令和日本の敗戦 ──虚構の経済と蹂躙の政治を暴く

令和日本の敗戦 ──虚構の経済と蹂躙の政治を暴く

825円 (税込)

4pt

3.5

崩壊寸前のこの国は、やがて「令和の敗戦」を迎える……異次元政策のせいで循環せずに停滞し続ける景気、成長なき経済状況のもと疲弊しきった「働く人」と拡大する格差、隠蔽と欺瞞が常態化し民主主義を蹂躙する政権の振る舞い。2013年以来「この道しかない」と各政策を掲げ続ける安倍晋三首相が、戦後最長の期間政権の座に留まったことの末路だ。戦わずして「敗戦する国」日本の正体を、経済・社会・政治の各現場を取材した気鋭の記者が炙り出す。

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令和日本の敗戦 ──虚構の経済と蹂躙の政治を暴く のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年08月11日

    新聞連載をまとめた本なので、ひとつひとつのトピックが細切れで掘り込みが浅い印象。
    著者の”原発依存の継続は、米国が仕組んだ日本の「経済的武装解除」だったのではないか”との推測が興味深かった。
    巻末の白井聡さんの「国体」の議論が参考になった。

    0

    Posted by ブクログ 2020年09月16日

    「この国は近い将来、戦わずして『敗戦』状態に陥るのではないか。これまでに起きた出来事の一つ一つの点を線で結び、時代を立体的に捉えることで、見えてくる構図。それが令和日本の『戦なき敗戦』である。迫りくるその焦土を、私たちは避けることができるだろうか。」(本書「はじめに」より。)

    上記の視点から、労働...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年07月11日

    新聞記者にありがちな中身。「実質賃金の低下」「製造業の空洞化」「自衛隊明記だけの憲法改正」「異次元金融緩和の弊害」「桜を見る会」「沖縄問題」「エネルギー問題」・・。取り上げているテーマは多岐多様であるが、どれも分析が不十分で、明快な解決策も持ち合わせていない。特に経済は、いわゆる「国の借金」について...続きを読む

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