八木仁平のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
この手の本で本当にやりたい事が見つかった試しがなく、期待せずに読み出した。
色々なワークがあるが、自分の中の抽象的なものを語源化することが難しい。答えられない質問ばかりだった。
が、結果として、自分の得意なものが見つかったような気がした。
自分の中だけで探すのは本当に難しかったが、
周りから言われることは?
褒められたことは?
などの、人から掛けられた言葉から得意を探すことは簡単だった。
色々と書き出すうちに同じようなワードが並んでいることに気づき、私はこれが得意なんだという発見があった。
無意識に出来ていること=得意なことって、無意識だから自分で気づくことが難しい。
でも人から褒められたことは覚えていて、それが私の強みなんだと気付かされた。
やりたい事は結局見つけられないままだけど、得意なことには気づけたので読んで良かったなぁと思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【要約】
「才能とは、ついやってしまうこと(無意識の行動パターン)」と定義し、それを自分自身で発見して「一生ものの自信」を手に入れるための自己理解メソッドを解説
①才能の定義:スキルではなく「ついやってしまうこと」
本書における「才能」は、特別な天才だけが持つギフトや、後天的に身につける「スキル・知識」とは明確に区別される
・才能の正体:
努力せずとも自然に繰り返してしまう思考、感情、行動のパターンのこと
例えば「ついリスクを考えてしまう」「つい人に気を遣ってしまう」といった、自分にとっては当たり前すぎて気づかない「癖」のようなものが才能
・動詞で捉える:
才能は「情報の魅力を伝える」「計画を立てる」といった「動詞」で表されるのが特徴
②才能が見つからない人の「5つの間違い」
多くの人が自分の才能に気づけない原因として、以下の5つの勘違いを挙げている
(1)「人より上手くできること」が才能だ
世界一である必要はなく、自分の内側にある「ついやってしまうこと」に注目すべき
(2)「資格やスキル」が大事だ
才能は一生変わりませんが、スキルは時代とともに古くなる
才能という土台を先に見つけることが重要
(3)「なりたい自分」になろうとする
憧れは自己否定に繋がりがち
「自分以外の誰か」を目指すのではなく、今の自分の持ち味を活かすべき
(4)「努力は必ず報われる」
才能がない分野での努力は成果が出にくいが、才能がある分野で努力すれば、伸び率は数倍になる
(5)「成功者から学べば成功できる」
成功法則は人それぞれの才能に基づいている
他人の話ではなく、自分の過去の実体験を分析する必要がある
③才能を見つけるための「5つの質問」
自分の内側にある才能を言語化するために、以下の質問が有効
(1)他人に対してイラッとすることは?
自分が当たり前にできていることだからこそ、できない人にイラ立ちを感る
そこに才能が隠れている
(2)親や先生によく注意されたことは?
注意されるのは、そこが他人より突き抜けているポイントだから
(3)「やっちゃダメ」と禁止されるとつらいことは?
無意識にやってしまうこと(才能)を止められるのは苦痛を伴う
(4)短所を「だからこそ」と言い換えると?
短所と長所は表裏一体(例:飽きっぽい→好奇心が強い)
(5)他の人は嫌がるのに、自分には楽しいことは?
努力せずとも夢中になれる「遊び」のような感覚の中に才能がある
④才能を「強み」に変える方程式
才能はそのままでは「諸刃の剣」であり、環境によって長所にも短所にもなる
■強み = 才能(ついやってしまうこと) × スキル・知識
・環境の重要性:
才能という「水流」を、自分に合った「パイプ(環境)」に流し込むことで、初めて価値を生む「強み」に変わる
・短所の管理:
短所を克服しようとするのではなく、「仕組み化する」「人に頼る」「手放す」といった戦略で、短所の影響を最小限に抑える
⑤才能を育てるステップ
以下のステップで才能を「強み」に変える「スキル・知識(後天的に身につける武器)」選択し、「一生ものの武器」に育て上げる
(1)「嫉妬」をコンパスにする
自分が嫉妬を感じる相手を分析することが、最も効率的なスキルの選び方
・理由:
人は自分と全く違う才能を持つ人(例:野球選手が棋士に)には嫉妬せず、自分と似た才能を持ちながら、それを既に開花させている人に嫉妬する
・アクション:
嫉妬する相手を「ロールモデル」とし、その人がどのようなスキルや知識を身につけて成果を出しているかを調べ、それを真似して学ぶ
