森本豊富のレビュー一覧

  • 地図で読むアメリカ

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    米国を10の地域に分けそれぞれのエリアごとの特徴について記した本。各エリアの特徴が移民や自然環境等によって形成されてきたことを知ることができた。

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    2026年09月13日
  • 地図で読むアメリカ

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    大き過ぎて、そのイメージがぼんやりとしていたアメリカが、具体的に見えてきて、かなり鮮明になりました。うまく一冊にまとまっていると思います。

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    2026年05月12日
  • 地図で読むアメリカ

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     アメリカを一つの国としてではなく、歴史や価値観が異なる10の地域として説明している点が印象的だった。アメリカは「多様性」という言葉で語られることが多いが、本書では地図という視点から、地域ごとの歴史や文化の違いが現在の社会問題や選挙にも影響していることが理解できた。特に宗教の影響が大きいことが印象に残った。以前読んだ 『トランプ信者潜入一年』で描かれていた人々の背景を、地域文化や歴史の面から少し深く考えることができたように感じる。宗教が社会や政治にどのように影響しているのか、さらに知りたいと思った。

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    2026年03月05日
  • アメリカ黒人史 ――奴隷制からBLMまで

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    アメリカ黒人の歴史を解説する本。
    アフリカから奴隷として連れてこられ、アメリカに定着し、南北戦争や公民権運動を経て、BLM事件発生までの流れを追う。

    それは圧倒的な差別と格差の歴史だった。
    戦慄した。
    自分は黒人のことなど、何も知らなかったのだと痛感させられた。

    この本を読めば、「いつまで差別、差別と被害者ぶっているんだ」などと、口が裂けても言えなくなるだろう。
    彼らにとって差別とは、尊厳だけの問題ではない。生死に直結しているからだ。

    このような人種間の軋轢から生じる問題は、日本人が感覚だけで理解するのは難しいと思う。
    だからこそ、そこに歴史を学ぶ意義がある。


    この本からは、現代にも通じる、本当に多くの教訓を得ることが出来た。

    ・無知が差別を生むこと
    ・差別や支配をする側は、時にそれを正しいものだと思い込むこと
    ・法律が常に正しいとは限らないこと
    ・法律を修正したからといって、それで問題が解決するわけではないこと
     ・結局はそれを使う人間にかかっているということ
    ・被害者も、時には加害者に転じること
     ・よって社会には、被害者だけがどんどん増えていくということ
    ・一部の人が暴力的な行為に訴えるだけで、全体がそのように見られてしまうこと
    ・黒人にも白人にも色々な人がいること。人種をステレオタイプ化するのは、本当に無意味だということ

    密度が濃く、読み下すのに苦労したが、それでも読む価値のある一冊だった。


    翻って、これほどの断絶の歴史があったにも関わらず、オバマ大統領が誕生したことは、アメリカの一つの奇跡だとすら言える。
    それは人類の強さだと思う。

    もちろんまだまだ問題は山積みだが、それでも、少しずつでも世の中が良くなっていくことを願う。

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    2026年02月26日
  • アメリカ黒人史 ――奴隷制からBLMまで

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    奴隷制の下でどんなことが行われていたのか、詳しく記載されていた。人種差別の問題がこんなにも根深く、現代にいたるまで続いていること、その複雑さを理解できて大変勉強になった。

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    2024年09月05日
  • アメリカ黒人史 ――奴隷制からBLMまで

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    残酷かつ理不尽な形で新大陸につれてこられた人々が、人間としての権利を主張することにこれだけの困難がともなって、今なお達成されていないのだなとあらためて思い知らされた。前進があればそれに倍するほどの反動があり、特に南北戦争後、奴隷解放宣言による一瞬の希望のあと、「南部再建期」にそのほとんどが無に帰したあたりは胸がいたくなる。公民権運動と、それに対する恐ろしいまでの暴力やテロ、暗殺もまたしかり。

    それでも、多くの犠牲を払いながら前進をつづけてきて、今日のブラックライブズマターまでつながっているのだということがわかる。

    一度読んだくらいでは人に説明できるほど身につきはしないけど、最後のほうにジョン・ルイスも登場したので、また『MARCH』三部作を読み返そうかなと思った。

    あ、ちなみに読みおわってからはじめて「あ、翻訳だったのか!」と気がついた。かっちりした硬めの文章ではあるけど、不自然なところは一切なく、学者さんが一から書き起こしたのだと思って読んでいました。

