赤石晋一郎のレビュー一覧

  • 完落ち 警視庁捜査一課「取調室」秘録
    警視庁捜査一課の伝説の刑事の携わった事件を追う。週刊文春の連載の単行本。

    ロス疑惑から首都圏連続幼女誘拐殺人事件、地下鉄サリン事件、世田谷一家四人殺人事件など。伝説の刑事が退職した後に取材したノンフィクション。

    特に取調室での緊迫のやり取りが実にリアル。可視化だ容疑者、参考人の人権など、本書の主...続きを読む
  • 完落ち 警視庁捜査一課「取調室」秘録
    昭和・平成の重大事件の内幕をつづる刑事の事件簿。簡潔、テンポ良い文章で一気に読ませる。週刊誌記者である著者の力量に感心。
  • 完落ち 警視庁捜査一課「取調室」秘録
    タイトルに「取調室」秘録とあるように、基本的にはいくつかの有名事件に関して「どのように犯人を落としたのか」を語るノンフィクションである。
    それぞれの事件は興味深いものがあるが、正直な話、著者は何が書きたかったのかな?というくらい「実がない」。
    まず、著者は全てにおいて警察側(大峯氏)に肯定的である。...続きを読む
  • 完落ち 警視庁捜査一課「取調室」秘録
    食材としては一級品! 調理、盛り付けがイマイチでもったいない印象...。こんな簡単に落ちちゃう? もっと手に汗握る攻防があったんじゃないんですかねぇ...。終章は順番間違えてるなぁ...。人と向き合う姿勢には共感できる一冊。
  • 韓国人、韓国を叱る~日韓歴史問題の新証言者たち~(小学館新書)
    隣国とのいろんな問題について、隣国人の、生の声を聞く。
    叱る、と言うタイトル通り、隣国の動きに対して批判的な声を拾っている。報道される隣国の、大勢とは違う声があると言うそれはそうなのだろうなと思う。
    ただ、根っこの、被害者であり救済されるべきだ、という考えは変わらない。

    なんかその辺がやっぱり違う...続きを読む