(2)「好きなこと」と掛け合わせる
自分の才能(得意なやり方)を、自分の「好きなこと(興味・情熱がある分野)」の中で活かせるスキルを選ぶ
・考え方:
才能(得意なこと)で「職種」が決まり、好きなことで「業界」が決まる
・例:
「人に伝える」才能がある人が、「服」が好きなら、服の知識(スキル)を身につけてライブ配信で販売する等
・メリット:
好きな分野のスキルであれば、学ぶこと自体が楽しくて苦にならないため、努力している感覚なしに圧倒的な成長スピードを実現できる
(3)他人からアドバイスを求める
自分をよく知る周囲の人に、客観的な視点で意見を聞くことも有効
・アクション:
自分の長所を認めてくれる人に、「私にどんなスキルを磨いてほしいか」「何ができるようになってほしいか」を尋ねる
・理由:
才能は自分にとって「当たり前すぎて気づかないこと」であるため、それをさらに輝かせるために必要なピースは、他人の方が正確に見えていることが多い
(4)注意点:スキルの「誤選定」を避ける
スキルを選ぶ際に最も避けるべきなのは、「自分の才能に合わないスキル」を身につけようとすること
自分の才能(タイプ)に合わないスキルを必死に学んでも、成果は出にくく、その才能を自然に持っている人には一生敵わない
必ず「まず自分の才能を特定し、その土台を強化するためのスキル」という順番を守ることが、一生ものの自信を手に入れる鍵となる
★結論
自分を無理に変えるのではなく、「自分自身であることを諦め、既に持っている才能を受け入れる」ことで、自己肯定感を高め、迷いのない人生を歩むための具体的なロードマップを提示している -
Posted by ブクログ
ネタバレ【要約】
「やりたいことがわからない」という悩みから解放され、一生夢中になれる仕事を見つけるための論理的なメソッドを解説
やりたいこと探しを感覚や直感ではなく、「自己理解メソッド」という公式に基づいて進めることで、誰でも確実に見つけることができる
①「本当にやりたいこと」を導く2つの公式
やりたいことを見つけるためには、自分を構成する要素を「大事なこと」「得意なこと」「好きなこと」の3つの柱に分解して考える必要がある
■やりたいこと = 好きなこと(情熱/What) × 得意なこと(才能/How)
■本当にやりたいこと = 好きなこと(情熱/What) × 得意なこと(才能/How) × 大事なこと(価値観/Why)
この3つの円が重なる部分こそが「本当にやりたいこと」
②自己理解メソッドの3つの柱
(1)大事なこと(価値観/Why)
「何のために働くのか」という人生の目的や理想の状態を指す
自由、成長、安心、没頭などが一例であり、これらが満たされることで仕事へのモチベーションが持続する
(2)得意なこと(才能/How)
「どうやって働くのか」という、無意識のうちに人よりもうまくできてしまう思考や行動のパターンのこと
スキルや知識とは異なり、生まれつき持っている「癖」のようなもので、これを活かすことで成果を出しやすくなる
(3)好きなこと(情熱/What)
「何をやるのか」という、自分が興味・好奇心を感じる分野のこと
自分がお金を払ってでも学びたい、もっと知りたいと思える対象がこれに当たる
③メソッドの実践ルール
やりたいこと探しを最速で終わらせるための3つの鉄則
(1)「大事なこと(価値観)」から見つける
仕事の目的(方向性)を最初に定めることで、手段(好きなこと)に固執して失敗するのを防ぐ
### 価値観を見つけ出すための5つの質問
1. 尊敬する人は誰ですか?その人のどんなところを尊敬していますか?
尊敬する友人や著名人、フィクションのキャラクターなどを挙げ、その人の「生き方」や「姿勢」のどこに惹かれるのかを考える
その憧れには、自分が大切にしたい価値観が反映されている
2. 幼い頃や思春期にあった、今の自分に大きな影響を与えている経験は何ですか?
自分の価値観の根源は過去の経験にある
その経験が、今の自分の考え方や価値観にどのような影響を与えたかを振り返る
3. 今の社会には何が足りないと思いますか?
社会に対する不満は、「もっとこうあるべきだ」という自分の中の理想(価値観)が裏返ったもの
不満を感じる分野こそが、自分が価値を置いているポイント
4. 「自分は人生で何を大事にしていそうか」と周りの人に聞いてみてください
価値観は日々の行動に表れているため、自分では当たり前すぎて気づかないことを他人が知っている場合がある
具体的なエピソードも併せて聞くとより効果的
5. 他人に助言する時に、「一番伝えたいこと」と「一番伝えたくないこと」は何ですか?
