赤石晋一郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
トランプの手法の「非を認めない」「つねに攻撃」を思い出させる、韓国の政府・市民団体・メディアの反日対応。ひどいのは日本からの賠償金を被害者に渡さずに、漢江の奇跡という経済活動に使ったり、市民団体の上層部が私腹を肥やしたりと、やりたい放題が描かれている。その根底には統一教会同様、日本には何を言っても、日本人からむしり取っても大丈夫。メディア、世論はついてくると言う意識が根差している。しかし、本当に考えなければならないのは、問題になっているすべての悲惨な状況は、第二次大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争という戦争が引き起こしたものだと言うこと。戦争は普通の人を狂気にする。新たな被害者を生まないためにも、戦
-
Posted by ブクログ
※大手メディアの実質の支配者に依存するメディアにはスクープはできない。
BBCに先を越された ジャニーズ報道
タブーに踏み込むキャンペーン報道の条件
スクープであることではなく、全体構造を明らかにすること
社会問題として調査・結論 解決の道筋を探す
松本人志 上納システム
お笑い芸人の地位を上げたのがダウンタウン
2009年 吉本興業上場廃止 キー局参加番組シェア50%以上 低コストで視聴率
メディアの支配者 軒を借りながら母屋を乗っ取る
2024年 女性と文春 訴訟取り下げ 個人情報開示を要求 誹謗中傷のリスク
報道による名誉棄損裁判は 報道機関に立証責任
-
Posted by ブクログ
たまたま元文春記者の本を続けて読んだ。お二人で今はYouTube番組をやっておられるらしい。
「なぜ週刊誌だけがスクープを連発できるのか」というタイトルの答えは簡単で「週刊誌しか自由に書けるメディアがないから」らしい。そうだとするなら、すごく貴重で社会的な意義も大きいメディアだと思う。
もう一つ、ハッとしたことが、週刊誌は弱者に寄り添うメディアだと書かれていたことだ。そんなこと考えたこともなかったが確かにそうだ。政治の、政治家の問題も、大企業や有名人のスキャンダルも、被害者がいたり、国民が被害者だったりするわけだし、驕り高ぶる人の前で犠牲になっている、その人の力(逆襲と言っては言葉が悪いだ -
Posted by ブクログ
タイトルに「取調室」秘録とあるように、基本的にはいくつかの有名事件に関して「どのように犯人を落としたのか」を語るノンフィクションである。
それぞれの事件は興味深いものがあるが、正直な話、著者は何が書きたかったのかな?というくらい「実がない」。
まず、著者は全てにおいて警察側(大峯氏)に肯定的である。否定的な描写は一切、ない。
私個人としてはこの本で披露される「落とし」のテクニックは危ういものにしか見えないのだが、それを検証してみることはしない。勿論証拠固めをしっかりやっているから公判が維持できて有罪判決がくだったのだろう(と思いたい)が…。
「落とし」に絞ってしまったせいで、すごいというより恐