田崎基のレビュー一覧
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金に困窮して気軽な気持ちで犯罪に手を染めていく人々の実態が生々しい
騙される側である老人への啓蒙も重要だが、加担する側の予防と、犯罪に使われるツールの制限がされて行ってほしいPosted by ブクログ -
最近話題になる強盗事件が特殊詐欺によって起こっていたとは全く知らなかった。
軽い気持ちで小遣い稼ぎをしようとした人がどんどん思い犯罪に加担させられていく過程を聞くと背筋が凍る思いだった。Posted by ブクログ -
★★★
今月8冊目
もはやオレオレ詐欺ではなくあらゆる手を使ってやってくる。
しかし驚いたのはトップにヤクザ絡んでて稲川会はすまんと法廷で争いはしたもののお金を返したこと。
手口が巧妙なだけに末端が捕まっても大元はなかなか捕まえられないだろうPosted by ブクログ -
オレオレ詐欺、キャッシュカードすり替え詐欺等の現代型犯罪に加担した若者達のこれまでと末路。辞めたくなっても辞められない、これが一番怖い。特に、家族を殺すと脅され、昼夜問わず指示を受けて受け子出し子を繰り返した男が追い詰められて行く様は、胸が詰まる。Posted by ブクログ
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タイトル通りなのだけど、本書の特徴は犯人側の立場で書かれていることだろう。
末端の出し子から、まぁまぁ上のレベル(独立系?小グループのボス)まで、それぞれの事情や手口が語られる。
どこまで本当なのか分からないところも含め、読み応えはあった。Posted by ブクログ -
最近よく耳にする強盗。強盗が何故、若者の間で流行ってしまっているのか。流れが分かってよかった。
お金がないからを理由にされると、日本では増加の一途辿ってしまいそう。Posted by ブクログ -
新聞連載をまとめた本なので、ひとつひとつのトピックが細切れで掘り込みが浅い印象。
著者の”原発依存の継続は、米国が仕組んだ日本の「経済的武装解除」だったのではないか”との推測が興味深かった。
巻末の白井聡さんの「国体」の議論が参考になった。Posted by ブクログ -
「この国は近い将来、戦わずして『敗戦』状態に陥るのではないか。これまでに起きた出来事の一つ一つの点を線で結び、時代を立体的に捉えることで、見えてくる構図。それが令和日本の『戦なき敗戦』である。迫りくるその焦土を、私たちは避けることができるだろうか。」(本書「はじめに」より。)
上記の視点から、労働...続きを読むPosted by ブクログ -
新聞記者にありがちな中身。「実質賃金の低下」「製造業の空洞化」「自衛隊明記だけの憲法改正」「異次元金融緩和の弊害」「桜を見る会」「沖縄問題」「エネルギー問題」・・。取り上げているテーマは多岐多様であるが、どれも分析が不十分で、明快な解決策も持ち合わせていない。特に経済は、いわゆる「国の借金」について...続きを読むPosted by ブクログ