自分の子供や他人にアドバイスする際、どんな行動を勧め、どんな行動を否定したくなるかを考える
特に「絶対に伝えたくないこと」の逆転した考えが、あなたの強い価値観である可能性が高い
### ランキング作成のプロセス
質問に答えた後は、以下の手順でランキングを作成し、人生の選択に迷った際の「自分軸」の判断基準(コンパス)とする
1⃣キーワードの抽出と整理
回答から出てきた価値観のキーワードを書き出し(15個以上が望ましい)、似たもの同士をグループ化して、最終的に5つ程度にまとめる
2⃣自分軸への変換
お金や名声など、自分ではコントロールできない「他人軸」の価値観があれば、「それを得てどうしたいか」と深掘りし、自分でコントロール可能な「自分軸」の価値観に言い換える
3⃣順位付け
まとまった価値観を「どちらが最終目的か」という視点で比較し、順位を付ける
上位にくるほど人生の最終的な目的となり、下位はそれを満たすための土台となる
(2)「好きなこと」の前に「得意なこと」を見つける
得意なやり方を先に把握することで、「何でも仕事にできる」という自信が生まれ、思考のブレーキが外れる
(3)「実現手段(ブログ、転職、起業など)」は最後に考える
目的(やりたいこと)が決まれば、最適な手段は自然と決まる
④やりたいこと探しを妨げる誤解
多くの人が陥りやすい5つの間違い
(1)一生続けられることでなければならない
今一番やりたいことをやればよく、変化しても構わない
(2)運命的な感覚があるはずだ
最初は「ちょっと面白そう」という程度の興味レベルから始まる
(3)人のためになる立派なことでなければならない
まずは自分のために生きることが、結果として質の高い他者貢献に繋がる
(4)見つけるにはたくさん行動するしかない
行動する前に「自分を理解する基準」を持たなければ、選択肢の多さに圧倒される
(5)やりたいことは仕事にならない
やりたいことは自分の中にあり、実現手段は社会の中に溢れている
★結論
周囲の期待や世間の「メリット・デメリット」という他人軸で仕事を選ぶのをやめ、自分の内側にある自分軸(どうしたいか)で決断することの重要性を説いている
このメソッドを通じて自己理解を深めることで、人生のモヤモヤから解放され、毎日をワクワクして過ごせるようになる -
Posted by ブクログ
読んでいたネット記事の著者と、大学で見掛けて気になったこの本の著者が同じだったため読んでみました。
先に結論から言うと、「自分のやりたい方向性はなんとなく決まったがまだ確信はもてない」という状態です。そのため、自分のやりたいことの方向性だけでも見つけたいという方にとってはとても良い本だと思います。
私は「将来役に立つか」という視点で取り組むことを決定してしまいます。例えば「ネット上で歌を投稿してみたいけど、お金になるかわからない。歳をとるにつれ、広い音域が出しにくくなってしまったら仕事にはならない気がするし、やめておこう」といった感じです。やりたいと思っても、一歩踏み出す前に諦めてしまう癖があるといった感じでしょうか。この本は、こういった考え方をやめようと思うきっかけになったと思います。「お金になりそうだから」「将来役に立ちそうだから」という基準ではなく、「好きだから」「興味があるから」といった基準で、行動を起こしたいと考えるようになりました。
しかし、少し納得のいかなかった部分もあり、この本を読んで「自分のやりたいことが明確になった」というような感覚はありません。著者の方が「やめた方が良い」と挙げていた価値観と、自分が大切にしたいと思った価値観が似てしまったという部分が大きいと思いますが…。
この本を読んで、新しい視点を得られたことは事実です。他の本も読み、自分の「やりたいこと」についての理解をさらに深められたらと思いました。 -
Posted by ブクログ
「やりたいこと」=「好きなこと」×「得意なこと」×「大事なこと」
変化の激しいVUCAの時代だからこそ、外側の正解(他人軸)ではなく、内側の「選択基準」を磨く大切さを学びました。
大事なのは、Doing (何をしたいか)の前に、Being (どう在りたいか)。
私にとっての価値観は
美意識:人間として美しい生き方をする
夢中:やりたいことに没頭する
好奇心:興味に従って行動する
短所を克服して「人並みの成果」を目指すより、長所を伸ばして「圧倒的な成果と充実」を手に入れる。
ドラッカーの言葉にあるように、強みにエネルギーを注ぐ生き方を選びたい。
自分が満たされることで、自然と周りの人にも目が向くようになる。
その「ありがとう」の循環が、本当の意味での仕事であり、成長なんだと確しました。 -
Posted by ブクログ
本筋に関係なく気になったこと
P173 「ピカチュウがでんきの技がきかない苦手な、いわタイプのポケモンに一生懸命立ち向かうようなものです。いわタイプのポケモンとどうしても戦わないといけないときには、得意な、みずタイプのゼニガメに代わってもらった方がいいと思いませんか?」
誤 いわタイプ
正 じめんタイプ
私の短所 5 細かい点を気にして前に進まない→長所 細部にこだわって磨き上げる。なるほど。
努力しても並にしかなれない分野に無駄な時間を使わないことである。無能を並の水準にするには、一流を超一流にするよりもはるかに多くのエネルギーを必要とする。 ドラッカー
自分を変えるにはではなく、自分を活かすには