今まで何冊か般若心経の本を読んできたが、さすがに一番わかりやすかった。わかりやすいだけではなく、それなりに面白かった。
般若心経というのは様々な解釈があると思うが、この本では哲夫のオリジナル解釈というものがハッキリと現れていてとても潔い。実際の意味合いとは少し違うんじゃないの?って思える部分もあるが、それも含めて哲夫の解釈なんだろう。
般若心経に興味があるけど、難しそうな本はよー読まん、って人が読むのにとてもいい入門書ではないかと思います。

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2013年03月21日

Posted by ブクログ

これはあくまで私の思い込みであるが、
『般若心経』の意味を熟知し、写経などを行っている人の心境というのは、
おそらく『無我の境地』まで達しているのではないだろうか?

無心で仏の教えをなぞる。
そこにはもう、意味や悟りなんかを超越し、
とにかく静かなる心持で…。

しかし、その境地に達するには
まず、『般若心経』の意味をしっかりと把握しておかなくてはならない。

(こんなええ気持ちになれるんだから、知っといたほうがなんぼかええよ)

日頃から写経を趣味としているお笑い芸人である『哲夫』
が、わかりやすく説いた本書からはそんな意志が伝わってきた。

軽くメモを。

「諸行無常」(世の中にあるものは全て変わり行く)

「諸法無我」(全て変わり行くから結局は何もないのだ)

「涅槃静寂」(その真理を悟ったら、いい境地に達する。)

これが三大大事なヤツだ、そうだ。(笑

それと、
人生は苦しい事ばかり、老いや死や病気、嫉妬、…などなどいろいろ。
そんなんばかりやったら、生まれてくるのも「苦」やないか、と、発見したのが
「一切皆苦」(いっさいかいく)
これを含めて4大大事なやつ、だそう。

これだけだと、
生きてる意味全否定ですな。

せっかく生まれてきたのに…

ここで、その意味を生み出そうとするか?
(そっちの方面だと哲学か。)
さて『般若心径』ではこれを、どう説くか?

案外、自分で考えてみるのも楽しいかも知れませんね。

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2012年08月20日

Posted by ブクログ

笑い飯の哲夫さんは、般若心経に精通しているとテレビで知って、
こんな本も出してるというのもテレビで知った。

基本たとえが「うんこ」なので、とてもわかりやすい。

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2012年03月19日

Posted by ブクログ

笑いを誘うタイトルですが、中身も半分は笑い。

ただ、分かりやすく般若心経を解説してくれていることは間違いないです。
プレゼンの勉強にもなります。

262文字から成る般若心経を、楽しみながら理解したい人にはお勧めです。

ちなみに般若心経といえば思い出すのが、伊丹十三監督の大病人のクライマックスシーンの般若心経です。

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2012年02月26日

Posted by ブクログ

「般若心経」
262文字で書かれた大乗仏教の空・般若思想を説いた教典の一つ。

この世に見える現象や僕らが考える事も全て実体がなく「無い」。見えている世界から心の世界まで全く無い。とにかく何もないんだ。

般若心境に初めて触れた自分に取っては入りやすかった。とはいえ無駄な説明が多くてちょっとめんどくさい部分も有った。
でも著者の哲夫曰く、堅苦しすぎるのもダメだし、ふざけすぎるのもダメ。「中道」が一番良い。というふうに仏教の考えを引用してこの本を説明していたので、まぁ納得した。扱うテーマが般若心境という凄く固いテーマなので芸人が書くのは合ってるなと思った。

仏教に関してもっと調べよう、本読もうと思った。

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2012年01月02日

Posted by ブクログ

読みやすい。そして分かりやすい・・・気がする。
だけど般若心経について理解できたかといえば、「あっさりと表面は・・・」という感じかも。
読み返すとまた違った感想になるかも知れないと思うので、近いうちにもう一度読み返すつもり。
自分みたいに無宗教でも、「般若心経って何言ってんの?内容ぐらいならチョット知りたいかも」みたいに興味のある人は読んでみると良いと思う。

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2011年10月18日

Posted by ブクログ

この本は凄い!

