藤嶋桂子のレビュー一覧

  • ドリトル先生航海記

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    ドリトル先生シリーズ第二弾。100周年を記念してアメリカで刊行された改訂新版を完全新訳。時代に即した改訂。

    前作から5年後。ドリトル先生に助手スタビンズ君がつき、彼の視点から物語が語られる、ホームズ&ワトソン構図に。
    「動物の言葉がわかる」という設定を最大限に活かす、法廷バトルや闘牛のアイデアが見事。
    動物たちのすべてが良い子ちゃんではなく、中には性格の悪いやつも出てきたり、何気ない会話が子供にありがちなたわいないケンカ風に描かれていたりするのもリアリティがあってよい。ただ本作には人間どうしの戦闘シーンがあり、この改訂新訳版にはマイルドにしすぎて大人が読むと不自然に思える箇所がある。ここはか

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    2024年09月02日
  • ドリトル先生航海記

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    ネタバレ

    100周年記念版のとても豪華な装丁の本です。

    内容は100年前の作品ですが、子供でも楽しく読めたようです。
    私もかなり久しぶりに読みました。
    貝との会話など覚えているシーンも沢山ありました!

    少し前に竹田津実さんの本を読んだばかりなので、獣医の仕事の辛さを味わったばかりですが、ドリトル先生を読んだ後は獣医に憧れてしまいます(笑)

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    2023年04月03日
  • ドリトル先生航海記

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    ドリトル先生シリーズの100周年を記念してアメリカで刊行された改訂新版。
    100年の時を経ても変わらないユーモアやワクワク感。
    そして21世紀にふさわしい内容と読みやすい完全新訳。
    大好きな金原瑞人さんの訳。めちゃめちゃ読みやすい。
    巨大カタツムリ→ガラスカタツムリに。
    帰り道はガラスカタツムリの中に入れてもらうシーンが1番好き。
    まだ誰もみたことのない素晴らしい海底を観察する様子が目に浮かぶ。
    とても印象的。
    イラストもたくさん。
    こういう良書をたくさんの生徒に読んで欲しいと思う。

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    2022年05月12日
  • ドリトル先生航海記

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    大人になってから、本を読むようになったので
    児童書はほとんど読んだ事がないので、
    名前は聞いた事があるけど読んだことのない児童書がたくさんあるので、たまに読んでみる。

    そうやって、大人になって児童書を読んだ時、
    変に冷めたところのある子供だったから、子供の頃本に夢中になれなかった気持ちを思い出したりすることの方が多いのだけど、このドリトル先生航海記は凄く楽しかった。

    子供の頃に読んでたら多分私には何にも面白く
    感じなかっただろうなと思う。
    そして、子供の頃にこういった本を
    楽しめたのなら良かったのになって思った。

    ずっと鳥を飼いたいと思っていたんだけど、
    この本を読んだら飼っちゃいけない

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    2024年10月21日
  • ドリトル先生アフリカへ行く

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    ▼大昔に岩波少年文庫でこのシリーズは楽しんだ記憶が。今回この新版は、作者のお子さんが手を入れて、「現在だと差別的と言われる箇所」をざっくりカットしたそうで。なるほど、「ちびくろサンボ」状態で、今のご時世だと展開がむつかしかったのかもしれませんね。こういうの悪くないと思います。ただ、確かに作者の子供、とかそういう権利者が自分で手を入れないと難しいかもです。

    ▼娘(8)に読み聞かせながらで通読。反応は悪くない。やはり面白いですね。個人的には「マエモウシロモ」という動物がなかなか爆笑ものだった。そして、ドリトル先生というキャラがすっとぼけていて、これは良いキャラだなあと思いました。いわゆるイギリス

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    2024年01月18日
  • ドリトル先生航海記

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    大人になってから再度読むと、懐かしさも加わって新鮮な気分でワクワクできました。
    自分ちの庭に動物園を作る空想、私も子供の頃、夜の布団の中でよくしてたなーと思いだす。

    動物の言葉を理解し話すこともできるドリトル先生が、何故動物の言葉を熱心に勉強してるのか聞かれた時に「だって言葉の通じない医者に診られることほど怖いことはないだろ」っていうのがドキッとした。確かに。

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    2024年03月11日
  • ドリトル先生航海記

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    小学生の頃、周りでは流行っていたけどちゃんと読んだことがなく、金原瑞人さんが翻訳されたということで初めて読む。動物と話せるドリトル先生。物語は助手の残した航海記という体裁。

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    2022年05月19日