新井祥のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
妹から、「6巻貸して」とメールが。
6巻、出てるかの?「性別R」というのなら、この前買ったけど……。と、調べてみたら、出てました。
ということで、大きな本屋で探してみたけれどなさそう……。検索機で、探してみると、「在庫あり」。
検索結果をよく見てみたら、女性向きマンガの棚に入ってました。
……女性向きなんだ……。
BLネタも多いので、それで正しいのかも。
真面目なことをかくと、こうやって、マイノリティのことでも、おおっぴらに話せるというのは、やっぱり、大切なことだと思います。
常識として知らないというだけで、けっこう、人を傷つけたりすることもあると思うので。
モラルの面では、うけいれ -
Posted by ブクログ
「男性」が入る男湯と、「女性」が入る女湯。その中間にあるのが中性風呂である。その伝でいけば「中性湯」じゃないかという気もするが、それだとアルカリ性湯や酸性湯がありそうなので、中性風呂(なのかどうかは知らない)。
またすっとんきょうな設定を出してきたもんだなあ、と思ったのだけど「顔は女性で男性器のあるひと」などを簡単に描くための設定だった、とあとがきで読んで納得。
たしかに作者自身のような中性(半陰陽)から青山先生のような男性ホルモンを打つレズビアン、豊胸手術したおかまさん、胸を取ってヒゲを伸ばしたおなべさん、性同一性障害の女性・男性、はては女性化のために豊胸手術したけど女性ホルモンは打たずに男 -
Posted by ブクログ
あ、青山先生!
いや、たしかに今までもノンケキャラとしては妙に登場頻度が多くて違和感があったけど、そういう人だったのか!
最初、馨さんも同じ学校かと思ってすげえ率高いなこの学校!とか思ってしまった。そういや生徒にも半陰陽らしい人がいたというエピソードもあったり、妙にカオティックな学校だ。校長がそっち方面に寛容な人だからなのか?
その青山先生の自分探し(性的な意味で……と書くとまた意味が違っちゃうのか)サーガがなぜか連載のように続いているのが面白かった。はた目にはなんだか青山先生がものすごい迷走をしている。
素人考えだけど、カムアウトや自覚が生まれた直後って自分がどうあればいいのか明確なイメー -
Posted by ブクログ
前巻と時系列が思いっきり前後した回がいろいろ再録されていて、読んでいてくらくらしてしまった。
できごと(離婚とか就職とか)の流れが壊れているのもそうだけど、作者の自分の性に対するスタンスも揺れていて、そこが奇妙な混乱を呼ぶ。
えーと、作者自身の心(ジェンダー的に)は男、でいいの? いやそれすら半端なのか、……でもそれは昔の話だったっけか? いやそれよりさらに昔はもっと女性寄りで……で相手としては男性もイケて、でも女として育ったけど女性も好きで、いやでも女学生時代はどうだったっけ? 自己認識が男性だけど男性と結婚して、でも性的には両方ともOKで、その結婚相手は男性はダメだけど作者の体が男性化する -
Posted by ブクログ
最初に本屋で見たときは両性具有者だけの世界を描いた手塚治虫系のSFだと思ってました。だって表紙からしてそんな感じじゃん! オビの裏を見なかったら死ぬまでずっとそう思ってたんだろう。思い込みというのは恐ろしい。
「本当にあった笑える話」系に初めて手を出したけど、えーと、みんなこういう感じなんですか……?(知らないけれど、イメージ的にたぶんちがうような気がする)
特にエロ方面のかなりミもフタもない描き方には「えげつないなー」と思うと同時に、いろいろナゾだった点の好奇心を満たしてくれてありがたくもある。
むしろ半陰陽がらみじゃない小ネタ(各話の最後に2つほどあるやつ)が「ただの本当にあった笑える話