舘野泰一のレビュー一覧

  • これからのリーダーシップ 基本・最新理論から実践事例まで

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    リーダーシップ論の変遷や、近年のリーダーシップ論を広く把握するのに最適な一冊です。

    ここから気になる理論の原典に手を伸ばして深掘りすると良さそうです!

    日向野教授の「権限がなくても発揮できるリーダーシップ」「リーダーシップ最小3要素」が印象的でした。

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    2022年06月15日
  • これからのリーダーシップ 基本・最新理論から実践事例まで

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    講師を担当する研修プログラムの資料用に読んだ本。本書のタイトルは「これからのリーダーシップ 基本・最新理論から実践事例まで」。本書の中身を表しているのは副題の方です。

    様々なリーダーシップ研究、理論のそれぞれの特徴や研究の発展の流れを一気に掴むことができます。

    本書で紹介、解説されているリーダーシップ理論を列挙すると、

    ・特性理論
    ・行動理論
    ・状況適合理論
    ・交換理論
    ・変革型リーダーシップ理論
    ・リーダーシップ開発論
    ・シェアド・リーダーシップ
    ・コレクティブ・ジーニアス
    ・DACフレームワーク
    ・サーバント・リーダーシップ
    ・オーセンティックリーダーシップ
    ・インフォーマルリーダーシップ

    など。特性理論の中にも代表的な研究者の論文や主張が紹介されており、網羅性はそれなりに高いように感じます。基本を一気にさらうという意味では十分な本です。

    また、単に理論を羅列するだけでなく、なぜ特性理論から行動理論へ、そして状況適合理論へという形で研究の視点が移り変わっていったのかについて当時の社会状況を踏まえながら解説しているためストーリーとして理解しやすい工夫がなされている点も高評価です。
    (例えば特性理論から行動理論への移り変わりは、共通の特性が見いだせないという特性理論自体の挫折に加えて1940年代から1960年代にかけての世界的な戦後復興期にあって産業界は非常に多くのリーダーを必要としており、特性を兼ね備えた人材を探し出すだけでは足りず、望ましい行動を明らかにすることで需要を満たしていく必要があった、など)

    また、実践編となる第3章ではリーダーシップ開発・リーダーシップ教育についての研究成果が紹介されています。「知識・スキル型」と「経験学習型」のそれぞれの特徴を解説しつつ主には「経験学習型」アプローチのプログラム設計や評価についてわかりやすくまとまっており、自身の研修プログラムにリーダーシップ論を取り入れたかった私としては一番参考になる部分でした。評価の観点では受講者本人の主体的評価が中心であり、第三者評価の方法論についてはまだまだ研究途上であることも分かったが、リーダーシップは人それぞれ環境それぞれであることについての共通認識を丁寧に作りながら進めることが肝要なのだと感じます。

    最後に事例紹介となる第4章は少し物足りなさを感じました。1〜3章のどの理論や視点がどのように活かされているかについて簡単でも良いので解説が付け加えられていると良かったのですが、その点については「振り返りながら読んでみましょう」と読者に丸投げでした。教育的な観点からの丸投げというよりは事例が取ってつけたものに感じてしまい(それぞれの事例はそれなりに面白いのですが)少しもったいないと感じる部分でした。

    それでも全体的には十分に良書です。リーダーシップ論について概観したい方にオススメできるのはもちろんのこと、自組織でリーダーシップ教育・開発やリーダー育成に関わる立場にある方にもオススメできます。

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    2020年08月19日
  • パラドックス思考―――矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる

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    ネタバレ

    相反する感情を両方とも持っていていいんだ、両方を成り立たせるのに上位の概念を持ってくればいいんだというのが新たな気づき。気持ちが楽になる。組織にも応用可能で、矛盾は対話で埋める。なるほど、さすがMIMIGURI!

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    2025年02月15日
  • これからのリーダーシップ 基本・最新理論から実践事例まで

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    既存研究が概観できてよかった。
    目標志向、対人志向の2つで捉えたときに、対人志向が足りないと感じた。
    周囲のやりたくないことや難しいことを率先してやる、同僚のニーズを捉えるとかが重要そう。

    なんとなく50名以上の会社を前提にしていた気がした。アントレプレナーシップについて知りたくなった。

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    2024年08月13日
  • パラドックス思考―――矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる

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    「矛盾」を手懐けるという発想がおもしろかった。

    どうすれば両立できるか?は仕事でもよくぶち当たる壁だが、普段から自分の感情で練習していれば、自ずと思考と視界が開けるかもしれないな、と思って、紹介されていた手順に取り組んでみている。

    効果はまだ、ない。
    けど、編集する楽しさは少しだけ感じてる。

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    2024年02月27日
  • パラドックス思考―――矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる

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    現在の組織の課題解決にパラドックスを受容して活用するマインドが必要で、一貫性はむしろ悪癖であり、対立する複数の真実を受け入れながら職務にあたらなければならない。

    組織が存続して発展していくうえで役割外行動が不可欠である。

    既存の価値観を覆す記述がいっぱい。

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    2023年10月08日
  • パラドックス思考―――矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる

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    ネタバレ

    思考の幅を広げるべく手に取った本
    認知的不協和や過去からあった概念の部分も存在するがわかりやすくまとめており、とてもおもしろい本。
    アウフヘーベン的な話も。
    いろんな矛盾の構造を整理した本とも

    memo
    ・感情パラドックスに着目する
      感情パラドックス:矛盾する感情の存在。どちらかを優先すると納得のいく答えが出せなくなる状態
      論理パラドックス:矛盾する主張の存在。どちらかを正しいと仮定すると論理的に正しい答えが出せなくなる状態

    ・2つの相反する感情の存在をまず認識することが厄介な問題に立ち向かうための一歩となる。

    ・ジレンマは自分の外側に明確にAorBの選択肢が存在するケース。
     感情パラドックスは自分の内側に感情の矛盾があるケース。矛盾があるように思える状態。無自覚に結びついているもの。

    ・感情パラドックスと向き合う3レベル
     1受容して、悩みを緩和する
     2編集して問題の解決策を見つける
     3利用して、創造性を最大限に高める

    ⭐️感情パラドックスの基本パターン
     素直と天邪鬼
     変化と安定
     大局的と近視眼的
     もっととそこそこ
     自分本位と他人本位

    ⭐️心の奥底の隠れた感情発掘法
      反転感情チェック 真逆の感情があるとしたら
      嫉妬心チェック 嫉妬していることは
      承認欲求チェック 言われると嬉しい褒め言葉は 
      優柔不断チェック なかなか決められないことは
      制約撤廃チェック もしあの制約がないとしたら 
      他人視点チェック 周囲からのツッコミは

    ・感情パラドックスを編集するために
      犠牲でなく両立のストーリーを探る
      点でなく線で乗り越える

    ⭐️感情パラドックスを深掘りする3つの問い
      もう少し具体的にいうと?具体化
      なぜそれを達成したいの?理由
      どうなったら達成?ゴール設定

    ⭐️両立のストーリーを探る戦略
       切替戦略 交互に実行
       因果戦略 因果関係を見出す 相補的な
       包含戦略 上位の感情を見つける

    ・キャリアに創造的な変化を生み出すヒント
      惰性で満たされている感情を反転させる
      仕事の目的と手段の関係性を逆転する
      適度な無理ゲーを仕立てて自分を鼓舞する
      越境学習とワーケーションで外を作る

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    2023年06月29日
  • パラドックス思考―――矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる

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    変わりたいけど今の方が楽、新しいことにチャレンジしたいけど不安もある、…相反する感情や考えが頭の中にたくさんうごめいている、それが人間。だから人間って面白いし、愛らしい。そんなところから出発しているから、理屈っぽくなっている部分も読み進められた。

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    2023年03月26日
  • パラドックス思考―――矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる

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    人間をめんどくさいけど、愛らしい存在と捉えるところが本当に好き。それで、このパラドックスな状態への向き合い方が変わる。

    いろんなもやもや、いらいら、悩み、を感情のパラドックスと捉えて見直して、捉え直すことができるのかなと。

    やりたいことの会えて逆をしてみる、なんて発想はなかったので、最近のもやもやと重ねて、やってみようと思った。

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    2023年03月26日
  • パラドックス思考―――矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる

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    問題の背後にある論理A、論理B どちらか選ぼうとすれば正しい方を見つけられない。論理パラドックス
    問題の背後にある感情A、感情Bをどちらか優先しようとすれば行き詰まる。感情パラドックス
    = 厄介な問題
    → 感情パラドックスを受容しストレス緩和
    →感情パラドックスを編集し解決策を見つける
    →感情パラドックスを利用し創造性を発揮する

    (感情パラドックス)
    扁桃体:喜び、怒り
    海馬:記憶
    感触⇨ 感情呼び起こす 
    記憶(海馬)⇨感情呼び起こす
    ポジティブよりネガティブの感情の方が強く呼び起こされやすい → 対処 普段から感情の変化に気づき距離を置いて評価する。過去のネガティヴ記憶を塗り替えすり替える

    無意識=コンプレックスが感情左右する
    ポジティブ面 良い動機づけになる
    ネガティヴ面 相手を攻撃する(自分を正当化)

    コンプレックスに対する防衛規制を認識する必要あり。例えば反動形成=本当は好きなのに好きではないと反対の感情を持ち自分を守る、例えば代償=保等は遊びたいのに勉強する方が大事として自分を守る。


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    2023年05月06日