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    2024年06月03日
  • 地図で読むアメリカ

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    日本でも東西で差異があるように、アメリカというより広大で、多様な民族の国において発生している地理的差異を理解するきっかけとなった。
    多くの地域の特色は、移植者のルーツや宗教、気候や地政学的要因によって現代の状態へ繋がっており、突発的に発生するようなものではない。

    日本にいて何故アメリカの地理知識?と感じるかもしれない。しかし、アメリカという括りはあまりにも範囲が広く、実態は捉えきれない。本書はざっくりとその全体を把握するためのものである。

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    2026年04月23日
  • 地図で読むアメリカ

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    アメリカのことって知らないことが多い。理由はシンプルだ。国があまりにも大きすぎるから。大きすぎる故、大陸内での移動の歴史もヤバいぐらい深い。そこから生まれた局地的な出来事や特徴も膨大。だからこそ、あえて地図という大局的視点から見ることが必要なのかも。

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    2026年04月15日
  • アメリカ黒人史 ――奴隷制からBLMまで

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    奴隷制が始まって以来、黒人は白人による差別や迫害に常に遭ってきた。奴隷船やプランテーションでの非人間的な扱いを生き延び、解放され自由民になっても、「約束の地」である北部に逃れても、彼らが人種差別から解放されることはなかった。四〇〇年にわたり黒人の生活と命を脅かしつづけてきた差別と、地下鉄道、公民権運動、そしてブラック・ライブズ・マター(BLM)に至る「たたかい」の歴史を、アメリカ南部出身の著者が解説する。
    この本の目次
    第1章 アフリカの自由民からアメリカの奴隷へ
    第2章 奴隷としての生活
    第3章 南北戦争と再建―一八六一〜一八七七
    第4章 「ジム・クロウ」とその時代―一八七七〜一九四〇
    第5章 第二の「大移動」から公民権運動まで―一九四〇〜一九六八
    第6章 公民権運動後からオバマ政権まで―一九六八〜二〇一七
    第7章 アメリカ黒人の現在と未来

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    2021年07月14日
  • 地図で読むアメリカ

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    アメリカ出張の行きのフライトの中で読んでみました。本当に広く場所によって全く特色や歴史、気候などが違うことが知れて勉強になった~

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    2026年08月31日
  • 地図で読むアメリカ

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     我々日本人はアメリカという国を知っているようで知らない。歴史が短いので、ヨーロッパ諸国より歴史に触れることが少ないのだ。この本は、アメリカの50の州を10の地方に分けてその特徴や歴史を語っている。アメリカの州はそれぞれ日本の都道府県より強固な権限を持っているが、その州もその地域によってかなり違う文化・経済や民族で構成されて、歴史も異なるのだ。そもそも我々は、東京一極集中の国に住んでいるので、アメリカもニューヨークに集中した国と考えるのは間違いだ。そもそもニューイングランド6州を合わせても、カリフォルニア州の人口に敵わないのであり、そのことは大統領選挙選挙人の人数が、カリフォルニア州が55に対し、ニューイングランド6州合わせても33にしかならないのだ。州の名前と位置をインプットするだけでも本書は役に立ちます。

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    2026年05月26日
  • アメリカ黒人史 ――奴隷制からBLMまで

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    アメリカ黒人の通史が良くまとまっています。現代に近づくにつれやや情緒的になることはやむを得ないでしょうか。

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    2021年04月05日
  • アメリカ黒人史 ――奴隷制からBLMまで

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    ネタバレ

     「ブラック・ライブズ・マター」、その歴史を学ぼうと手に取った。
     1863年のリンカーン大統領による奴隷解放宣言から1世紀が経過し、1964年の公民権法、1965年の投票権法、メディケアという高齢者医療制度など、徐々にではあるが制度が整備されている。しかし、一方で黒人をはじめとする非白人が持つ根深い構造格差(教育、就職、所得、資産管理等)や白人からの偏見が重くのしかかっている。
     黒人初のオバマ大統領の誕生は米国の懐の広さを感じたものだが、そのオバマ氏もねじれ上・下院や人々の偏見で思ったような政策を進めることができなかった。白人至上主義者や白人の生活力が低い人々からの強い抵抗もあったことだろう。
     2000年代のはじめには黒人の若年層の12%が刑務所に入っているという驚きのデータもあるという。四世紀にもおよぶ人種差別の根深さを感じる。今後、非白人の人口が白人に迫ってきたとき、この国に何が起きるのだろう。

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    2021年02月21日