こだまはつみのレビュー一覧
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これはこれで良い短編集
未読のざんげ飯の前に、入手できた短編集を先に読みました。
冒頭の表題作の他も初期の短編集となっていて、巻末で三姉妹が出てくる作品が投稿してデビューされた作品のようです。4作品とも家族や夫婦、恋人の関係がテーマになっていて、家族の関係性の描写は伊東紀理・北山夕香さんたちの抱える問題に近いものもありますが、この作品集では作画も含め、いわゆる内面描写を重視する少女マンガの色合いが濃いです。自分の夢と家族の幸せのどちらかだけを天秤にかけてしまわないように真摯に生きようとする登場人物の姿は一貫しています。 -
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私は私を認める
父親と再会した紀理さん、あわせて離婚した母親とも再会し、言うべきことを全て言います。所謂いい子を強制したのも、無条件で成長を喜んでくれたのも、どちらも彼女の母親だったのは事実で、同一人物なのですから。
かつての勤務先の上司の、人としての別の側面も知ったからこういう言動もできるようになったのでしょう。
紀理さんはアルバムから抜いた写真を渡し、夕香さんと制服姿で浦安のテーマパークに行きます。
一方、交通ジャーナリスト氏の取材を受けて記事が出て、これを読んだ西野君も上司の意図を察していたようです。事故で半身不随、電動車椅子生活の娘・紬さんのことも託されたようです。
通常はしないような、交通事故(しか -
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一風変わった作品なのは間違いない。最初は鬱展開。これから異世界転生でもするのかなと思ったら、ある意味死ぬ気で復活して懸命に生き始めた主人公。案外人間の人生短いのだから、これくらいやりたい事やって一生懸命駆け抜けた方がいいのではないかと思ったりします?
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ひとは生きるに値するはず
冒頭、水中に沈む車椅子のシーンが象徴的でした。
主人公、過労死させられそうです。勤務先のすさみぶりや交際相手の彼氏のクズっぷりが身に沁みる人は多いだろうと思います。私も他人事とは思えませんでした。
ニッポンのフツー、はかなり劣化していますので。
彼女がなんとか一念発起できたのは臓器提供意思カードが届いたからだったようです。
どうしようもない勤務先をさっさと辞め、浮気中の男を金属バットで打ちのめし、彼に貸した金を回収していきます。
知り合った酒屋さんとの交流でも先方の家庭が抱えている厄介なものの正体が如何にも理不尽です。ひき逃げなど今どき、ほぼ捕まるのに、犯人等は不明なままという。
学生時代に借