文章が、読みにくいと言えば読みにくいのかもしれない。
でも、それも味だなと思える程、ネタが満載で、お腹いっぱい。
お上品でない言葉が頻出ですが、それも味。
例え話なんか、物凄く(下品な言葉を使って)上手に書いてあると思いました。

この本で、般若心経を学ぼうなんて思ってはいけません
“レッツ、般若心経”ぐらいの勢い、テンションで読めば、興味深く、面白く読めると思う。

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2011年07月29日

Posted by ブクログ

柔らかくて面白い説明で読みやすかった

内容は疑問が残る点もあったけど、入門書としてはすごく優しくて良かった。

世界のあらゆる事物は中身も実体もなく諸行無常である…という事はこの教え自体も中身のないもので、確かなものでは無いのか…?

と、何を信じていいのか難しくなりました

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2025年02月02日

Posted by ブクログ

すごく下品だけどすごくわかりやすかった。
般若心経の内容は、すべてのものには実体がない、心にも実体はない、実体がないから苦しむこともない、ということが滔々と語られている。言ってることはシンプルだけど、咀嚼するのは難しいと思う。昔の人はこれで救われていたのだろうか。
仏教は自己啓発的で哲学的で、自分の心が世界をどう捉えるかを考える宗教なのだなあ。

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2022年02月09日

Posted by ブクログ

般若心経をわかりやすく、多少下品に解釈してくれている。著者独自の突拍子もない解釈を期待していたが、あまり無かった。『空』を表現するためのドロドロの鍋がわかるような、わからないような。

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2021年07月05日

Posted by ブクログ

ブッタも笑う仏教の話が面白くて、チョイス。

とにかくうんこが印象に残る…
は、さて置いて。

般若心経が楽しく学べる。
無い、無い、からの空で難解なはずの般若心経。
でも妙な例えで納得してしまう。

般若心経がこんなに語りかける方式の内容だったなんて面白い。

ブッタの発見。
一切皆苦からの、諸行無常で、諸法無我からの、涅槃寂静。

中道も興味深い。
真ん中を行くって難しいけど大事。

ぎゃてい、ぎゃてい。
応援してくるんですね、菩薩様。



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2020年07月12日

Posted by ブクログ

哲夫の仏教の動画を見て、探していた本の一つ。般若心経の解読に分かりやすく、面白く取り組んでいる。難解な言葉を、アホらしい身近な出来事で例える。終盤、仏陀の台詞「せやで」…は笑った。般若心経に興味を持った人が軽ーく読む本であり、冗談が通じない人は決して読むべきではない本。

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2015年01月23日

Posted by ブクログ

般若心経に興味を持ったという方が、軽いタッチで読む為の一冊です。

般若心経がどういう意味を持つのか?の言うのを、ものすごい口語体関西弁テイストであっさりと。

悪くないです。

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2013年06月28日

Posted by ブクログ

非っ常〜に分かりやすい。
初めて般若心経について学ぶ人には
とても良い入門書かも。

ただし、その分やや内容が薄い印象。
もう一歩踏み込んだ内容も載っていると、
もっと多くの層に受け入れられるのでは。

あと、どう見ても「若い方向け」です(^ ^;
菩薩の教えを「うんこ」で説明してたり(^ ^;

中高生が「哲夫が書いてるなら面白いかも」
と手にとって、般若心経、ひいては仏教に
興味を持つきっかけになれば...という本ですな(^ ^

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2013年06月07日

Posted by ブクログ

例えをそこまで下品にしなくても充分面白いし、分かりやすいのに、ウケを狙ってやり過ぎた感があるものの、なかなかに面白かったと思う。
装丁、中の写真イメージもやり過ぎの感あり。

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2013年04月01日

Posted by ブクログ

般若心経に興味がある方は読んでみてもよいと思います。へーそうなんやという感じ。
しゃべってることをそのまま文に起こしてる、漫才のような感じだったので、多少よみづらかった。

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2011年07月31日

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