泉坂光輝のレビュー一覧

  • 神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル

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    「本当に大切なものを見つけてくれる探偵(残念イケメン)」と法学部在籍現役女子大生の助手の組み合わせ。
    丁寧に描かれた京都の街や空気や人の関わり。日本文化を取り入れた謎解き。文系の人間には本当にハマる設定。シリーズ第1巻、続きが楽しみです。

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    2025年07月12日
  • 神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル 冬夜に冴ゆる心星

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    ネタバレ

    ナラちゃん…!壱哉もいろいろ乗り越えて、ナラちゃんの気持ちも知って、むしろここからだからがんばれ!ナラちゃんかわいい!

    シリーズものの小説を読む度に思うことだけど、記憶力の乏しい私は、この出来事の伏線となるようなことがあったはずなのにはっきり思い出せない…みたいなことが多くてもどかしい。
    電子書籍はあまり好きじゃないけど、「この出来事は〇巻のこのセリフがきっかけです」みたいなリンクができたら電子で読むメリットもあるなぁ。

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    2025年08月31日
  • 神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル 冬夜に冴ゆる心星

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    心星(しんぼし)とは北極星の別名だそう。回り道をしても見失わない道標としてピッタリ。大切な人、手放したくないもの、それぞれが心に抱いて、いつか手を取り合い寄り添うその日まで、そしてその先もずっと。
    次巻の刊行、楽しみ。

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    2025年07月14日
  • 神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル 秋霖と黄金色の追憶

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    秋の深まりと共に二人の仲も深まるか?シリーズ第3巻。
    今までより深くどっしり重い空気を感じる。ナラちゃんが祖父の懐中時計を落としてしまったことから、過去の話をする事になる壱弥。
    寄り添おうとする彼女の気持ちに感情移入しまくり。

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    2025年07月13日
  • 神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル 夏惜しむ、よすがの花

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    一つ一つの依頼に丁寧に、心の蟠りや人間関係の気まずさもほぐしてくれる探偵と女子大生助手の日常の謎解きシリーズ第2巻。
    着物の紋様の話とか京都の観光名所とかが随所に出てきて、日本文化満喫。それぞれの話のタイトルも素敵。

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    2025年07月13日
  • 神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル 冬夜に冴ゆる心星

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    冬景色の京都東山を舞台にした優しい謎解きの物語。3編それぞれの依頼者達が大切な人と向き合えるようになるための過程と、ナラと壱弥との関係性の変化が丁寧に描かれていた。掛け軸のお話が好きだったな。穏やかに進む物語のテンポが心地よい。次の展開が楽しみ

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    2025年08月19日
  • 神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル 冬夜に冴ゆる心星

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    親子や夫婦、家族、友人といった大切な人への想い、そしてその大切な人とどう向き合うのか3編それぞれの形があり興味深かった。壱弥とナラ 、2人の関係も変わっていきつつそこに主計も加わってきてそこも気になるところ。

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    2025年04月16日
  • 神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル

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    たまたま見つけた新しい京都もの。イケメン男子と若い女性と云うパターンは定型やけど、推理物としてもしっかりしている感じ。次も読もう

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    2024年02月04日
  • 神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル

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    祖父が事務所を構えていた場所は
    今は別の人物が探偵事務所を開いている。

    3篇入っているのですが、ミステリーというより
    確かに謎、という感じ。
    しっとりしているような内容でした。

    いなくなった友人、母の指輪の行方
    行方不明の猫の飼い主。
    自分の生活が基準になるので、最初の話については
    双方仕方がない、というべきか。
    まったくそこを考えなかった片方が微妙というべきか。
    ふたつ目は、最後がすごい展開になってましたが
    拗らせた人は、なかなか大変だな、と。
    最後の話も、双方の認識が…というものでしたが
    人はともかく、猫はどうしようもない話。

    そして微妙な過去の話。
    ここもここで謎ですが、語られず、

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    2023年12月20日
  • 神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル

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    なんかこれまで読んだ京都ものと違うなあと思ったら、これまで読んでいた小説は男性は京都弁でも、主人公(女性)は標準語だったのです!この本は(初めて?)主人公も京都弁を話すのですが、(主人公目線の)語りの部分は(当たり前だけど)標準語で、ふと、実際の京都の人はどういう言葉で考えているの?と思ってしまいました。続編で二人のこれからが見たいと思う一方で、探偵さんの忘れてしまった過去が甦るのがこわいような気もするのです。

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    2021年02月07日
  • 神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル

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    ネタバレ

    金銭的には寧ろ損になるようなことでも、それが誰かの心の救いになるのであれば、彼は依頼を引き受ける。
    そして依頼者が頼んでいないことにまで足を踏み込んで、心の蟠りを解いていく。
    そこまでしなくてもいいだろうにと思わなくはないが、ただ依頼を終えただけでは解けなかった誤解や心の淀みが依頼者や関係者から消えているのをみると、そういう探偵がいてもいいのかもしれない。

    京都が舞台ということで、登場人物は自然と京都弁を喋っている。
    生きた京都弁がそこここに溢れていて、会話を読んでいるだけでも京都のあの雰囲気が伝わってきて楽しかった。

    事件の内容は上記の通り、最終的には依頼者たちの心の中にまで踏み込むため

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    2020年05月19日