八木仁平のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
自己分析に活用できる本
自己理解、自己分析をするために自身の物事を言語化するのに役立つ本です。著者自身が自己分析の支援業、サブスクリプション、ストックビジネスのようなやり方を生業として稼ぐため、微妙に内容が足らず、ノウハウの物足りなさがあります。微妙にかゆいところに手が届かない。モヤモヤが残ります。特典で資料のデータをダウンロードできますが、これをどう活用するか詳しい説明がないです。あえて中途半端な意図が見え隠れしています。
この本やYouTube動画を見て、より詳しく自己理解をしたい人は著者が経営している無料セミナーから支援サービスを受けて下さいと誘導される流れとなっております。
内容がうまい塩梅に調整されてい -
購入済み
体系的だが読む方の情熱も必要
自身の経験をベースにした体験談を交えつつ、基本的には理詰めで自己分析を行うためのワークブックだと思う。説明の仕方や大事なトピックを抽象的モデルにしたり各要素を分解したり再配列したりと数学的でもある。因数分解のような解説には感心しつつも、好みの問題か情熱が足りないのか自己分析に本格的に取り組むまでには至らず。少し間を置いて巻末の質問集をやってみようとは思うが、この類の話はセミナーの熱にあてられてるうちにワークショップのような形で聞いた方が身になるのだろう。
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購入済み
一番シンプル!
去年就活生でした。
『絶対内定』など、有名な自己分析の本はありますが、正直厚いし長いし、偽のやりたいことに惑わされやすい...良書というには合う人を狭く絞る本が多いです。
この本は、好きなこと、得意なこと、大事なこと、この3点を考えて組み合わせるだけで、とっても簡単です。それぞれを考える際の質問は、最低5問と少なく楽ですが、きちんと自分の理解が深まって良質だと思いました。
早く出会えていたら、今の生き方はもっと違ったなあと悔しくなりました。
ただ、得意なことが成果に繋がるかどうか、やったことがない場合判断しづらく、その点が書かれていなかったり、所々「ん?これはどう考えたらいいんだ?」とな -
Posted by ブクログ
前著のやりたいことの見つけ方を読んでいたので、スラスラと読めた。
『憧れを手放さない限り、自分の才能は絶対に見つからない』
本当の姿が明らかになると、ありのままを受け入れて憧れを諦められるということ。
憧れる相手は、自分にないものをもっている人。
憧れ=なりたい自分 自己否定
諦め=なれる自分 自己肯定
憧れが才能を殺して、諦めが才能を活かす
なるほど、そうか。
諦めることって自分を認めること、肯定的にとらえることもできるんだなって、腹落ちした。
5つの質問に限らず、自分への問いかけってめんどくさいと感じることもあるけど、突き詰めていく習慣を作りたい! -
Posted by ブクログ
自己理解を深め分析し、自分が本当にやりたいことを見つけられるという意義と主張する本である。本著は「やりたいことが見つからない」「やりたいことがわからない」という人に向けての本であり、特に自分ではその壁(やりたいことが見つからない)を乗り越えるために他者や手法を用いることにより見つけられると主張する本である。
さて、やりたいことがわからないは実際に多い。勉強もできる、学歴もある、知識もあるが、それでも見つからない人もいる。それは男女学歴関係なく存在する。実際にやりたいことの先には求められているものが違うので、性差も学歴も知識も関係ないのだ。やりたいことを見つけるためには、自分自身でも見つけられる -
Posted by ブクログ
自己啓発本を手に取る人の多くは、「よりよい自分になりたい」という思いを持っているのではないだろうか。
多くの自己啓発本は、著者自身の成功体験をもとにしたアドバイスが中心だ。
一方で、本書は「自分の好きなこと」や「強み」を見つける方法に重点を置いている。
著者が提案する「自分の強みを理解し、自分だけの取扱説明書を作ることが、より優れた自分へとつながる」という考え方には、強く共感した。
(本書にも心に響く言葉や納得できる考え方が随所にあり、多くの学びを得られたが、全体としては、作者の次の著書『才能の見つけ方』の方が、より内容が整理されている感じがした。)